社会貢献・環境への取り組み2012

地域コミュニティとの共生

三井不動産グループが掲げる「共生・共存」「多様な価値観の連繋」という理念のもと、エリア特性や開発規模などに応じて、既存コミュニティとの共生や新たなコミュニティづくりに取り組んでいます。

分譲マンション・戸建住宅の取り組み

「サステナブル・コミュニティ研究会」発足

既存マンション向けコミュニティ啓発ツール

既存マンション向け
コミュニティ啓発ツール

三井不動産レジデンシャル(株)、三井不動産住宅サービス(株)では、東日本大震災以降の集合住宅のあり方として、住民同士の共助・互助や周辺住民との連携による持続可能な地域づくりが重要であると考え、2011年7月に「サステナブル・コミュニティ研究会」を発足させました。有識者や各種外部団体と連携しながら、集合住宅におけるコミュニティにとって重要と思われる指標の策定や、有効な実施策を研究するものです。
研究結果を踏まえて、2012年4月以降に竣工した首都圏の分譲マンションで「入居あいさつ会」を実施したり、既存マンション向けにコミュニティの重要性をまとめた啓発ツールを作成するなど、具体的な取り組みを始めています。

コミュニティ支援策の概念図

コミュニティ支援策の概念図

「コミュニティ」で育む絆

リビングサークル完成予想CG

リビングサークル完成予想CG

2012年3月に販売開始した「パークシティ南浦和」(さいたま市南区)では、リビング・ダイニングルームの役割を共用部や中庭に広げた「All Living」という発想のもと、リビングサークル(中庭)など入居者同士のコミュニティ形成を促す空間や共用施設を設置するほか、各種イベントなどコミュニティをサポートする多様なプログラムを提供します。
また、スーツケースやバーベキューセットなどをシェアする「生活グッズシェアリング」、子ども用品などを使い終えたら必要な家族に譲る「おさがりプロジェクト」といった仕組みでも、入居者同士のコミュニティ形成を図ります。

地域とのコミュニティ拠点を創出

地域との新たなコミュニティ拠点を創出した公園

地域との新たなコミュニティ拠点を
創出した公園

戸建分譲住宅「ファインコートひばりヶ丘グロウブヴィラ」(東京都西東京市)では、全18戸の戸建住宅街と隣接する市保有の樹林地を一体開発し、樹林地の生育状況の調査による間伐・補植の実施や、遊歩道・ベンチの設置などにより再整備することで、地域との新たなコミュニティ拠点を創出しました。バリアフリーにも配慮し、多世代の交流場としても機能します。
このプロジェクトは2011年度グッドデザイン賞を受賞しました。

地域コミュニティの核となる商業施設へ

商業施設事業では、「地域コミュニティの核」となることを目指しています。単なる買い物スペースではなく、地域に必要とされるさまざまなサービス機能を集積、人や情報の交流の場を提供し、地域活性化への貢献を図ります。地域の方々が気軽に参加できる社会貢献の場と機会を提供する取り組み「エコハロー!」もその一環で、次のような活動を継続的に行っています。

  • エコハロー! 衣料支援プロジェクト
    家庭で不用になった衣料を商業施設で回収し、NPO法人日本救援衣料センターを通じて世界の難民・避難民・被災者など救援衣料を必要とする方々へ寄贈する活動。
  • 盲導犬ふれあいキャンペーン
    「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市) 「ららぽーとTOKYO-BAY」
    (千葉県船橋市)
    盲導犬育成のサポートを目的として、盲導犬をもっと身近に感じていただけるイベント。
  • ペットボトルキャップ回収ボックス設置
    「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区) 「アーバンドック ららぽーと豊洲」
    (東京都江東区)
    資源のリサイクルや、世界の子どもたちにワクチンを届ける活動への協力を目的として、施設内にペットボトルキャップ回収ボックスを設置。

また2011年8月-9月には、東日本大震災後の防災意識の高まりを受け、消防署と連携した防災体験・救急イベントをはじめ、災害時に役立つ便利な防災グッズ展示やホームページ上での特集紹介などの防災フェアを、13施設で開催しました。

防災フェアの様子 「ららぽーと磐田」(静岡県磐田市)

防災フェアの様子
「ららぽーと磐田」(静岡県磐田市)

防災フェアの様子 「ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)

防災フェアの様子
「ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)

地域防災拠点への取り組み

三井不動産グループでは、地域コミュニティの安全・安心につながるような「災害に強い街づくり」に力を入れています。

オフィスビルに地域防災備蓄倉庫を導入

2011年11月に竣工した「浜離宮三井ビルディング」(東京都中央区)では、ビルそのものの防災機能強化に加えて、地域防災への貢献を図るべく、地域防災備蓄倉庫を導入しています。
この備蓄倉庫は、中央区の「市街地開発事業指導要綱」に基づき設置したものです。災害時の帰宅困難者の発生に対する取り組みの一環として、1,000人×3日分を想定し、毛布500枚、トイレ用テント14個、段ボール組立トイレ14個、非常用トイレベンリー袋300個、トイレットペーパー100ロール(2012年7月末現在)の防災用品を備蓄しています。この備蓄品については、東日本大震災での経験をもとに、区と協議の上決定したもので、災害時には近隣の帰宅困難者に提供することとなっています。ビルの入居テナント向けだけではなく、地域と協力しながら地域コミュニティ全体での災害対応を進めています。

マンションを災害時の避難所に

防災備蓄品

防災備蓄品

三井不動産住宅サービス(株)が管理業務を行う「パークホームズ武蔵小山」(東京都品川区)では、2012年1月、災害時の避難所として集会室を提供する協定を同マンション管理組合と品川区との間で締結しました。
集会室2室に帰宅困難者など100人程度を受け入れるほか、マンション内の倉庫も利用して食糧300食・毛布300枚なども備蓄します。
区が民間共同住宅とこうした協定を結ぶのは東京23区初の試みであり、今後の地域・自治体との協働に向けた先例となることが期待されています。

「芝浦アイランド」のコミュニティ形成支援

「芝浦アイランド」(東京都港区)では、「芝浦アイランド自治会」の一員として、賃貸棟を運営管理する三井不動産も参加。「芝浦アイランド防災計画」の策定などを行ってきました。
2011年度には、高層マンションの防災対策などについて危機管理・防災の専門家を招いて意見交換を行う「防災アカデミックセミナー」を実施するなど、自治会としての活動を行いました。
今後もこうした活動を通じて、災害時の対応を含む安全・安心の実現や周辺地域との連携などを通じた「サステイナブルなコミュニティ形成」のため、住民主導による新しい形のタウンマネジメントを支援していきます。

エネルギー網複線化による安全・安心の実現

「柏の葉スマートシティ」(千葉県柏市)では、エリアエネルギー管理システム(AEMS)の導入によるエネルギー利用の最適化を目指しています。
複線化されたエネルギー網をAEMSで管理することにより、災害で広域の電力供給が停止した際も避難所等のライフラインに電力を優先供給することが可能となり、エリア全体の安全・安心の実現に貢献します。

エネルギー網複線化でエリアの安全・安心を実現(イメージ)

エネルギー網複線化でエリアの安全・安心を実現(イメージ)

地域清掃活動への参加

各事業における全国各地の拠点で、地元コミュニティとの交流や地域貢献のために清掃活動などに参加しています。

  • オフィスビル
    「日本橋一丁目ビルディング」(東京都中央区)において街区周辺のごみ拾いを実施。また、「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)では、「55クリーン隊」という名称で、協力会社の参加も得て、毎月1回ごみ拾いボランティアを実施しています。
  • 商業施設
    地域コミュニティとの連携を深める意味も込めて、商業施設従業員、および賛同していただいている出店者スタッフを中心に清掃活動を実施。「ららぽーと」ほか各地の商業施設で、週1回-月1回程度行っています。
  • 賃貸住宅
    「パークアクシス青山一丁目タワー」(東京都港区)では、現地スタッフが地元の青山一丁目町会などとともに「南青山をきれいにする会」を立ち上げ、清掃活動のほか、違法駐輪自転車への警告ステッカー貼りなどを実施しています。
  • ホテル
    「三井ガーデンホテル仙台」の清掃活動 「三井ガーデンホテル仙台」の清掃活動
    社会貢献活動の一環として、三井ガーデンホテルズ各事業所のスタッフが、地域清掃活動に参加しています。
  • 東京ミッドタウン
    地元有志が六本木交差点周辺の清掃活動を行う「六本木をきれいにする会」の活動に、テナントを含めた「東京ミッドタウン」(東京都港区)関係者も参加。公式ウェブサイトで参加を呼びかけるなど、活動の支援も行っています。

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