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日本の不動産市場と不動産ビジネスを研究内容とする
公開寄付講座を北京大学不動産MBAコースに開設
開設期間:平成20年10月〜平成21年1月
講座名称:日本の不動産市場と不動産ビジネス

平成20年11月12日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、この度、北京大学不動産MBAコースに日本の不動産市場の歴史と現状を研究する公開寄付講座を開設しましたので、お知らせいたします。開設期間は、平成20年10月から平成21年1月までで、全3回を予定しており、講座名称は、「日本の不動産市場と不動産ビジネス」です。

 中国経済は近年めざましい発展をとげ、それに伴い同国内の不動産ビジネスも大きく拡大しています。他方で、急速に拡大する不動産市場を支えるビジネス手法や関連諸制度・システム等については、今後より一層の整備・拡充が求められる段階を迎える可能性があります。

 当社は、日本の不動産市場と不動産ビジネスの歴史と現状を、日中双方の視点から検討することが、中国の不動産市場のさらなる発展に資するとの思いから、本寄付講座を開設することといたしました。また本講座が、日中間の文化・学術交流や不動産ビジネスの交流の拡大に役立つことを期待しています。

 本講座は、早稲田大学および北京大学の教授陣ならびに三井不動産の役職員による集中講義・パネルディスカッションにより構成し、学術および実務両面から日本の不動産市場と不動産ビジネスの実際を検証することを意図しています。

 10月25日(土)に北京大学英傑国際交流センターで開催された第1回講座においては、北京大学経済学院 黄桂田副院長や章政教授等ご列席のもと、早稲田大学 堀口健治副総長、同大学院川口有一郎教授、当社代表取締役副社長 大室康一が、それぞれの立場から日本の不動産市場と不動産ビジネスの歴史と現状を講義し、その後、聴講生との間で熱心な質疑・討論が行われました。

 本講座は、早稲田大学と北京大学が共同運営する「早稲田大学−北京大学教育研究共同運営機構」により設置される講座のひとつです。同機構は、両大学が共同教育を推進するために2002年に作られた組織です。両大学に共同設置科目を置き、それぞれの学生が履修および単位取得が可能となるユニークな講座です。

以上