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すまいとくらし
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森のチカラ

四季を通じた軽井沢の楽しみ方

森のチカラ
軽井沢を楽しむ
  避暑地軽井沢。東京のタワーマンションから軽井沢に移住して、既に4年。初めはセカンドハウスとしての利用のつもりが、いつの間にか軽井沢に魅せられ、住みついてしまった。

 東京都心から高速道路を走ること約1時間45分、長野新幹線なら約1時間ちょっと。1997年に新幹線が開業してから、いっそう近くなった。私のように、ここ最近増えている軽井沢移住組も、四季を通じて軽井沢を楽しんでいる。最近は、冬の美しさが一番だと、年間を通じて別荘に長期滞在する人も多い。

 軽井沢を一言で言えば、この街の主人公は自然だ。自然が中心である以上、主役を引き立てるはずの我々人間が、主役を押しのけて演技をしてはいけない。
  森の生命力が溢れる新緑の頃、そよ風に揺れる木々や葉ずれの音、森に棲む動物たちの鳴き声は、自然の営みに心を傾ける癒しの時間だ。




春の息吹
  軽井沢の春は遅く、4月の終わり頃に紅山桜とコブシが同時期に咲き、野山が白と紅で彩られる頃、春がやってくる。
  軽井沢の桜は、ソメイヨシノよりも紅山桜の方を、よく見かける。ソメイヨシノには、軽井沢の気候が寒すぎて適していない。どうしても豪華絢爛たるソメイヨシノを見たければ、小諸の懐古園か佐久の長野牧場、群馬の高崎周辺まで花見に行く。

 その桜と一緒に咲くコブシの花は町の木にも指定されていて、軽井沢の至る所で咲き誇る風景は、息を飲む圧倒感がある。

 信州はコブシの多い地域だが、軽井沢は特に多い。そのコブシの木に気付いたら地面を見て欲しい。散ったばかりの花弁が見つかるはず。その匂いをかぐと、バニラに似た甘い香りがする。心安らぐ香りだ。

  秋には、ワニの目にも似た形の殻実が付き、それを見れば『コブシ』と言う名前の由来が分かる。花の可憐さと、実の武骨さ。そのギャップが、コブシの魅力だ。



ジョン・レノン
  さて、軽井沢といえば、ジョン・レノン。彼が当初泊まっていたのは、万平ホテルのアルプス館128号室。建物自体は古いが、随所に今のホテルにはない歴史を感じさせてくれるクラッシックホテルだ。

 オノ・ヨーコの別荘も軽井沢にあるが、意外に小さな、目立たない別荘。夏だったら、葉が茂って建物自体は見えなくなってしまう。



 軽井沢に通った「ハウスハズバンド」時代を経て、1980年再び音楽界にカム・バックを果たし、ヨーコとの共作アルバム『Double Fantasy』を発表した。
  ということは、あのポーチで、ジョンとヨーコが共演していたということも、充分ありえそう。
  残念ながら、その年の12月、ジョンは5発の銃弾に倒れるのだが、もしジョンが暗殺されていなかったら、この別荘からもっとたくさんの名曲が産まれていたかもしれない。

森のチカラが元気をくれる
  ジョンレノンが軽井沢を楽しんでいたことは有名な話だが、彼が頻繁に通っていた『離山房』というカフェがある。
  オーナーの槇野あさ子さんの話によれば、家族3人が初めてやってきたのが1977年8月30日。もう33年前のことだ。
  一昨年亡くなったご主人の関係で、そんな縁ができたのだと言う……。

 この離山房は、軽井沢の春が始まる4月下旬からお店を開ける。もう85歳になるというのに元気そのもので、万平ホテルのバーで偶然一緒になった時も、水割りを5杯も平らげる凄さ。
  槇野さん曰く、『冬は自宅のある藤沢。それ以外はここ軽井沢で商売をやっている。軽井沢の森のチカラが元気をくれる。特にカラマツの芽吹きは、命の力強さを感じる。』
  そうやって、嬉しそうに話を聞かせてくれた。



 古くから軽井沢を知っている方は、新緑の代名詞『カラマツ』が素晴らしいという。最も信州らしい樹木と言えるカラマツは、落葉松と書くように常緑のマツが多い中で落葉する珍しいマツ。
  春の新緑と並んで、秋には黄金色に紅葉し、四季折々の姿で人間の目を楽しませてくれる。その詩情溢れる風景は、昔から数多の詩人、文人を魅了し、作品にも反映されてきた。
その美しさは、写真や映像では形容しがたい。是非一度、軽井沢を訪れて、その美しさを体感していただきたい。

 
2010/04/23

選び抜かれた別荘地「軽井沢、蓼科、勝浦」での販売・仲介から、別荘の建築・管理業務、ゴルフ場の運営など、皆様のリゾートライフ、森の暮らしを総合的にサポートしています。

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