社会貢献・環境への取り組み2015

省資源・廃棄物削減

三井不動産グループは、省資源・廃棄物削減を図るため、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に努めるとともに、建物の長寿命化にも取り組んでいます。また、廃棄物の適正処理を図るため、委託処理業者の実地確認なども行っています。

リデュース

廃棄物の発生抑制(リデュース)を図るため、従量課金制度の導入や使い捨て製品の使用抑制に努めています。

◆商業施設での従量課金制度

商業施設では、廃棄物の排出量に応じて課金する従量課金制度を導入し、店舗からの廃棄物の発生抑制を図っています。従量課金制度を導入している施設は、2014年度に3施設追加となり、35施設となっています。

シール貼り付け

シール貼り付け

計量器

計量器

計量の様子

計量の様子

分別保管の様子

分別保管の様子

リユース

省資源や廃棄物の削減を図るため、使い捨てせず繰り返し使用するリユースにも努めています。

リサイクル

省資源や廃棄物の削減を図るため、生ごみリサイクルや独自システムによる古紙、蛍光灯・乾電池のリサイクルなどを推進するとともに、再生品の使用にも努めています。

◆生ごみリサイクル

オフィスビルや商業施設において、飲食店などから排出される生ごみをリサイクルし、肥料や家畜の飼料、バイオマスエネルギー(発電、ガス化)として再生利用しています。

生ごみリサイクルの実績(2014年度)

項目 オフィスビル
(32棟)
商業施設
(22施設)
生ごみ 排出量 2,711t/年 4,485t/年
リサイクル量 2,011t/年 4,419t/年
リサイクル率 74.2% 98.5%
リサイクル用途 飼料、発電 肥料、飼料、
ガス化、焼却発電等

注)リサイクル率=リサイクル量/排出量×100

リゾートホテル「はいむるぶし」(沖縄県八重山郡竹富町)では、レストランから出るコーヒーかすを堆肥化してホテル内の農園で利用し、育てたハーブや野菜などをレストランで提供するリサイクル・ループを構築しています。また、その他の生ごみは、微生物による生ごみ処理機を導入し、施設内で処理しています。2014年度はコーヒーかす約0.8t、その他の生ごみ約3.5tをリサイクルしました。
「鳥羽国際ホテル」(三重県鳥羽市)においても、厨房で使用した廃油を回収し、産業廃棄物の処理業者に委託して、燃料としてリサイクルしており、2014年度は約1.5㎥の廃油をリサイクルしました。

◆環境対応型カーペットのリサイクル

三井不動産グループが管理運営するオフィスビルから排出される使用済みタイルカーペットを回収して環境対応型タイルカーペットに再生し、首都圏のオフィスビルで利用するリサイクル・システムを構築しています。環境対応型タイルカーペットを使用することで省資源と廃棄物焼却量の削減となり、CO2削減にも貢献しています。

タイルカーペットのリサイクルの実績(2014年度)

使用済みタイルカーペットの回収量 約14万㎡
環境対応型タイルカーペットの納入量 約7万㎡
2002年度からの累計納入量 約92万㎡

◆古紙リサイクル・ループ・システム

三井不動産グループは、独自の古紙リサイクル・ループ・システムを構築し、三井不動産グループが管理運営する都内のオフィスビルと「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)から排出する古紙を回収し、オリジナルリサイクルOA用紙「都紙再生」やトイレットペーパーなどに再生利用しています。2014年度の古紙回収量は約9,251t、再生紙購入量は約901tでした。

古紙リサイクルの実績(2014年度)

古紙
回収量
都内のオフィスビル94棟 約8,064t 合計
約9,251t
ららぽーとTOKYO-BAY 約1,187t
再生紙
購入量
三井不動産グループでの
購入量
約901t
(うち569tはトイレットペーパー)

古紙リサイクル・ループ・システムの概略図

古紙リサイクル・ループ・システムの概略図

◆使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクル・システム

三井不動産は、リサイクル業者や運搬業者など4社と共同で使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクル・システムを構築し、三井不動産グループが管理運営するオフィスビルやホテルなどから排出する使用済み蛍光灯・乾電池のリサイクルを推進しています。回収した使用済み蛍光灯・乾電池から精製した水銀は新しい蛍光灯などの原料として、また、分別したアルミニウムやガラスは再生アルミニウム、再生ガラスとして再生利用するなど、可能な部分はすべてリサイクルしています。2014年度の回収対象棟数は合計43棟、蛍光灯の回収量は約24.8t、乾電池の回収量は約5.2tでした。

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの実績(2014年度)

回収対象棟数 計43棟(首都圏36棟、関西7棟、名古屋地区0棟)
回収量 蛍光灯:約24.8t
乾電池:約5.2t

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの概略図

使用済み蛍光灯・乾電池リサイクルの概略図

◆三井不動産の自用床(オフィス)でのOA用紙の再生紙使用率

2014年度の三井不動産の自用床(オフィス)でのOA用紙の再生紙使用率※14は約97%でした。

※14 OA用紙の再生紙使用率:
OA用紙のうち、再生紙の占める割合(重量ベース)。

建物の長寿命化

オフィスビルやマンション(分譲、賃貸)、戸建住宅(分譲、注文)においては、耐震性や耐久性、耐火性などを高めるとともに、配管などの設備の維持管理や更新が容易に行えるようにするなど、建物の長寿命化を図っています。また、建物供用後に適切なメンテナンスやリフォームを行う事業も展開しています。
建物の寿命を延ばし長く使えるようにすることは、省資源・廃棄物の削減などにつながっています。

廃棄物の適正処理

ビルディング事業部門では、廃棄物のさらなる適正処理を図るため、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物処理業者の処理状況の実地確認(努力義務)を実施しています。
商業施設事業部門でも、2011年度から2012年度にかけて全国41の商業施設で現地確認を実施し、廃棄物処理業者との契約の適正化を完了しました。その後は適正化維持のため、2013年度は商業施設24施設で、2014年度は商業施設19施設で監査・確認を行いました。今後も適正化維持のための監査・確認を継続していく予定です。

PDF版

&EARTH REPORT 2015
三井不動産グループの社会・環境への取り組み

ダイジェスト版(PDF:21.3MB)

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