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新マンションセキュリティシステム 「PRISM EYE(プリズムアイ)」を開発
当社独自の「防犯設計規準」の策定や、警備会社による「防犯診断」の実施

平成16年9月24日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、防犯に対する関心が社会的に高まる中、より高度なセキュリティを求めるお客様の声に応えるため、今般、従来の当社セキュリティシステムを発展させた、新しいマンションセキュリティシステム「PRISM EYE (プリズムアイ)」を開発いたしました。

 新セキュリティシステム「PRISM EYE(*)」は、セキュリティを<設計−プランニング>、<機能−システム>、<運営−オペレーション>の3つの要素に分け、不審者の侵入しにくい環境づくりや万一の場合の緊急対応など、設計段階から入居後の管理運営にいたるまで、トータルな視点で犯罪を予防するシステムです。

*「PRISM EYE」の「PRISM」は、ガラスの三角柱を意味します。<設計−プランニング>、<機能−システム>、<運営−オペレーション>の三位一体をイメージしています。「EYE」は、日々の暮らしを見守る目を意味します。

<設計−プランニング>〜当社独自の防犯設計規準で設計段階からチェック
国土交通省策定による「防犯に配慮した共同住宅に係わる設計指針」等を踏まえ、防犯の専門家・樋村恭一氏(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 都市情報・安全システム研究員)監修のもと、60を超える項目からなる当社独自の「防犯設計規準」を策定しました。また、プランニングの際には、警備会社である綜合警備保障株式会社による「防犯診断」を実施し、指摘事項を設計に反映いたします。さらに、玄関扉などCP(Crime Prevention)認定(*)された製品を標準装備いたします。

*CP(Crime Prevention)認定とは…警察庁、国土交通省、経済産業省、民間団体から構成される官民合同会議により平成16年4月に誕生した、建物部品の防犯性についての唯一の公的基準。官民合同会議が実施したバールやドリルなどによる侵入試験に5分以上耐えた防犯性の高い部品のみが認定される。

 <機能−システム>〜充実した防犯機器で居住空間をチェック
 様々な角度から来訪者を確認できる録画機能付インターホン等が付いた住宅情報盤(名称「Bell Boy(ベルボーイ)」)や、玄関防犯センサーを標準装備するほか、共用部の防犯カメラを従来より増設するなど、防犯機器の充実を図ります。

 <運営−オペレーション>〜毎日の暮らしを迅速なケアでサポート
 緊急時の非常信号は、警備会社である「綜合警備保障株式会社」で監視するのはもとより、管理会社である「三井不動産住宅サービス株式会社」にも送信される、二重の確認システムです。

 今後、「パークホームズ目黒リバーサウスアーバンレジデンス(東京都品川区所在・総戸数117戸・今秋販売予定)」を皮切りに、首都圏で当社が供給するマンションに当セキュリティシステムを導入して参ります。

以上

【「パークホームズ目黒リバーサウスアーバンレジデンス」物件概要】

所在地 東京都品川区西五反田3丁目424番、423-2番(地番)
交通 東急目黒線「不動前」駅下車徒歩5分
都営浅草線「五反田」駅下車徒歩8分
JR山手線「五反田」駅下車徒歩9分
JR山手線「目黒」駅下車徒歩13分
敷地面積 1,663.48m2(503.20坪)
建築面積 676.37m2(204.60坪)
延床面積 7,259.30m2(2,195.93坪)
構造規模 鉄筋コンクリート造・地上14階建
総戸数 117戸(事業協力者住戸17戸を含む)
専有面積 35.33m2〜71.02m2(1LDK〜3LDK)
設計施工 大成建設株式会社
事業スケジュール 平成16年10月上旬 販売開始(予定)
平成17年11月下旬 竣工(予定)
平成17年12月上旬 入居(予定)
セキュリティの特長
  • マンション全体を5つのゾーン(境界、駐車場等、エントランス、共用廊下・バルコニー、住戸)に分け、それぞれのゾーン特性に応じたセキュリティ対策を実施
  • CP認定製品(防犯鋼板玄関扉、防犯サムターンなど)を採用
  • とも連れ防止に効果がある「ダブルオートロック」システムを採用
  • エレベーターホールなどの共用部に防犯カメラを設置
  • 録画機能付カラーTVモニター付インターホンを採用
  • 玄関扉と開閉可能な窓全てに防犯センサーを設置
  • 昼夜2回共用部を巡回監視する「レジデンスパトロール」の実施

【外観パース】