社会貢献・環境

安心・安全への取り組み

セキュリティ(防犯)対策

ビルディング事業におけるセキュリティ対策は、「セキュリティ計画指針」(2004年策定、2007年改定)によって、オフィスビルの入退館方法、各ゾーンへの進入方法、オフィス基準階のセキュリティ、監視カメラ(ITV)・ICカード・カードリーダーなどセキュリティシステムの基本的な方針を整理しています。2008年度は、社会的に治安面での不安定要素が増しているのを受け、不審者対応に重点を置いた次のような取り組み強化を各オフィスビルで行いました。

オフィスビルでのセキュリティ強化

  • 不審者発見のための巡回・監視等の徹底
  • 緊急事態発生時のスタッフ対応方法の確認
  • テナントとの連携・情報交換の強化
  • 巡回・立哨など警備ポストの再確認

分譲マンション事業においては、三井不動産レジデンシャル(株)が首都圏を中心にセキュリティシステム「PRISMEYE(プリズムアイ)」を導入しています。「PRISM EYE」は、マンションのセキュリティを〈設計―プランニング〉〈機能―システム〉〈運営―オペレーション〉の3つの要素に分け、不審者が侵入しにくい環境づくり、万一の場合の緊急対応など、設計の段階から入居後の管理運営に至るまで、トータルな視点で暮らしを守ります。また、首都圏を中心に「リモートセキュリティシステム」の導入も進めています。これは、お客さまの依頼により三井のお客さまセンターから留守宅の防犯装置のセットを行ったり、お客さまの不在時に部屋で起きた異常や来訪者に関する情報を携帯電話等にメールでお知らせしたりするシステムです。

「PRISM EYE」の概念

プリズムアイ概念図

プリズムアイ概念図

「PRISM EYE」の概念

「PRISM EYE」のPRISMはガラスの三角柱を意味します。〈設計−プランニング〉〈機能−システム〉〈運営−オペレーション〉が三位一体となったイメージです。また、EYEは日々の暮らしを見守る目を指しています。

  1. 設計−プランニング(Planning) 独自の「防犯設計基準」で設計段階からチェック
    国土交通省策定による「防犯に配慮した共同住宅に係わる設計指針」等を踏まえて、防犯の専門家による監修のもと、60超の項目からなる三井不動産グループ独自の「防犯設計基準」を策定しました。また、プランニングの際には、警備会社による「防犯診断」を実施し、指摘項目を設計に反映します。玄関扉などにはCP(Crime Prevention)認定された製品を標準装備します。
  2. 機能−システム(System) 充実した防犯機器で居住空間をチェック
    さまざまな角度から来訪者を確認できる録画機能付きインターホンなどがついた住宅情報盤「ベルボーイ」や、玄関防犯センサーを標準装備します。さらに、共用部分の防犯カメラを増設して防犯機器の充実を図っています。
  3. 運営−オペレーション(Operation) 毎日の暮らしを迅速なケアでサポート
    緊急時の非常信号は、警備会社だけで監視するのではなく、管理会社である三井不動産住宅サービス(株)にも送信される二重確認システムです。

賃貸住宅事業では、エントランスとエレベーターにオートロックを設置する「ダブルセキュリティ」の仕様を2006年度版設計標準で定め、2007年度下期以降の竣工物件で順次運用しています。
商業施設事業では、2009年9月開業の「ららぽーと新三郷」(埼玉県三郷市)において、お客さま用共用部から倉庫など主要バック諸室への出入り口にカードリーダー付き電気錠を設置するなど、主に不審者対応のセキュリティ強化を図りました。

街と住まいを見守る「マイタウンセキュリティ」

クルドサック

クルドサック

 2008年10月に販売開始した戸建住宅「ファインコートららシティ」(埼玉県三郷市)では、居住者の交流拠点となるクラブハウス内にセキュリティステーションを設け、24時間365日、タウン専属の警備員が常駐してタウン内を巡回します。さらに、各住戸にはホームセキュリティを設置。
万一のトラブルには、タウン専属の警備員がすぐに駆け付けられる体制を構築しています。
また、一部住宅の前に「クルドサック」(袋小路の意)というスペースを設けています。自動車などの通り抜けができないため安全性が高く、また住民関係者以外が立ち入りにくい形状やコミュニティ形成といった面からは防犯効果も期待できます。

防災対策

三井不動産では、グループ会社やテナントを含めた全社で、大規模災害への対応訓練を年2回、9月1日(防災の日)と1月17日(防災とボランティアの日)に行っています。
2008年度は9月1日と1月16日に実施しました。
事業部門別の主な取り組みとして、ビルディング事業では、ビルごとにテナントとともに避難訓練や消火器等の扱い訓練を実施しているほか、各ビルの管理スタッフが所轄消防署管内の「自衛消防活動審査会」に毎年出場しています。2008年度は3物件が優勝しました。また、2月13日には年1回の「全国防火担当者会議」を開催し、200名超の参加を得て、火災事例の紹介や法令改正の説明と対応方針の周知などを行いました。
三井不動産レジデンシャル(株)では、気象庁が提供する緊急地震速報を活用した「マンション地震防災システム」を開発、首都圏の分譲マンション(一部物件を除く)で導入しています。また、地域と連携した「災害に強い街づくり」にも取り組んでいます。
賃貸住宅事業では、2008年9月に竣工した「芝浦アイランド ブルームタワー」(東京都港区)の住民を対象として防災に関する講演会を企画実施するとともに、防災計画を立案しています。島内にある高層タワーマンションという特性から、災害時対応について住民間での意識共有や、平時のコミュニケーション醸成が必要という考えに基づいて、地域コミュニティづくりと連動しながら防災活動に取り組んでいます。
ホテル事業では、ホテルごとに消防訓練を年2回行っているほか、消防庁の「自衛消防技術認定」資格取得の奨励、各地の自衛消防隊競技大会への参加、消防研修会の開催などを通じて、防災についての意識向上や技術の習得などを図っています。
商業施設事業では、防災を含む安心・安全のために次のような取り組みを行っています。

「施設巡回」

三井不動産が「防災安全巡回指導」を目的に商業施設のオペレーションセンターやテナント向けに実施。

「防災パトロール」

ららぽーとマネジメント(株)および設備・警備の協力会社が施設共用部や火気使用店舗などを確認。

「SC道場」

防火・防災、安全管理などに関する、ららぽーとマネジメント(株)社員向けの研修。

「全国安全大会」

安心・安全や環境問題への取り組みの情報共有のため、ららぽーとマネジメント(株)、三井不動産および各パートナー会社から約170名が参加して開催(2008年10月)

特集1 都市に豊かさと潤いを〜三井不動産の“価値創造”の歩み〜

特集2 残しながら、蘇らせながら、創っていく 〜日本橋再生計画〜

人と地球が、ともに豊かになる街づくりを目指して 三井不動産グループの取り組み

関連情報

名古屋三井ビルディング本館

省CO2改修プロジェクト

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