• 住まい
  • イベント

世界最大のデザインエキシビション「ミラノサローネ」に
コンセプトモデル『つなぐ〜TSUNAGU〜』を出展
〜日本国内のディベロッパーとしては初出展〜

平成19年3月1日 三井不動産レジデンシャル株式会社

 三井不動産レジデンシャル株式会社は、今年4月開催予定のデザインエキシビション「ミラノサローネ」に、日本国内のディベロッパーとしては初めて、コンセプトモデルを出展いたします。今回のコンセプトモデルをアレンジし、今秋以降販売開始する当社分譲マンション「パークホームズ」シリーズに採用する予定です。

 ミラノサローネは、イタリア・ミラノ市で開催される世界最大のデザインエキシビションで、家具メーカーやファッションブランドなどが各所で様々なイベントを実施します。日本の優れたデザインを世界に発信するため、今年は国内から多数企業が出展する予定です。

【出展概要】

テーマ 「つなぐ〜TSUNAGU〜」
期間 2007年4月18日(水)〜23日(月)
場所 ミラノ・トリエンナーレ美術館2階「Sala d'Onore」
展示スペース 約400m2(うちコンセプトモデル約108m2
内容 国内外のデザイナーとのコラボレーションにより、外部空間と室内、部屋と部屋などにつながりをもたすことで、独創的かつ豊かな住空間を提案。建築家・隈研吾氏デザインのコンセプトモデルには、イタリアのファビオカルビ・パオロブランビッラ設計事務所デザインによる家具や、グラフィックデザイナー・原研哉氏によるアートオブジェも展示。

 当社は、“デザイン”、“セキュリティ”、“エコロジー”、“グリーン”の4つのテーマに重点を置き、パークホームズシリーズをはじめとした分譲マンションの商品企画を行っています。特に、デザインについては、住まいを構成する重要な要素・品質のひとつと捉え、建築家やデザイナーとの数々のコラボレーションや、新建築社と共催で「住空間デザインコンペ」を実施するなど、積極的に取り組んでおります。
全世界からデザイン感度の高い人々が数多く訪れるミラノサローネへの出展はこうした取り組みの一環です。

 なお、これまでの取り組みは、財団法人日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞を2000年度に分譲マンションとして初めて受賞して以来、今年度まで7年連続で受賞するなど、高い評価をいただいております(2005年度までは、三井不動産株式会社として受賞)。

 「すまいとくらしの未来へ」というコーポレートステイトメントのもと、今後も、デザイン性にも優れた安全・安心で上質な住まいのご提供と、新しい暮らしのご提案に引き続き努めて参る所存です。

【コンセプトモデルイメージ】

 「つなぐ」ことが“豊かな住空間”を創り出すという考えのもと、隈研吾氏をはじめとする国内外のデザイナーとのコラボレーションにより、新しい住まいと暮らしを提案します。


ライティングにより幻想的に浮かび上がるコンセプトモデル。
外部と室内、部屋と部屋を空間的につなぐとともに、時間や人のつながりを意識した造りです。

<すむしこ>

外壁や内壁、建具には、「すむしこ」と呼ばれる透過性の高い伝統的間仕切りを用い、境界を曖昧にすることで『空間をつなぐ』。
近代的な素材・アクリルと伝統的な素材・竹という時を超えた2つの素材を組み合わせます。

<TSUKUBAI>

蹲踞(つくばい)「TSUKUBAI」は、元来、茶室に入る前に手を清めるための背の低い手水鉢に役石を置いて趣を加えたもの。『外と内をつなぐ』エントランスに置かれることでお客様を歓迎し、楽しませる役割を果たします。

<ビュッフェ>

【出展概要】

テーマ 「つなぐ〜TSUNAGU〜」
期間 2007年4月18日(水)〜23日(月)
会場 ミラノ・トリエンナーレ美術館2階「Sala d'Onore」
参加アーティスト 隈 研吾
ファビオカルビ・パオロブランビッラ設計事務所
原 研哉
会場構成 隈 研吾
展示オブジェ 隈 研吾 「キッチンテーブル」「ひのき洗面台風呂」(全て新作)
ファビオカルビ・パオロブランビッラ設計事務所
「ベッド」「ビュッフェ」「ベッドサイドランプ」(全て新作)
原 研哉 「TSUKUBAI」
協力 木村 ふみ(食環境プロデューサー)キッチンテーブルデコレーション
江尻 憲泰(建築構造家)展示構造設計
中田 岳(意匠家)映像制作、大島 優子

【参加アーティスト プロフィール】

隈 研吾(建築家)
1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所主宰。自然と技術と人間との新しい関係を切り開く建築を提案。2001年より慶應義塾大学理工学部教授。主な作品に「森舞台/宮城県登米町伝統芸能伝承館」(日本建築学会賞受賞)「馬頭町広重美術館」(村野藤吾賞、林野庁長官賞受賞)「石の美術館」(インターナショナル・ストーン・アーキテクチャー・アワード受賞)等。

ファビオカルビ・パオロブランビッラ設計事務所
2005年より建築、インテリア、工業デザインオフィスとして活動を開始。昨今は展示や店舗のデザイン、グラフィックデザインにも活動の幅を広げている。

原 研哉(グラフィックデザイナー)
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学教授。日本デザインセンター代表取締役 。日常を冷静に観察する視点から、多方面で新鮮なデザインプロジェクトを生み出している。