三井不動産株式会社（所在：東京都中央区）が運営する、新宿三井ビルディングの「しんじゅく季膳房（きぜんぼう）」にて、株式会社阿部長商店（所在：宮城県気仙沼市）の水産加工品を使用した復興ランチメニューの販売を12月16日（月）より開始いたします。なお、本取り組みは復興庁主催「地域復興マッチング『結の場』」初となる飲食店での継続事業となります。

「しんじゅく季膳房（新宿三井ビルディング3階）」は、オフィスワーカーをメインターゲットとした職域食堂であり、今回販売する第一弾の復興ランチメニューは三陸産の海産物を使用した「結の場定食（さかなフライ4種盛り定食）」、「結の場丼（さんま竜田揚丼）」（各 税込580円）となります。販売開始一週間は500食、以降水曜・金曜日に計200食を継続的に販売する予定です。また、「結の場定食（さかなフライ4種盛り定食）」には、高級食材ふかひれ製品の産地として世界的に知られていた気仙沼の地域ブランド存続の一環として、ふかひれの原料である、地元特産のフカ（さめ）の身を使用した「ふかカツ」を提供することにいたしました。

当社は、東日本大震災の被災地域企業が抱える経営課題解決に大手企業等の経営資源を効果的につなぐ「地域復興マッチング『結の場』」に初回（石巻市開催）と第2回（気仙沼市開催）に参加し、被災地企業の販路拡大を支援しております。これまでにも、三井別館（日本橋）、霞が関ビルディング、三井アウトレットパーク仙台港など当社が管理する施設にてマルシェを開催し、宮城県石巻市の水産加工品などを販売してまいりました。今回の取り組みは、初の継続的な支援策であり、今後各所協力のもと、メニューの充実を図る他、他の物件への導入も検討してまいります。

「結の場定食（さかなフライ4種盛り定食）」

「結の場丼（さんま竜田揚丼）」

販売メニューのメイン食材は三陸産の海産物を使用します。また、さかなフライ4種盛り定食には、いわし・まぐろ・さんまのほか、地元特産のふかが調理されます。

株式会社阿部長商店

本社：宮城県気仙沼市 水産・観光・物販・飲食・不動産事業

三陸を代表する国内有数の漁港で、ふかひれの原料となるサメの水揚げ量が日本一であった気仙沼市は、東日本大震災の津波と火災によりさめ製品造工場や施設が壊滅的な被害を受けました。震災以降全国からの励ましや支援に支えられ、現在は各企業が工場を再建、ふかひれ製造の復活、気仙沼へのサメの水揚げも盛んになりました。このような状況の中で、「サメ水揚げ日本一の港＝気仙沼を維持し、地域ブランド守りたい」という信念のもとに、サメ肉を使用した「ふかカツ」を開発し、今回提供するにいたりました。

当社は、東日本大震災の被災地域企業が抱える経営課題解決に大手企業等の経営資源を効果的につなぐ「地域復興マッチング『結の場』」に参加し、被災地の企業を応援しております。当社グループによる「結の場」の取組み第１弾として三井別館（中央区日本橋）にて開催した企業内マルシェ「宮城応援マルシェ」をかわきりに、当社が管理する施設にてマルシェを開催し、宮城県石巻市の水産加工品などを販売していただきました。今後も様々な企画でタイアップし被災地の企業を応援してまいります。

「三井不動産グループ 『結の場』タイアップの取り組み」

「宮城応援マルシェ」2013年7月17日開催
場所：三井別館
宮城県石巻市の水産加工品などが販売されました。当日はグループ社員を含む500名以上が来場し、当日販売商品は全て完売するなど、盛況に終了となりました。

「霞マルシェ2013」2013年10月28日・29日開催
場所：霞が関ビルディング
宮城県石巻市の水産加工品などが、物販ブースやキッチンカーで販売されました。当日は、復興庁根本大臣のご来場や、いしのまき穴子丼など完売商品もあり、霞が関ビルディングのオフィスワーカーを中心に多くの方で賑わいました。

「石巻復興応援マルシェ in 三井アウトレットパーク仙台港 2013年11月16日・17日開催
県内外から集客がある三井アウトレットパーク仙台港にて、一般のお客様への販売促進を目的にマルシェを開催いたしました。当日は、石巻観光PRキャラクター「いしぴょんず」との撮影会や、石ノ森章太郎が生んだ石巻市のヒーロー「シージェッタ－海斗」ショーなどのイベントも実施し、多くのお客さまで賑わいました。

「地域復興マッチング『結の場』」当社参加実績（復興庁ホームページより）

第1回 平成24年11月28日 主催：復興庁宮城復興局、石巻商工会議所
参加者：石巻市内水産加工業者13社、支援企業35社

第2回 平成25年2月13日 主催：復興庁宮城復興局、気仙沼商工会議所
参加者：気仙沼市内水産加工業者10社、支援企業33社

ポスター1

ポスター2