OUR BUSINESS

イノベーション推進本部

柏の葉スマートシティ

環境、エネルギー、そして⾷料や健康。解決しなければならない課題は、少なくない。⽇本は、世界より⼀⾜先に、その課題に直面する。そんな使命感を抱き、柏の葉スマートシティでは、「公・⺠・学」の連携をベースにした、すべての人にオープンな解決のステージづくりをはじめています。「環境共生」「健康長寿」「新産業創生」問言うテーマを掲げ、この街は、「世界の未来像」を具現化していきます。

ライフサイエンス

新産業創造の一環として、ライフサイエンス領域でのベンチャー企業や大学、病院、大手製薬会社などが、互いの知識・技術・資本をいかしながら、業界の枠を超えて研究開発を発展していくエコシステムを構築しています。

コミュニティの構築

  • コミュニティの構築

    LINK-Jは、ライフサイエンス分野に従事する方のための、人と情報の交流プラットフォームです。人々が「集まる」「つながる」ための「交流・連携」事業と、そのなかで生まれたアイデアやイノベーションが「育つ」「はばたく」ための「育成・支援」事業で、これまでにない新たなライフサイエンス産業の創造をめざして、さまざまな機会を提供します。

LINK-Jのオフィシャルサイトはこちら

場の整備

ライフサイエンス関連の多様なプレーヤーが入居する「日本橋ライフサイエンスビルディング」をはじめ、会議室やオフィスなど、交流の場として活用できる多様なスペースを提供。さらに、シェア型ウェットラボの整備や東大アントレプレナーラボの管理運営の一部業務を受託、イノベーションを創出する場づくりを進めています。

ライフサイエンスアセット

WORKS TYLING

ライフサイエンスビルシリーズ

東京・日本橋と大阪・御堂筋にライフサイエンスビルシリーズを開設しました。ベンチャーオフィス、サービスオフィス、カンファレンスルーム、ラウンジ、シェア型ウェットラボ等を設置し、ベンチャー企業を中心にライフサイエンス領域のプレイヤーを集積してまいります。

ライフサイエンスビルシリーズのオフィシャルサイトはこちら

東大アントレプレナーラボの管理運営の一部業務を受託

東大アントレプレナーラボの管理運営の一部業務を受託

三井不動産は、ライフサイエンス・イノベーション推進事業を通して培ったノウハウを活かして、大学のエコシステム構築をサポートし、日本橋にとどまらず、大学とも連携していきます。

賃貸ラボ&オフィス(三井のラボ&オフィス)

賃貸ラボ&オフィス(三井のラボ&オフィス)

ライフサイエンス領域のイノベーション創出に必要な「本格的なウェットラボ」と「オフィス」が一体化した施設の賃貸事業。LINK-Jとの連携によりハードとソフトを一体で提供することで、日本のライフサイエンス領域における研究開発環境の課題解決に貢献し、イノベーション創出を目指します。

賃貸ラボ&オフィス(三井のラボ&オフィス)のオフィシャルサイトはこちら

資金の提供

ベンチャーキャピタルが組成するライフサイエンス分野の企業を投資対象としたファンドへのLP投資を行います。
ステージに応じた支援や橋渡しを行うことで、高度な技術シーズをより多く実現化し、新産業創造へのさらなる加速を促します。

ベンチャー共創

「CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)」「ワークスペース」「コミュニティ」の3つのソリューションからスタートアップとの共創を図る31VENTURESと、大企業の新規事業開発支援を行うBASE Qの2つの事業を軸に、三井不動産グループの既存事業強化と新規事業開発に挑んでいます。

31VENTURES

  • CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)

    WORKS TYLING

    ベンチャー企業のスピ―ディな事業拡大に向けて、コーポレートベンチャーキャピタルファンドを設立。その他直接投資や外部VCを通した出資も実施しています。

  • ワークスペース

    WORKS TYLING

    日本橋を中心とした東京イーストサイドにおいて、スタートアップ企業のためのワークスペース「startup workspace THE E.A.S.T.」を展開しています。

  • コミュニティ

    WORKS TYLING

    様々な切り口や属性からなるコミュニティをご用意しており、新たな知見との出会いや互いを高める機会の創出をサポートしています。

31VENTURESのオフィシャルサイトはこちら

31VENTURESが運営するワークスペース「startup workspace THE E.A.S.T.」のオフィシャルサイトはこちら

BASE Q

  • オープンイノベーション創造拠点

    WORKS TYLING

    「BASE Q」は、ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業担当者、クリエーターなど、新たな価値の創出と社会課題の解決を目指す人々が集うオープンイノベーション創造拠点として開設。コミュニティスペース「Q LOUNGE」をはじめ、450人規模のイベントスペース「Q HALL」、「Q KITCHEN」や「Q STUDIO」など、さまざまな用途でスペースをご利用いただけます。

  • イノベーション・ビルディングプログラム

    WORKS TYLING

    大手企業がイノベーションを生み出すためには、大手企業内でイノベーションに取り組むビジネスパーソン=イントレプレナーの存在が重要であると考えています。「イノベーション・ビルディングプログラム」では、優れたイントレプレナーに必要な要素として「Vision」「Diversity」「Commitment」を重視し、それらを提供するためのコンテンツを用意しています。

BASE Qのオフィシャルサイトはこちら

産学連携

産学連携推進の活動の一つである共同研究を通じて、これまで三井不動産が蓄積してきた街づくりの経験と知見にアカデミアの最先端のナレッジやテクノロジーを加え、そこから生まれる成果の社会実装ならびに不動産業のイノベーションの実現に向け、取り組んでいます。
現在実施しているアカデミアとの共同研究について、一部ご紹介します。

  • アカデミアとの共同研究事例

    東京大学との共同研究:室内環境でのドローンの自律型飛行実現に向けて

    国立大学法人東京大学と2020年に産学協創「三井不動産東大ラボ」の取組みを開始し、これまで多数の共同研究を推進してきました。研究の一例をあげると、数理モデルシステムと航空工学専攻の専門家とともに、独自の数理モデルに裏付けされた「非GNSS環境下におけるドローンの自律飛行を活用した建物内物流」に関する実証研究を行っています。建物内物流の最適モデルの策定に向け、2024年開設予定のMFLP・LOGIFRONT東京板橋をフィールドとして、各種実験を実施します。

    三井不動産東大ラボのオフィシャルサイトはこちら

    東北大学との共同研究:人とロボットが共生する次世代社会を見据えて

    近年ウェラブル・デバイス等のロボット機器は身近になりつつありますが、 2050年には、誰もが・いつでも・どこでもロボットを使うことができる社会が訪れると考えられています。人とロボットがインタラクションを行い共生していく次世代社会に向けて、国立大学法人東北大学とともに、オフィスにおける人とロボットの共生のあり方について研究しています。最先端のAIロボットや各種センサリングに関する知見と技術を駆使して、人の心身の健康に資するインタラクション機能を具備したロボットシステムの構築に取り組みます。それにより、オフィスワーカーの健康維持ひいては生産性の高いオフィス環境の実現を目指していきます。

    九州大学との共同研究:未来型の高度産業集積実現への挑戦

    地政学リスクへの対応を踏まえたグローバル・サプライチェーンの見直しが進む中で、半導体産業やその周辺製造業への戦略的な投資が国内で加速しています。
    このような背景を踏まえ、国立大学法人九州大学とともに、未来型の高度産業集積の実現を目指し、国連でGDPに代わる指標として提唱された「新国富指標(人的資本、人工資本、自然資本を総合的に勘案した指標)」に基づいた高度産業集積のあり方について、九州北部を対象エリアとして研究を行っています。

    お茶の水女子大学との共同研究:性差の視点を生かせる社会に

    近年、女性の起業は増加傾向で、特に生活回りの問題を解決するライフスタイルビジネスを創造するケースが多いことが分かっています。このようなビジネスは内需を拡大し、経済や社会に大きな影響を及ぼすことが期待されており、このような背景を踏まえて国立大学法人お茶の水女子大学と「女性の起業」をテーマに研究を推進しています。女性の起業のあり方を「性差の視点」から見つめ直すことで、起業に関わる固定観念を打ち破り、女性がライフスタイルビジネスをより創造しやすくするための方策について考察し、住宅や商業施設、オフィスビル等の施設に反映していきます。

新産業創造

事業提案制度「MAG!C(マジック)」

事業アイデアを持つ社員が社内にいながら起業し、当社のリソースとノウハウを最大限活用することができる仕組みを設けています。事業テーマは多岐にわたっており、10件を超えるプロジェクトの検討が進んでいます。

事業化例


グループ会社