三井不動産グループでは、街づくりを通して、社会・経済の変化をとらえた「新たな価値」を創造し、社会の発展に貢献することをCSRの重要なテーマとしています。その考えは、三井本館や霞が関ビルを建てた時代から変わっていません([特集1]を参照)

三井不動産グループの開発プロジェクトなど4件が、2008年度グッドデザイン賞※を受賞しました。三井不動産グループの受賞は、2000年度に単体の分譲マンションとして業界で初めて受賞して以来、今回で9年連続となります。今回は、ハードとしての建築物以外に、「三井のマンションによるエコの取り組み」や「ピノキオプロジェクト」といったソフト的なプロジェクトでも受賞しています。これは、不動産開発における三井不動産グループの取り組みが、多様な価値創造に結実していることを示すものです。
※日本産業デザイン振興会が主催する国内唯一の総合的なデザ
イン評価・推奨制度。優れたデザインを社会に普及させることに
より、人々の豊かな生活と産業の発展を後押ししようというもの
2008年度「グッドデザイン賞」受賞プロジェクト
- 「三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ」(千葉県浦安市)
- 「アーバンドック パークシティ豊洲」(東京都江東区)
- 「三井のマンションによるエコの取り組み」
- 「ピノキオプロジェクト」
CSRの観点による街づくり
アーバンドックパークシティ豊洲
「アーバンドック パークシティ豊洲」は、2007年度グッドデザイン賞を受賞した「アーバンドック ららぽーと豊洲」と一体的に開発した分譲マンションです。海からの景観を意識したデザイン、屋上緑化や雨水貯留などの環境対策、防災備蓄倉庫の設置、子育て世代居住者の増加に対応する認可保育所の設置など、「景観・環境・防犯・防災・育児」といったCSRの観点による街づくりを行っています。受賞に当たって、「オフィスや商業施設などと複合されている一つの街としても機能している」との評価を受けました。
2008年度のその他の受賞実績
- MIPIM アジア・アワード(2008年11月)【注1】
ショッピングセンター部門 「三井アウトレットパーク入間」(埼玉県入間市)
- テナントが選ぶディベロッパー大賞(2009年3月)【注2】
特別賞 「三井アウトレットパーク入間」
- 大阪・心ふれあうまちづくり賞【注3】
奨励賞「淀屋橋odona」(大阪市中央区)
注1 MIPIM アジア・アワード
不動産プロフェッショナル国際マーケット会議において、アジア地域の優秀プロジェクトを表彰。[主催:リード・ミデム社(フランス)]
注2 テナントが選ぶディベロッパー大賞
テナントとディベロッパーとの「共存共栄」関係をより強めることを目的に贈られる。[主催:繊研新聞社]
注3 大阪・心ふれあうまちづくり賞
高齢者や障がい者の方をはじめ、すべての人にやさしいまちづくりの模範となる都市施設を表彰。[主催:大阪府、大阪市、(社)大阪府建築士会]

「東京ミッドタウン」では、「Diversity On the Green」というコンセプトに基づき、広大な緑地と多様な都市機能を融合させるとともに、人々の交流拠点として“JAPAN VALUE”(新しい日本の価値・感性・才能)を創造・結集し、世界に発信し続ける街”を目指した街づくりを行っています。
2008年度も、アート・デザインやエコをテーマにしたイベント等を通じて、新たな価値の創造・発信と六本木エリアの活性化に取り組みました。
2008年度のイベント例
- Midtown Blossom
(街区内にある桜とともに春の楽しみ方を提案)
- Midtown ♥ SUMMER
(都心の中で、緑や水を感じて涼しく過ごす夏のエコスタイルを提案)
- Tokyo Midtown DESIGN TOUCH
(オークションやセミナー、実演などを通じて「ジャパンデザイン」を楽しむイベント)
Midtown Blossom(桜cafe)
Midtown ♥ SUMMER(ASHIMIZU)

“JAPAN VALUE”を創造・発信する街を目指す一環として、次世代を担う才能を発掘・応援するアワードを開催。
実施されたアート・コンペには478件、デザインコンペには1,102件の国内外からの応募があり、10月に各受賞作品が発表されました。さらに、「東京ミッドタウン」のサポートで、デザインコンペ受賞作品のうち2点が商品化され、販売されました。「Tokyo Midtown Award」は2009年も同様に開催されます。
一般発売された受賞作品「さくら石鹸」(左)と「くつくつした」


東京ミッドタウン
「東京ミッドタウン」(東京都港区)が、「2008 ULI Global Award forExcellence」を受賞しました。アメリカの非営利教育研究機関Urban LandInstituteが主催する、不動産開発分野で権威のある賞です。広大な緑地を港区立檜町公園と一体的に整備したこと、環境に配慮したこと、周辺地域と一体となって街の活性化に努め、六本木エリアを“夜の街”から“昼間も訪れたくなる街”に変貌させたこと、などが評価されました。
「東京ミッドタウン」は2008年度、「第49回BCS賞(建築業協会賞)特別賞」も受賞しました。「調和ある憩いの都市空間、新しい形の都市空間の形成」や「地域活性化への貢献」といった点で評価を受けました。
ULI Global Award 受賞式