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Date:2012年8月21日

相続税の税率と法定相続分

相続税の総額は、課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いた残りの額を、民法に定める法定相続分により按分した額に税率を掛けて求めます(詳しい計算方法については、基礎知識「相続税の計算方法」で説明しています)。

具体的には、課税遺産総額を法定相続人の法定相続分により按分した額を求め、その金額を以下の速算表に当てはめて計算し算出された金額が、相続税のもととなる税額となります。

ここで、法定相続分は、相続人が配偶者と子の場合には、配偶者1/2、子1/2となります。したがって、たとえば相続人が配偶者と子2人の場合には、配偶者が1/2、子2人はそれぞれ1/4となります。

なお、子がいない場合には、配偶者2/3、直系尊属1/3、直系尊属もいない場合には、配偶者3/4、兄弟姉妹1/4となります。

一方、税率については、下の速算表を見るとわかるように、相続財産が多いほど税率も高くなっています。

法定相続分
相続人 法定相続分
配偶者と子の場合 配偶者:1/2
子:1/2
配偶者と直系尊属の場合 配偶者:2/3
直系尊属:1/3
配偶者と兄弟姉妹の場合 配偶者:3/4
兄弟姉妹:1/4
子・直系尊属または兄弟姉妹が2人以上の場合 均等
(非摘出子、半血子は例外あり)
平成27年1月1日以後の相続又は遺贈
法定相続人の取得金額 税率 控除額
1,000万円以下 10%
3,000万円以下 15% 50万円
5,000万円以下 20% 200万円
1億円以下 30% 700万円
2億円以下 40% 1,700万円
3億円以下 45% 2,700万円
6億円以下50%4,200万円
6億円超55%7,200万円

相続税額の計算式

  1. (1)法定相続分の取得金額=課税遺産総額×法定相続人の法定相続分
  2. (2)各相続人の相続税額=課税標準(法定相続分の取得金額)×税率-控除額
  3. (3)相続税総額=(2)の合計
  4. (4)相続税額=(3)×各相続人の取得した財産の割合

※記事の内容は現時点のものであり、今後の税制改正などで改正される可能性があります。

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