三井不動産株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長　岩沙弘道）、東京急行電鉄株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長　上條清文）、東急不動産株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長　植木正威）は、東京都中央区日本橋一丁目の東急百貨店日本橋店跡地において、かねてより開発推進してまいりました「日本橋一丁目ビルディング」（オフィス・商業等からなる複合ビルの名称）内の商業施設名称を『COREDO日本橋（コレド日本橋）』にするとともに、施設のテーマ等、概要を決定しましたのでお知らせいたします。なお、当施設は来たる2004年3月30日(火)、オープンいたします。

　『COREDO』は、英語で「核」を意味する‘CORE’と「江戸」‘EDO’をつなげた造語です。日本橋は五街道の起点であり、江戸・東京の商業中心地として栄えてきた歴史・伝統豊かなエリアです。『COREDO日本橋』には、そこから始まる新しい日本橋が東京の商業の「核」になる、との想いが込められています。

　当施設のテーマは「時を越えて」です。百貨店や老舗名店に象徴される日本橋の商業の伝統を活かしつつ、これを現代的スタイルに解釈して提案しているのが特徴です。衣・食・住・遊の生活シーン全般に渡り、このテーマに沿ったオンリーワンショップや新業態などを含んだテナント構成となっています。

　主なテナントとして、“ソニー発祥の地”である本計画地で、ソニープラザが世代を超えた大人のスタイルを提案する約700坪の大型新業態店舗『Serendipity』（セレンディピティ）や、“進化する老舗”をコンセプトに、日本の生活文化の規範となる提案を目指すセレクトショップ『ユナイテッドアローズ』が出店します。
　飲食においては、スペイン・カタルーニャ地方の女性シェフによる2つ星レストラン『サン・パウ』がスペインの星付きレストランとして日本初上陸、高品質な料理とサービスを展開し卓越した人材を輩出するフレンチの名店『レカン』と創業100年を超える老舗の中華料理店『維新號』は新業態で出店、また多くの文人墨客に愛されてきた松江の割烹旅館『皆美』といった顔ぶれが施設を活気付けます。
　さらに都市居住者やオフィスワーカーの生活を支える本格的なフードマーケット『プレッセ』が出店するなど、当施設全体で33の個性的かつ魅力溢れる店舗の入居を予定しております。

　江戸開府400年、そして日本橋創架400年という節目を迎えた日本橋エリアでは、官・民ならびに地元が一体となって当エリアの活性化を図るための活動が活発に進んでいます。また、そのような中、本計画の他にも「三越日本橋本店 新館」、「（仮称）室町三井新館」などの新たな開発計画が進んでおります。
　新しいスタイルを発信する商業施設に加え、メリルリンチグループや早稲田大学の大学院などが入居する予定の当ビルは、これらの計画に先駆け、日本橋の新たなランドマークとして、当エリアの活性化に寄与する施設になることを目指してまいります。

以上

【施設概要(全体)】

【上記のうち商業施設部分】

【位置図】

【外観パース】

【外光が降り注ぐ6層吹き抜け（地下1階から地上5階）のアトリウム】

【5mを超える天井高のダイナミックで品格のあるグランドフロアー】

【事業主体3社の概要】

■三井不動産株式会社

■東京急行電鉄株式会社

■東急不動産株式会社