社会貢献・環境への取り組み2014

三井不動産グループの社会・環境への取り組みについて 〜第三者コメント〜

第三者コメント

社会的課題にチャレンジし、将来のモデルとなる街づくりを

第三者コメント 社会的課題にチャレンジし、将来のモデルとなる街づくりを

伊香賀 俊治様 慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授

伊香賀 俊治様 慶應義塾大学
理工学部
システムデザイン
工学科 教授

本年の報告書の大きな特徴は、コンパクトな「冊子版」と、網羅性の高い「Web版」に分けていることです。より幅広いステークホルダーとのコミュニケーションを図るために、コンパクトな冊子版は必要なツールだと思います。
毎年継続的に報告されている「スマートシティ」に関する特集の中で、「柏の葉AEMS」など先進的なシステムとともに注目したいのが、「健康長寿」への取り組みです。近年、国などが唱えている「スマートウェルネス」の考え方にも通じるもので、世界的にも今後ますます重要になる社会的課題と考えています。「柏の葉スマートシティ」では、三井不動産が核となり、自治体や大学、地域住民とも連携しながら、そうした課題の解決を目指しています。とても手間のかかる仕事であり、長期的視野を持たなければできないことです。
都心の日本橋エリアでは、建物単体にとどまらない面的な再生が進められている点が注目されます。環境配慮と災害時の安全・安心を両立させる「地域電気・熱供給事業」などハード面と、「日本橋おもてなしプロジェクト」といったソフト面を組み合わせ、多様な街の魅力・付加価値を引き出そうとチャレンジを続ける姿勢は高く評価できます。
また今年の報告書では、グループ保有林の保全・活用についても広がりと深まりが見て取れます。大規模マンションの内装などへの間伐材の使用が進んでいますが、適度な「内装の木質化」は居住者の健康にもよい効果を与えることが実証されています。森を「いかす」ことは、「健康長寿」にもつながる取り組みとして重要であり、今後の展開に大いに期待します。
2013年3月策定の「社会貢献活動方針」を踏まえた取り組みも充実してきています。不動産事業者としてのリソース・ノウハウを生かして被災地域企業を支援する「結の場」の取り組みは、ぜひ長く継続してください。
本報告書に記載されている多くの事例は、50年先100年先を見据えて街の魅力向上を目指す素晴らしい取り組みだと思います。今後も三井不動産グループには、さまざまな社会的課題にチャレンジし、将来の日本の、さらには世界のモデルとなる街づくりを進めていただければと思います。

第三者コメント

多角的な取り組みによる「&EARTH」理念の実現に期待

第三者コメント 多角的な取り組みによる「&EARTH」理念の実現に期待

山川 文子様 エナジーコンシャス代表 消費生活アドバイザー

山川 文子様 エナジーコンシャス代表
消費生活アドバイザー

三井不動産グループの「社会・環境への取り組み」の第三者コメントを2010年度にご依頼いただいてから、今回で5回目となりました。この間、グループでの取り組みが年々拡充していることを実感します。
エネルギーの見える化から始まった「柏の葉スマートシティ」は、省エネ・創エネ・蓄エネが進むとともに、「柏の葉AEMS」の稼働により街全体でのエネルギーの一元管理が可能となりました。これらハード面の充実に加え、健康増進のためのサービスの提供、人的交流を図るためのイベントの実施など、街に住む人へのソフト面での取り組みも行われている点が高く評価できます。今後も、スマートシティのモデルとしてさまざまな成果を挙げ、業界のリーダーとして他をけん引していくことを期待します。
「森〜そだてる・つくる・いかす」の取り組みにも注目しています。適正に管理された森林はCO2の吸収固定源となり、土砂災害防止の役割も果たします。定期的な間伐のためには、間伐材の利用が不可欠です。グループ内で森林を保有・管理し、そこでの間伐材を自社グループが供給する住宅や建築物の内装、建築資材などに積極的に利用する取り組みは、ぜひ拡大してほしいと思います。同時に、森を「そだてる・つくる・いかす」大切さをアピールすることは、森林利用への理解を深め、ニーズを広げることとなるでしょう。
このほか、住宅の省エネ仕様の標準化や3Rの推進などについて、着実に進展していることも高く評価します。
ハード面とソフト面からのアプローチ、地道な環境活動と先進的な環境施策に支えられた多角的な取り組みによって、グループが掲げる「&EARTH」の理念を実現してほしいと思います。

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