「(仮称)名古屋三井ビルディング新館」着工
(平成23年5月竣工予定)
平成21年10月6日 三井不動産株式会社
当社は、「名古屋三井ビルディング別館」、「三井ビル駐車場」跡地において開発推進中の「(仮称)名古屋三井ビルディング新館(名古屋市中村区名駅南一丁目所在)」を本日着工いたしましたのでお知らせいたします。なお、竣工は平成23年5月を予定しております。
本プロジェクトは、名古屋最大のビジネス街である名駅地区に所在し、名古屋駅にも地下街直結徒歩4分という希少性の高い立地にあります。計画地は当社が所有・運営する「名古屋三井ビルディング本館(1987年竣工)」に隣接し、当社が商業施設部分を運営する「モード学園 スパイラルタワーズ(2008年竣工)」にも至近です。
地上14階・地下1階、延床面積約18,000m2の規模に最先端の設備を備えたオフィスビル計画であり、1フロア約890m2(約270坪)、天井高2,800mmのオフィスフロアからは、名駅地区ビジネス街の開放的な眺望が望めます。
環境に配慮した設計により、「建築物環境配慮制度(CASBEE)名古屋」ではSクラス評価です。
当社は、1959年の名古屋事務所開設以来、中部エリアにおいて上記のビルディング事業、「八事パーク・マンション(1978年竣工)」に始まるマンション事業、「ジャズドリーム長島(2002年オープン)」などの商業施設事業等、幅広い事業展開を行ってまいりました。今後とも、中部エリアの皆様に、豊かさと潤いをもたらす空間の提供を目指し、都市再生、地域再生に取り組んで参ります。
【「(仮称)名古屋三井ビルディング新館」外観(イメージパース)】
南西側 |
北西側 |
【「(仮称)名古屋三井ビルディング新館」の特徴】
- 広小路通の起点である笹島交差点に面した視認性の高い立地。
- 名駅地下街と広小路横断地下通路で直結し、雨天時も雨に濡れずにアクセス可能。
- 近年大型開発が進む名駅通の街並みと調和をはかるため、ガラスカーテンウォールを採用。端正な外観デザインと、オフィススペースからの開放的な眺望を実現。
- 高遮熱・断熱性能のLow-E複層ガラス、日除けルーバーを採用し、直射日光による熱負荷を軽減。また、高効率照明器具(省エネ対応蛍光灯)・自然調光が可能な照明システムの導入により消費電力を低減するなど、環境に配慮した設計により「建築物環境配慮制度(CASBEE )名古屋」Sクラス評価。
- 総合設計制度の活用により、ビルの足元にゆとりある空間を創出。高さ約10mの開放感あふれるピロティ空間は、計画地北側に隣接する「名古屋三井ビルディング本館」のサンクンガーデンと一体的なオープンスペースを形成。さらに建物外周には20本以上の高木を配し、街並みに緑の潤いを提供。
- オフィスフロアは、1フロア約890m2(約270坪)、天井高2,800mm、OAフロア100mm、床荷重500kg/m2(ヘビーデューティーゾーン800kg/m2)を標準とし、各フロアの共用部にリフレッシュコーナーの設置を予定しています。
- 非接触型ICカードキーシステムの採用や、24時間常駐管理など、充実したセキュリティ性能。
以上
【1.計画概要】
建物概要
所在地 | 名古屋市中村区名駅南一丁目2410番他(地番) | |
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敷地面積 | 1,699.66m2(514.14坪) | |
交通アクセス | JR線「名古屋」駅徒歩7分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩5分 名鉄「名古屋」駅徒歩5分 近鉄「名古屋」駅徒歩4分 |
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構造・規模 | S造一部SRC造 地上14階地下1階塔屋3階建(最高高さ:約62m) 容積率998% |
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延床面積 | 17,990.32m2 | |
専用床面積 | 11,039.06m2 | |
駐車場 | 57台 | |
事業主 | 三井不動産株式会社 | |
設計 | 株式会社日建設計 | |
施工 | 株式会社竹中工務店 |
参考:従前建物概要
- 名古屋三井ビルディング別館:SRC造 地上9階地下2階建・昭和41年竣工
- 三井ビル駐車場:S造 高さ31m・昭和60年竣工