社会貢献・環境への取り組み2013

省資源・廃棄物削減

三井不動産グループは、省資源・廃棄物削減を図るため、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に努めるとともに、建物の長寿命化にも取り組んでいます。特にリサイクルについては、独自のリサイクル・システムを構築するなど、さまざまな取り組みを進めています。また、廃棄物の適正処理を図るため、委託処理業者の実地確認も行っています。

リデュース

廃棄物の発生抑制(リデュース)を図るため、従量課金制度の導入や使い捨て製品の使用抑制に努めています。

商業施設での従量課金制度の導入

商業施設では、廃棄物の排出量に応じて課金する従量課金制度を導入し、店舗からの廃棄物の発生抑制を図っています。従量課金制度を導入している施設は、2012年度に3施設追加となり、30施設となっています。

計量の様子

計量の様子

計量の様子

ホテルでの取り組み

三井ガーデンホテルズでは、全16ホテルでシャンプー類のディスペンサー(詰め替え式容器)の使用やトイレットペーパー使いきりシールの貼付を継続実施しています。

トイレットペーパー使いきりシール

トイレットペーパー使いきりシール

リユース

省資源や廃棄物の削減を図るため、使い捨てせず繰り返し使用するリユースにも努めています。

マンションの定置用蓄電池に使用済みの車載蓄電池をリユースするシステムを構築

三井不動産レジデンシャル(株)の分譲マンション「パークタワー東雲」では、電気自動車の車載蓄電池をマンションの定置用蓄電池(4台分、定格容量約96kWh)として活用するとともに、この定置用蓄電池に使用済みの車載蓄電池をリユースするシステムを構築します。
設置当初は新しい車載蓄電池を使用しますが、将来マンションの蓄電池更新時には、使用済みの車載蓄電池をマンションの定置用蓄電池にリユースすることが可能なシステムです。リユースする車載蓄電池は、使用後も高い残存容量を保持する日産リーフ用蓄電池で、使用済み車載蓄電池をリサイクルする前にリユースすることで、資源の有効活用や環境負荷の低減、コスト低減への貢献が期待されます。

使用済み車載用蓄電池リユース・システムの概念図

使用済み車載用蓄電池リユース・システムの概念図

フロアガイド再利用プロジェクト

商業施設(15施設)では、「フロアガイド再利用プロジェクト」を2009年6月から継続実施しています。これは、不要となったフロアガイドを回収し、汚れなどがなく再利用可能なものを選定して再び館内で利用するという取り組みです。フロアガイドをリユースすることは、省資源と廃棄物削減につながっています。

フロアガイド再利用プロジェクトの案内

フロアガイド再利用プロジェクトの案内

リサイクル

省資源や廃棄物の削減を図るため、生ごみリサイクルや独自システムによる古紙、蛍光灯・乾電池のリサイクルなどを推進するとともに、再生品の使用にも努めています。

生ごみリサイクル

オフィスビルや商業施設において、飲食店等から排出される生ごみをリサイクルし、肥料や家畜の飼料、バイオマスエネルギー(電力、ガス)として再生利用しています。

生ごみリサイクルの実績(2012年度)

項目 オフィスビル
(20棟)
商業施設
(18施設)
生ごみ 排出量 2,105t/年 5,605t/年
リサイクル量 1,629t/年 5,563t/年
リサイクル率 77% 99%
リサイクル用途 飼料、発電 肥料、飼料、
ガス化、焼却発電

環境対応型タイルカーペット

三井不動産グループが管理運営するオフィスビルから排出される使用済みカーペットを回収して環境対応型タイルカーペットに再生し、首都圏のオフィスビルで利用するリサイクル・システムを構築しています。環境対応型タイルカーペットの利用はCO2削減にも貢献します。

カーペットリサイクルの実績(2012年度)

使用済みカーペットの回収量 約13.1万㎡
環境対応型タイルカーペットの納入量 約8.2万㎡
2002 年度からの累計納入量 約71.4万㎡

古紙リサイクル・ループ・システム

三井不動産グループは、独自の古紙リサイクル・ループ・システムを構築し、三井不動産グループが管理運営する都内のオフィスビルと「ららぽーとTOKYO-BAY」から排出する古紙を回収し、オリジナルリサイクルOA用紙「都紙再生」やトイレットペーパーなどに再生利用しています。
2012年度の古紙回収量は約8,109t、再生紙購入量は約907tでした。

古紙リサイクルの実績(2012年度)

古紙
回収量
都内のオフィスビル77棟 約7,692t 合計
約8,109t
ららぽーとTOKYO-BAY 約417t
再生紙
購入量
三井不動産グループでの
購入量
約907t
(うち562tはトイレットペーパー)

古紙リサイクル・ループ・システムの概略図

古紙リサイクル・ループ・システムの概略図

使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクル・システム

三井不動産は、リサイクル業者や運搬業者など4社と共同で使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクル・システムを構築し、三井不動産グループが管理運営するオフィスビルやホテル等から排出する使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクルを推進しています。回収した使用済み蛍光灯・乾電池から精製した水銀は新しい蛍光灯などの原料として、また、分別したアルミニウムやガラスは再生アルミニウム、再生ガラスとして再生利用するなど、リサイクル可能な部分はすべてリサイクルしています。
2012年度の回収対象棟数は47棟、蛍光灯の回収量は約20.5t、乾電池の回収量は約6.0tでした。

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの実績(2012年度)

回収対象棟数 計47棟(首都圏38棟、関西9棟)
回収量 蛍光灯:約20.5t
乾電池:約6.0t

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの概略図

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの概略図

TOPICS

リサイクルバッグ

リサイクルバッグ

「ゲートシティ大崎」のリサイクルの取り組み

「ゲートシティ大崎」(東京都品川区)では、2004年から使用済みの外構部のフラッグ(旗)をすべてリサイクルバッグに再生利用し、年2回実施しているプレゼントキャンペーンで毎回100枚を賞品として配布しています。2013年3月現在、累計で約3,690枚の使用済みフラッグをリサイクルしました。

社員コメント

三井不動産ビルマネジメント(株) 大崎オフィス 所長補佐 千葉 和天

三井不動産ビルマネジメント(株)
大崎オフィス 所長補佐
千葉 和天

環境アピールに力を入れています

「ゲートシティ大崎」では、緑の環境づくり、高いリサイクル率の実現等環境への取り組みを積極的に実施しています。また、それと同時に、館内のテナントの皆さまへのアピールにも積極的に取り組んでおり、テナントの皆さまを対象とした環境研修会の毎年の実施、環境への取り組みを紹介する環境かわら版の毎年の発行等を実施しております。

三井不動産ファシリティーズ(株)のリサイクルの取り組み

三井不動産ファシリティーズ(株)では、不要となったユニフォームを固形燃料(RPF)の原料としてサーマルリサイクルしています。ユニフォームは綿と化繊の混紡でできており、 マテリアルリサイクルが難しいため従来は焼却処分していましたが、サーマルリサイクルすることで、廃棄物の削減と資源・エネルギーの有効利用に貢献しています。
2012年度は約1.4tのユニフォームをリサイクルしました。

サーマルリサイクルしているユニフォーム

サーマルリサイクルしている
ユニフォーム

ユニフォームで作ったRPF

ユニフォームで作ったRPF

三井不動産の自用床(オフィス)での事務用品のグリーン購入率等

2012年度の三井不動産の自用床(オフィス)での事務用品のグリーン購入率※6は約71.8%、OA用紙の再生紙使用率※7は約96%でした。

※6 グリーン購入率:
事務用品(ファイル、ノート・紙製品、筆記用具・修正用品等)のうち、自社「事務用品グリーン判断基準」に適合する製品の占める割合(購入金額ベース)。
※7 再生紙使用率:
OA用紙のうち、再生紙の占める割合(重量ベース)。

建物の長寿命化

マンション(分譲、賃貸)や戸建住宅(分譲、注文)においては、耐震性や耐久性、耐火性などを高めるとともに、配管などの設備の維持管理や更新が容易に行えるようにするなど、建物の長寿命化を図っています。また、建物供用後に適切なメンテナンスやリフォームを行う事業も展開しています。
建物の寿命を延ばし長く使えるようにすることは、省資源・廃棄物の削減などにつながっています。

廃棄物の適正処理

ビルディング事業部門では、廃棄物のさらなる適正処理を図るため、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物処理業者の処理の状況に関する実地確認(努力義務)を実施しています。2012年度は廃棄物の委託処理業者12事業所の現地確認を実施しました。2013年度は6事業所の現地確認を実施する予定です。
商業施設事業部門でも、2011年度(25施設)から2012年度(16施設)にかけて、全国約40の商業施設で廃棄物の適正処理状況を確認しました。具体的には、独自のチェックシート・作業確認シートを基に、廃棄物の運搬・処理・保管等の状況につき現地で再確認・是正を行いました。さらに、廃棄物の委託処理業者への訪問も実施するなど、多重的に再確認を進めています。こうしたPDCAサイクルを回すことで継続的な廃棄物の適正処理を図っており、2013年度は25施設で実体的な監査・確認を行う予定です。

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