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「環境・健康・創造・交流の街」をコンセプトとした柏の葉キャンパスエリア
環境・健康をテーマにした地域コミュニケーションの活動拠点
「柏の葉フューチャービレッジ」8月1日開設
〜太陽光発電や雨水タンクなど環境配慮型施設〜

平成20年8月1日 三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社

 三井不動産グループは、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパスにおいて、環境・健康をテーマに様々なイベントやセミナーなどを開催する、地域コミュニケーションの活動拠点「柏の葉フューチャービレッジ」を8月1日開設いたします。

 当施設では、太陽光発電システムや雨水タンクの採用など、地球環境に配慮した様々な取り組みを行っており、メイン施設において、約52%の二酸化炭素(CO2)削減効果を見込んでいます(*)。

*当施設のCO2削減目標数値は、資源エネルギー庁発表の「平成17年度エネルギー消費統計」業種別(不動産取引業)エネルギー消費原単位を基に算出しています。

<柏の葉フューチャービレッジ施設概要>

敷地面積 約1,000m2
建物面積 約400m2(メイン施設約300m2、ユニットハウス約100m2
施設構成 【まちのクラブハウス】
地元ショップ等による市場「マルシェ」、子供たちの就労体験クラブ「ピノキオクラブ」、園芸クラブなど、東京大学や千葉大学の学生、地域住民等が中心となり、様々な活動を実施予定。
【キッチン会議室】
食を通してコミュニケーションを図るキッチン付き会議室。セミナーやワークショップ等を開催予定。着席形式で約20名収容可能。
【がん患者・家族総合支援センター】
柏市医師会と国立がんセンター東病院が運営する国内初のがん患者と家族のための総合サポートセンター。未病の段階からがんの認識を高め、術後の心身、家族のコミュニケーションなど生活全般の相談に対応。
【三井不動産(株)柏の葉事務所】
三井不動産(株)柏の葉キャンパスシティプロジェクト推進部の現地オフィス。


柏の葉フューチャービレッジ 外観


施設構成

<主な環境仕様>

【太陽光発電システム】
14kwのソーラーパネルを屋上に設置。メイン施設で使用する電力量の約42%を自給する予定。
【ソーラーコレクター】
太陽熱を取り入れ、暖房として活用するソーラーコレクターを採用。
暖気は、ペットボトルを並べた床下の簡易蓄熱層に蓄えられ、室内をゆっくりと暖める。
【雨水タンク】
2,000Lの雨水タンクを設置し、植栽の潅水に利用。上水の使用を約6割削減する予定。
【壁面緑化等】
メイン施設に壁面緑化等を行い、冷房使用電力約15%削減を見込む。
【断熱効果の高い部材等】
ポリカーボネイト製パネルなど、外壁材・屋根材等に断熱性の高い部材を採用するほか、省エネルギー効果の高いLED照明を積極的に使用。
【カーボンオフセット・カーペット】
リサイクルした廃床材を総重量の40%以上原料としたタイルカーペットを使用。
【エコナビ】
ソーラーパネルによるエネルギー供給量やCO2排出量などを表示するモニターを施設内に設置。
【ハイブリッドレンタサイクル】
ソーラーパネルで発電した電気を充電する電動アシストレンタサイクルを2台設置し、タウン内の移動に利用。
【健康仕様】
シックハウス症候群等に効果がある、ホタテ貝殻の焼成粉末を主成分とした左官材「チャフウォール」や木材「サーモウッド」を内装材などに使用。

 三井不動産グループは、柏の葉国際キャンパスタウン構想のもと、「環境・健康・創造・交流の街」をコンセプトに街づくりが行われている柏の葉キャンパスエリアにおいて、一昨年11月開業の大型商業施設「ららぽーと柏の葉」や分譲マンション「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」に加え、商業施設や分譲・賃貸マンション、ホテル等の開発を現在推進中です。

 本取り組みも、当エリアの街づくり構想に基づくものであり、今後も、柏の葉キャンパスエリアの活性化に貢献できるよう努めてまいります。

以上

【位置図】

所在地:千葉県柏市若柴226番地44中央141街区1
交通:つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩5分

【施設写真】


柏の葉フューチャービレッジ 外観


まちのクラブハウス


キッチン会議室


がん患者・家族総合支援センター