
三井不動産グループでは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」という理念を掲げています。大規模なマンションや住宅地の開発に当たっては、新規居住者のコミュニティ形成や、周辺の既存コミュニティとの交流などをサポートすることが、ディベロッパーとしての責務であると考え、エリア特性や開発規模などに応じたコミュニティづくりに取り組んでいます。
「芝浦アイランド」の自治会組成支援
賃貸マンション「芝浦アイランド ブルームタワー」(東京都港区)が2008年9月に竣工し、「芝浦アイランド」開発プロジェクトは全体竣工しました。「芝浦アイランド」は、幼稚園やシニア住宅、クリニックモール、フィットネスといった施設を備え、子育て世代からシニア層まであらゆる世代が安心して豊かな暮らしを送れる“ジェネレーションミックス”の街を目指しています。
この目標を実効あるものとするため、「芝浦アイランド地区街づくり推進協議会」(理事長:三井不動産)では2007年の島開き以来、各種イベントや防災啓発などを通じて、芝浦アイランド住民や地域住民の交流をサポートし、行政(港区芝浦港南地区総合支所)の地域政策課題である「新旧住民のコミュニティ形成」の支援をしてきました。さらに2009年3月には、分譲棟であるケープタワー・グローヴタワーの各管理組合と、賃貸棟(エアタワー・ブルームタワー)を運営管理する三井不動産の三者で「芝浦アイランド住民自治運営協議会」(芝浦アイランド自治会)の設立に合意。
2009年夏から「芝浦アイランド」約3,800世帯のための港区最大の自治会が本格活動を開始しました。
今後、芝浦アイランド自治会では住民による組織運営により、48〜49階建の超高層マンションが4棟並ぶこの島の防災計画の策定や地元NPO等との連携によるイベント企画を通じて、「安心・安全」や「楽しみ・快適」の実現を図っていく予定です。
この取り組みは今後も継続していきますが、開発事業完了後の自治会組成支援は当社としても新しい試みであり、他の大規模開発にも生かしていきたい考えです。
「芝浦アイランド地区街づくり推進協議会」の主な活動(2008年度)
三井不動産も参加する「街づくり推進協議会」が地域コミュニティ形成や街の活性化のために行っている活動の主なもの。
| 年 |
月日 |
活動内容 |
種別【注】 |
| 2008年 |
4月5日 |
ドッグクラブ交流会 |
ドッグクラブ |
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8月4日〜29日 |
早朝ヨガ・太極拳・ピラティス |
イベント |
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9月7日 |
防災フェア |
自治会 |
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9月11日 |
ドッグクラブの夕べ |
ドッグクラブ |
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9月27日 |
アイランド・フェスタ |
イベント |
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10月18日 |
自治会設立ワークショップその1 |
自治会 |
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11月8日〜9日 |
防災講演会 |
自治会 |
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11月23日 |
ガイドウオーク |
イベント |
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11月24日 |
自治会設立ワークショップその2 |
自治会 |
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11月28日 |
ワイン&クルーズ |
イベント |
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12月14日 |
クリスマスコンサート |
イベント |
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12月14日 |
メディカルダイエット講座 |
イベント |
| 2009年 |
2月15日 |
わんちゃんアロマテラピー |
ドッグクラブ |
注 活動の種別:
<イベント>
島の内外の協力者と共同で企画・実施するさまざまなイベント。
<ドッグクラブ>
ペットにも優しい街「芝浦アイランド」のドッグクラブ加入者向けの活動。
<自治会>
自治会の設立に向け、住民がその目的等を理解し、話し合える場としてのイベント。

三井不動産グループでは、「災害に強い街づくり」に力を入れており、地域の防災・減災にも貢献したいと考えています。建築や設備といったハード面だけでなく、「芝浦アイランド」における地域コミュニティづくりと連動した防災啓発活動のようなソフト面でも、「災害に強い街づくり」に取り組んでいます。
地域防災への貢献で東京消防庁から表彰
東京消防庁からの感謝状
「パークシティ浜田山」(東京都杉並区)では、隣接する町会と三井不動産レジデンシャル(株)の間で「大規模災害発生時の防災協力に関する覚書」を取り交わし、敷地内に近隣住民用の防災備蓄倉庫を設置しているほか、災害時にマンション中庭を避難スペースとして周辺住民に開放するなど地域防災への取り組みを積極的に進めています。
その一環で、共用棟の一部を防災資機材倉庫として杉並消防署に無償提供していることについて、2009年3月、地域防災への貢献により東京消防庁から表彰を受けました。
災害時に避難可能なオープンスペースを整備
2009年3月に竣工した分譲マンション「パークコート神宮前」(東京都渋谷区)は、「地域防犯のモデルとなる街づくり」「防災機能の強化を図った安心・安全な街づくり」を目指して、「神宮前M-SQUARE」(オフィス・商業棟)および原宿警察署と一体で開発されました。
災害時の避難場所として利用できるオープンスペースを整備し、停電時には太陽光発電で点灯可能なハイブリッド照明を設置するなど、地域の防災拠点としての機能に配慮しています。
オープンスペース
ハイブリッド照明

三井不動産グループでは、“ライフソリューションコミュニティ”というコンセプトのもと、「地域コミュニティの核」となる商業施設を目指しています。単なる買い物スペースではなく、地域に必要とされるさまざまなサービス機能を集積することで、人や情報の交流の場を提供し、地域活性化に貢献するという考え方です。
地元自治体の情報発信拠点を設置
2009年6月にグランドオープンした「ららぽーと磐田」(静岡県磐田市)では、地元磐田市が「磐田市コミュニケーションセンター」を設置。市内の観光情報や地場産業に関する情報を発信するほか、住民票の写しなどを交付する行政サービスコーナーも設けられています。また、地元企業ヤマハ発動機(株)と提携したレンタサイクル(電動自転車)貸出所を、磐田市公募先の運営会社により運営しています。これは、自家用車での来訪客などを市中心部へ誘導し、中心市街地活性化に寄与しようとする試みです。
磐田市 コミュニケーションセンター
レンタサイクル貸出所
“地球のために、みんなのために”〜商業施設が展開する「エコハロー!」活動
2009年9月にオープンした「ららぽーと新三郷」(埼玉県三郷市)にも、三郷市の公共スペース「ららほっとみさと」が設置されています。新三郷ららシティと三郷市における環境への取り組みの紹介や、地元の子育て関連情報の発信なども行っています。「ららぽーと新三郷」では、エコガーデンをはじめ環境を考える各種施設(人が歩くと発生する振動を床で吸収して発電する「発電床」など)や、魚を見るだけではなく実際に触れ合って遊べる「よしもと遊べる水族館」など、体験型の環境啓発等の取り組みにも力を入れています。

六本木をきれいにする会の清掃活動
各事業における全国各地の拠点で、地元コミュニティとの交流や地域貢献のため清掃活動に参加しています。東京ミッドタウンで運営スタッフやテナントが参加している地元有志の活動「六本木をきれいにする会」をはじめ、各事業でも下記のようなさまざまな地域清掃活動などに参加しています。
<ビルディング事業>
近隣へのボランティア活動の一環として、「日比谷三井ビルディング」(東京都千代田区)周辺の清掃活動を週に1回行っています。また、有楽町町会や丸の内警察が主催する地域のパトロール活動や清掃活動にも月に1〜2回参加しています。
<商業施設事業>
地域コミュニティとの連携を深める意味も込めて、商業施設運営スタッフ、および賛同していただいているテナントスタッフを中心に実施。「ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)、「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(横浜市金沢区)などで、週1回〜月1回程度行っています。
<賃貸住宅事業>
「パークアクシス青山一丁目タワー」(東京都港区)では、現地スタッフが地元の青山一丁目町会などとともに「南青山をきれいにする会」を立ち上げ、毎週の清掃活動のほか、違法駐輪自転車への警告ステッカー貼りなどを実施しています。
<ホテル事業>
社会貢献活動の一環として、「三井ガーデンホテル銀座プレミア」(東京都中央区)、「三井ガーデンホテル千葉」(千葉市中央区)、「三井ガーデンホテル柏」(千葉県柏市)、「三井ガーデンホテル大阪淀屋橋」(大阪市中央区)の各ホテルスタッフが、地域清掃活動に参加しています。