社会貢献・環境への取り組み2014

特集1 &Smart 挑戦し成長し続ける街づくりをめざして

三井不動産グループのスマートシティ戦略

三井不動産グループは、日本初の高層ビル「霞が関ビルディング」(東京都千代田区)をスタートに、それぞれの時代の社会ニーズを捉え、街づくりを革新し続けてきました。それは、「スマートシティ」へと続いています。
三井不動産グループのスマートシティは、エネルギーのスマート化だけではありません。「環境共生」「安全・安心」「健康長寿」「産業振興」といった人類が直面する課題を街づくりの中で挑戦、解決し、人が主役の成長し続ける街、「経年優化」の街づくりを目指しています。

三井不動産グループがめざすスマートシティ〜3つのコンセプト〜
1.人類が直面する課題の解決に挑戦する街
解決すべき課題:エネルギー、環境共生、安全・安心、健康長寿、産業振興など
2.人が主役(需要者視点)「賢く働く、賢く暮らす」
「Green(省エネ、環境配慮)&Resilient(強靭さ)」を実現
技術が創造する価値を、顧客が実感できる街
3.複合プレミアムとタウンマネジメントにより成長し続ける街
用途の複合によるシナジーを生かし、タウンマネジメントでサスティナブルに付加価値を向上

三井不動産グループのスマートシティプロジェクト

三井不動産グループのスマートシティプロジェクトの図

三井不動産グループは、柏の葉、藤沢、横浜、日本橋でスマートシティプロジェクトを進めています。2013年12月には、都心型スマートシティの第2弾として、「(仮称)新日比谷プロジェクト」を始動しました。

◆(仮称)新日比谷プロジェクト

「(仮称)新日比谷プロジェクト」(東京都千代田区)は、日比谷の都市再生特別地区での再開発事業で、「エネルギー」「環境共生」「安全・安心」「産業振興」を主要テーマに、東京の都市再生に貢献する街づくりを進めています。

《エネルギー》
・ガスコジェネレーション、地域冷暖房導入
・東京都建築物環境計画書制度「段階3」、CASBEE「Sランク」相当の省エネ性能
《環境共生》
・周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備
・日比谷公園と連続する緑化空間( 緑化面積: 地上、屋上合計約2,000㎡)整備
《安全・安心》
・帰宅困難者支援機能(約5,000㎡の一時滞在施設、備蓄倉庫など)導入
・非常用発電機導入
・エネルギーシステムの浸水対策
《産業振興》
・ビジネス連携拠点、文化発信拠点整備

◆Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)

「ファインコートFujisawa SST」完成予想CG

「ファインコートFujisawa SST」
完成予想CG

三井不動産レジデンシャル(株)は、神奈川県藤沢市と民間企業・団体が協働して進めている「Fujisawa SST」の街づくりコンセプトに沿って、戸建分譲住宅「ファインコートFujisawa SST」の開発を進めています。「ファインコートFujisawaSST」は、次世代省エネルギー基準への適合などの省エネ設計に加え、家庭用燃料電池「エネファーム」や太陽光発電、蓄電池で創エネ・蓄エネにも対応。さらに、これらを効率的に管理するHEMS※1も導入する計画です。

※1 HEMS:Home Energy Management System

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日本初の複合開発型スマートシティ誕生

KASHIWA-NO-HA SMART CITY

千葉県柏市の柏の葉キャンパスエリアで公・民・学連携による街づくりを進めている「柏の葉スマートシティ」。その中核エリアとして開発を進めてきた「ゲートスクエア」が、2014年7月にグランドオープンしました。地域の中心的機能を担う「ゲートスクエア」の誕生により、柏の葉キャンパス駅周辺エリア一帯(先導エリア約12.7ha)でのスマートシティ運営が本格始動しました。
住宅、オフィス、商業施設、ホテル・ホール、国際交流施設などが集積する、最先端、かつ、日本初の複合開発型スマートシティとして、新たな価値・産業・イノベーションを創出していきます。

「柏の葉スマートシティ」の街づくりの3つのテーマ

「柏の葉スマートシティ」の街づくりの3つのテーマ

「ゲートスクエア」オープン

「ゲートスクエア」には、エネルギー、防災、交通、健康、ビジネス環境、国際交流空間などのさまざまな都市機能を集積しています。日本初の街区間電力融通を実現したエネルギー管理システム「柏の葉AEMS※2」が稼働し、新たなイノベーション創造拠点「KOIL」、健康サポート拠点「街のすこやかステーション」などもオープンしました。

※2 AEMS:Area Energy Management System

環境共生都市

◆柏の葉AEMS(柏の葉エリアエネルギー管理システム)

「ゲートスクエア」のグランドオープンにより、「柏の葉AEMS」も本格的に始動しました。
「柏の葉AEMS」は、「柏の葉スマートセンター」を中央管理拠点とし、エリア一帯に分散するオフィスや商業施設、ホテル、住宅などの各施設と、電力会社からの系統電力および太陽光発電や蓄電池などの電源設備をネットワークでつなぐことで、地域エネルギーの一元管理を行うシステムです。各施設のエネルギー使用状況や気象情報などの把握・分析に基づいて、街全体で効率的な発電・蓄電・電力融通を制御するスマートグリッドの運用を段階的に開始。CO2排出量の低減や災害停電時のBCP※3・LCP※4を実現します。

※3 BCP:Business Continuity Plan(事業継続計画)
※4 LCP:Life Continuity Performance(居住継続性能)

環境共生都市

◆「ゲートスクエア」の省エネ・創エネ・蓄エネ

ショップ&オフィス棟とホテル&レジデンス棟では、自然の力を活用して地球への負担を減らすサスティナブルデザインを採用し、太陽光発電、地中熱や温泉水を利用するシステムなどを導入しています。エネルギー棟には特高受電設備や大型蓄電池、電力融通装置などを設置しています。また、ショップ&オフィス棟などの業務系施設にはBEMS※5を、ホテル&レジデンス棟の住宅施設には新たに開発した「柏の葉HEMS」を導入し、「柏の葉AEMS」と連携させたエネルギー管理を行っています。

※5 BEMS:Building Energy Management System

「ゲートスクエア」の主な省エネ・創エネ・蓄エネ
新産業創造都市

◆KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)

企業や個人が交流を通じて新産業を生み出すオープンイノベーション拠点「KOIL」。オフィスフロアや会員制ワーキングスペースのほか、一般の方も利用可能なデジタルものづくり工房なども併設。また、空間だけでなく、創業支援プログラムや相互交流イベントなどのコミュニティも提供します。

KOILパーク

KOILパーク

KOILファクトリー

KOILファクトリー

健康長寿都市

◆街のすこやかステーション

街のすこやかステーション

街のすこやかステーション

いつでも気軽に、継続的に利用できる健康サポート拠点「街のすこやかステーション」を駅前のショップ&オフィス棟に開設しました。予防医療をテーマとした医療施設をはじめ、東京大学の産学連携プロジェクトによる健康増進サービス拠点や健康関連イベントの定期開催など、健康に係る幅広いサービスの提供を計画しています。

三井不動産(株) 柏の葉街づくり推進部事業グループ 橋本 隆二

三井不動産(株)
柏の葉街づくり
推進部
事業グループ
橋本 隆二

公・民・学の連携をベースに世界の課題解決を目指す街づくりを

「柏の葉スマートシティ」の「環境共生都市」「新産業創造都市」「健康長寿都市」という3つのテーマに対し、この度オープンを迎えた「ゲートスクエア」に三井不動産グループの総合力を結集し、連携させ、より良いサービスを提供できるよう尽力してまいりました。
柏の葉の街づくりはまだ始まったばかりですが、「世界の未来像」を具現化するための未来へのゲートとなることを目指して、引き続き邁進してまいります。

◆4プロジェクトがグッドデザイン賞受賞

柏の葉キャンパスエリアにおける4プロジェクトが、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2013年度グッドデザイン賞」を同時受賞しました。

  • 「柏の葉AEMS」
  • 「柏の葉HEMS」
  • 「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」
  • 「課題解決型まちづくり推進プラットフォーム
    (事業主体者:柏の葉アーバンデザインセンター)」

これらを含め、同エリアではこれまで通算9プロジェクトが受賞しており、公・民・学連携による柏の葉の街づくりが高い評価を得ています。

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