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緑の意味を知ると街づくりは変わる。
緑のなかを風が楽しそうに走る。

このパークシティ浜田山という街が生まれるとき、
開発チームは休日を返上してイギリスへ渡った。
そこで見た英国式庭園は彼らの街づくりの意識を一変させた。
人生観を変えた。
その庭園の入口に立つと、まず樹木がその視線を歓迎する。
そして、その視線の先に銅像があることに気がつく。
銅像は後ろを向いて何かを指差している。
その指の先を目で追うと、美しい空が
これしかないという形で広がっていく。
その美しさは心を奪う。奪われた心は幸せに包まれる。

「視線をつくることで空間はどこまでも美しくなれる」
その発見は大きかった。

道を歩くときに見える空の大きさをどうつくるか。
部屋に向かう廊下から見える紅葉は時間を止められるか。
歴史と未来の美しい交差をどう表現できるか。
この樹をどの角度で植えると未来を柔らかく包めるだろうか。
街とは永遠に完成しないものだ。
時を重ねていくたびに美しくなっていくものにしたい。

あの庭園が教えてくれたものをチームは必死に追いかけた。
そして、昔からこの土地で愛されてきた樹木を
丁寧に丁寧に移植することで
他にはない新しい季節を重ねて育つ街をつくりだした。
いい街には、物語がある。
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