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快適なシニアライフを提案する「ケアデザインパッケージ」を新開発・導入したマンション
「パーク・ハイム豊中緑地公園」を販売
"ユニバーサルデザイン(全ての人に優しい住宅)"を追求

平成12年6月21日 三井不動産株式会社

 三井不動産は、7月1日から大阪府豊中市で「パーク・ハイム豊中緑地公園」の販売を開始します。

 本物件は、北大阪急行御堂筋線「緑地公園」駅(「梅田」駅から13分、ビジネス街の「本町」駅から18分)徒歩3分と利便性が高く、しかも甲子園球場の約33倍という広さを誇る「服部緑地」につながる緑道に隣接した、緑豊かで類まれな好環境に位置します。

 三井不動産はかねてより、当社の顧客モニター制度であるMOC<Mitsui Open Communication(通称:モック)>活動等も活用しながら、「生涯にわたって住み続けることが可能な住宅」「全ての世代のどんな方にとっても"優しい住宅"」の具現化に努めておりますが、今回このようなかけがえのない立地において住宅を供給するにあたり、まさにこの考え方を「ユニバーサルデザイン」という言葉に託し、これをテーマに商品の企画をいたしました。

 具体的には、地上9階建、総戸数41戸の本物件は、全戸南向き平均住戸規模80m2超、地下駐車場を含めた全戸分の平面式駐車場を設置するなど、永住する事を前提とした基本計画となっています。各プラン・仕様・設備等については「ユニバーサルデザイン」のテーマに沿い、様々な工夫を標準で随所に組み込むとともに、より多くのお客様にご満足いただけるよう、多彩なメニュープランとセレクションプランを用意しました。中でも特に今後の高齢化社会を見据え、「高齢者の暮らし」にスポットをあて、快適なシニアライフを提案する試みとしてのオプションメニューを「ケアデザイン<*1>」のノウハウを取り入れ新開発、「ケアデザインパッケージ」として初めて導入しています。

 「ケアデザインパッケージ」は、住宅において"要介護となったときの備えをしておくこと"が大事であるという思想に基づき「在宅介護にも耐えられる住まい」の実現を目指したパッケージオプションです。現状日本においては、在宅介護に耐えられる住まいはまだ少なく、特にマンションに関しては要介護となったときに最も大切な水回りの改装がパイプシャフトの位置や床の構造のために制限されがちです。そこで今回当社の介護に関するノウハウを活かし、そういった基本的な構造や設備に充分な配慮を施したうえ、間取りから部資材・設備機器まで様々な検討を行い、「標準仕様:ユニバーサルデザイン」「STEP1:健康なシニアをイメージした付加仕様(有償)」「STEP2:要介護者がいる家族生活をイメージした付加仕様(有償)」の3段階で商品を構成しています。<仕様詳細は別紙参照>

 「ケアデザインパッケージ」は介護マンションや有料老人ホームとは全く異なるものです。通常住宅で必要なものはすべて備え、大きく他のものを犠牲にすることはありません。あくまで「在宅介護に耐えられる住宅」であり、通常の住まいの延長線上にあるものです。三井不動産としては、「パーク・ハイム豊中緑地公園」において、高齢者世代を含めたすべての世代がほどよくミックスされ、活気のある魅力的なコミュニティが形成されることを期待しています。

 「ケアデザインパッケージ」については、今般関西エリアで初めての導入となりましたが、今後首都圏等での導入も視野に入れ、来場されたお客様の声等を検証し、更なる検討を行っていく予定です。

 なお、三井不動産関西支社においては特に、2000年当初より"ひとりひとり暮らしの夢が違うように、ひとつひとつのマンションのあり方も違う中で、新しい時代にふさわしい「マンションの新しい価値」を生み出していきたい"と考え、「everynew mitsui!」のキャッチフレーズのもと「時代と人のニーズを先取りし、これまで以上にオリジナリティに溢れた上質な商品を企画・開発していこう」という活動を行っており、「パーク・ハイム豊中緑地公園」は「快適なシニアライフの提案」という点でまさに「everynew」であり「everynew mitsui!」第一号物件となります。

 モデルルームのグランドオープンは6月24日(土)、現地モデルルームでは「ゆとりある2人暮らしをイメージした81m2の提案型メニュープラン」をご覧いただけます。

 事前広告で1000件以上の反響をいただき、予約制会員限定物件発表会の申し込みは定員の5倍を超え、事前案内会2週間で600組超の来場がありました。

 現地販売センターの連絡先はフリーダイヤル0120−321−805(携帯電話、PHSでも利用可)

以上

<*1>「ケアデザイン」
三井不動産の介護支援事業。来るべき高齢化社会を見据えて「介護のある暮らしを豊かに」「支える人を支える」いうコンセプトで各種活動を実施中。具体的には介護生活情報ギャラリー「ケアデザインプラザ」(東京都世田谷区所在:玉川高島屋SC内)の常設、介護生活情報誌「ケアデザイン」の発刊等。(参考:当社平成11年1月18日付ニュースリリース)

【「ケアデザインパッケージ」で採用した、主な具体的仕様設備】

共通仕様(標準仕様)

  1. 玄関ドアに使いやすいプッシュプル式レバーハンドルとリバーシブルキー
  2. 床段差をほぼ解消(上がり框以外は段差無し)
  3. 廊下幅は広めの1mを確保(壁芯)
  4. 住戸内の廊下、さらに洋室の壁には、それぞれの用途に応じた手摺が設置できるよう、手摺下地を広範囲に設置。トイレ・浴室にもL型手摺下地
  5. 熱交換式24時間換気システムを採用

健康なシニアカップルをイメージしたプラン(STEP1:価格618,000円)

  1. すべての居室扉を、使いやすい引戸に
  2. トイレと主寝室を広くとる設計へ
  3. 洗面室と浴室にはナースコールを
  4. 洗面室には座って着脱衣ができるベンチを設置

サポートが必要な方がいる家族の生活をイメージしたプラン(STEP2:価格1,648,000円)

  1. サポートが必要な方とサポートする方の部屋を設定し、洗面室やトイレへのスムーズな移動を意識したレイアウトに。(STEP1の仕様はすべて採用)
  2. 玄関にオートドアを設置
  3. 浴室には入浴に便利なリフトを導入

その他「すべての人にやさしい企画:ユニバーサルデザイン」の主なポイント

  1. エントランスから住戸まですべての通路の段差解消とオートドアの採用。
  2. 全住戸玄関の前には6m2以上の広いポーチ「グランポルト」。
  3. 使いやすい平面式駐車場を全戸分、その7割近くを地下駐車場に。
  4. 2戸か3戸に1基のエレベーターを採用。
  5. 多くの人のライフスタイルに対応できるように豊富なメニュープランを用意 (最大10タイプから選択可能:タイプによって異なります)

※「ケアデザインパッケージ」に関する詳細は、添付のパンフレットを参照してください。

【物件概要】

(事業概要)

名称 パーク・ハイム豊中緑地公園
所在 大阪府豊中市寺内1—127(地番)
交通 北大阪急行「緑地公園」駅徒歩3分
敷地面積 1,769.33m2
建築面積 987.90m2(確認申請時)
構造規模 鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て
総戸数 41戸
専有面積 75.27m2〜92.38m2
バルコニー面積 15.96m2〜25.97m2(サービスバルコニー含む)
駐車場 平面式41台(地下28台屋外13台:賃貸)
自転車置場 84台
バイク置場 6台
竣工予定 平成13年6月中旬
入居予定 平成13年6月下旬
事業主 三井不動産株式会社
販売代理 三井不動産販売株式会社
販売提携(媒介) パークライフ・クリエイション株式会社(三井不動産販売全額出資会社)
管理会社 第一管理株式会社
設計監理 清水建設株式会社関西事業本部一級建築士事務所
  • インテリアデザイン・トータルコーディネイト:(株)ミサワアソシエイツ
  • ケアデザインパッケージ監修:アトリエ和尚
施工 清水建設株式会社大阪支店
建築確認 第H12認建豊中000132号(平成12年5月8日)

(販売概要)

販売戸数 41戸
販売価格帯 4,420万円(1戸)〜7,260万円(1戸)
最多販売価格帯 5,300万円(4戸)80.64m2(3LD・K+納戸)〜81.48m2(3LD・K)
平均坪単価 約224万円
モデルルーム
オープン
平成12年6月24日(土)
登録受付期間 平成12年7月1日(土)〜平成12年7月9日(日)
10:00〜17:00(最終日のみ16:00まで)
抽選 平成12年7月9日(日)17:00

【物件地図】

【概観パース】