三井不動産グループは、新型コロナウイルス感染症という世界的な危機に対し、収束に向けた感染拡大の防止をESG経営の最優先課題と認識しています。人の「命と健康」を守る取り組みに率先して協力することで、企業の社会的責任を果たしていきます。
また、現時点においては、新型コロナウイルスの治療薬が開発されておらず、収束には一定の時間がかかることが想定されております。そこで、経済活動の再開にあたりましては、新型コロナウイルスと共存する「ウィズコロナシフト」を各事業において構築し、感染防止策を徹底しつつ、事業活動を徐々に再開・正常化するための取り組みを、テナントをはじめとするステークホルダーと一体となって推進いたします。
感染拡大が収束した後、テレワークの促進、住宅ニーズの変容およびEコマース事業分野の伸長など、人々のくらし方や働き方が構造的に変化することも想定し、デジタルトランスフォーメーションを積極的に加速するとともに、デジタル技術では生み出すことのできない、人との出会い・自然との触れ合いに加え、健康や安全に配慮したリアルな空間の価値を高めることで、次なる飛躍に向けた施策を実施し、事業の競争力を一層高めてまいります。
これらの取り組みを通じて、長期経営方針「VISION 2025」で定める持続可能な社会の実現に貢献するとともに、ESG課題の解決やSDGsの達成にも貢献してまいります。
当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大に関連して、次のような取り組みを行っています。