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第17回<東京の夏>音楽祭2001
公演提供のお知らせ

平成13年7月6日 三井不動産株式会社

 弊社は、1985年以来、毎年<東京の夏>音楽祭の提供を行ってまいりましたが、本年も同音楽祭の公演を提供いたします。

 今年の音楽祭は、「聲-Voices-」がテーマです。声は、昔から文字を持たない民族にとって、呪術的な祈り、心の癒し、神への敬虔な祈り、婚礼の祝い、求婚、戦いや弔いの表意、労働のかけ声など、他者へのメッセージとして大切な手段であり、それらの声が、歌となり、音楽となり、詩となりました。時代と文化圏を異にする人々が、声を使って何を語りかけ、何を伝えようとしてきたのか。7月9日(月)から7月28日(土)まで、音楽の根源としての"声"の多様な可能性を拾い上げる様々なプログラムが上演されます。

 弊社が本年提供する公演は、「<オペラ・アリアの夕べ>ベルカントの饗宴〜ヴェルディ没後100年記念」(7月18日)、「<シルクロード 声と楽器の紀行>新疆風情〜ウイグル/キルギス/カザフスタンの名手たち」(7月26日)の2公演です。

 「<オペラ・アリアの夕べ>ベルカントの饗宴〜ヴェルディ没後100年記念」(7月18日)は、オペラ最前線を歩む注目の3歌手による夢の競演。ヴェルディ・イヤーを飾る極めつけのベルカントです。

 「<シルクロード 声と楽器の紀行>新疆風情〜ウイグル/キルギス/カザフスタンの名手たち」(7月26日)は、中国の新疆地域から来日する歌と楽器の大師たちが、おおらかな民謡から、精緻を極めたムカム様式の古典まで、たっぷりと披露します。

 今回で17回目を迎える<東京の夏>音楽祭は、東京で世界各国の優れた音楽を紹介することを目的に、昭和60年にアリオン音楽財団によって始められた音楽祭です。毎年、複数のホールを舞台に開催される本格的なミュージックフェスティバルで、演奏やレクチャー、シンポジウムなどを通して、多角的にテーマを追求しながら、音楽を<文化>として捉えようとするものです。

 弊社は、より豊かな社会とゆとりある生活の実現を目指して芸術文化活動を支援しています。音楽を通じて国際文化交流に貢献する<東京の夏>音楽祭の公演を提供することにより、多くの方々に深い感動の世界をお楽しみいただきたいと考えています。

以上

【提供公演概要】

オペラ・アリアの夕べ

べルカントの饗宴〜ヴェルディ没後100年記念

 オペラ最前線を歩む注目の3歌手による夢の競演。ヴェルディ・イヤーを
飾る極めつけのベルカント

出演:佐野成宏(テノール)
ジョヴァンニ・メオーニ(バリトン)
ヴィクトリア・ルキアネッツ(ソプラノ)
飯森範親指揮 読売日本交響楽団

7月18日(水) 7:00pm開演
東京芸術劇場大ホール
全席指定 3,000円(B席)〜9,000円(SS席)

シルクロード 声と楽器の紀行

新疆風情〜ウイグル/キルギス/カザフスタンの名手たち

 イスラーム文化の色濃い中国西端の地、新疆はまさに東西文化の交差点。おおらかな民謡から、精緻を極めたムカム様式の古典まで、歌と楽器の大師たちがたっぷり披露。

出演:新疆ムカーム芸術団
企画構成・お話:許可(シュイ・クゥ)

7月26日(木) 7:00pm開演
東京オペラシティコンサートホール:タケミツ メモリアル
全席指定 2,500円(B席)〜4,500円(S席)

【チケット予約・お問い合わせ】

<東京の夏>チケットセンター 03-3400-5999

【実施形態】

主催:アリオン音楽財団/朝日新聞社(7月26日は特別協賛)
提供:三井不動産