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LINK-J、欧州最大規模の英国ライフサイエンス団体
One NucleusとMOU(提携に関する覚書)を締結
~ 国内外5団体と提携し、ライフサイエンス領域におけるグローバルなハブとして存在感を強化 ~

2017年12月19日
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン
三井不動産株式会社

三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)とアカデミア有志が中心となり設立した一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区日本橋本町、理事長:岡野 栄之、以下「LINK-J」)は、欧州最大規模のライフサイエンス団体One Nucleus(ワン ニュークリアス、本部:英国ケンブリッジ、代表:Tony Jones/トニー・ジョーンズ、以下「One Nucleus」)と12月15日、英国ロンドンにてライフサエンス領域におけるイノベーションを創出することを目的としたMOU(提携に関する覚書)を締結しました。


LINK-J理事兼事務局長 曽山明彦、One Nucleus代表 トニー・ジョーンズ氏

One Nucleusは、英国を拠点とする製薬企業、バイオテク企業、医療機器メーカーや世界トップクラスの大学など、470の会員数を誇る欧州最大規模のライフサイエンス団体です。今般のMOU締結により、LINK-JとOne Nucleusは今後5年間にわたり、ライフサイエンス領域の事業化・産業化を後押しし、オープンイノベーションによる新産業創出に向けて双方で協力し合うことで合意しています。

LINK-Jはこれまで、2016年5月にカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)、およびBIOCOM(米国サンディエゴのライフサイエンス団体)、2017年6月にEurobiomed(ユーロバイオメッド、南フランスのライフサイエンス団体)、2017年7月に京都リサーチパーク(全国初の民間運営によるリサーチパーク)とライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を目的とした業務提携の覚書を締結しており、今般のOne Nucleusとの提携は5例目となります。当締結をはじめ、国内外のライフサイエンス団体と連携を拡大することで、ライフサイエンス領域におけるグローバルなハブとして存在感を強化してまいります。

なお、今般の提携について、One Nucleus代表のトニー・ジョーンズ氏は、次のように述べています。
「この提携はOne Nucleusにとって大変重要なものです。この提携により、我々の会員がグローバルなネットワークを構築できるようになるでしょう。今後は、革新的なアイデアや投資案件などを相互にやり取りできるよう、連携を促進させていきたいです。我々の会員がさらにメリットを享受し、またすばらしい成果が生み出されるよう、LINK-Jとの連携を深めていきたいと思っています。」

また、LINK-J理事兼事務局長の曽山明彦は、「欧州最大規模を誇るライフサイエンス団体One Nucleusとの提携に至ったことを、大変嬉しく思います。今後、LINK-JとOne Nucleusの交流を通じて新たな価値の創造に貢献するとともに、今後も国内外のライフサイエンス団体との連携を深め、ライフサイエンス業界全体の成長に寄与して参ります。」と述べています。

LINK-Jおよび三井不動産は、ライフサイエンス・イノベーションの創出を促し、新産業創造を支援することで、我が国のライフサイエンス産業の発展に寄与するとともに、世界の人々の健康長寿に関わる課題解決に貢献することを目指してまいります。

■One Nucleusについて

One Nucleusは、1997年に設立された非営利会員組織です。ヨーロッパにおけるライフサイエンス&ヘルスケアクラスターの中心であるケンブリッジに本部を置き、地域内で活動する機関、企業、個人を支援しています。2017年12月現在の会員数は、英国を拠点とする製薬企業、バイオテク企業、医療機器メーカーや世界トップクラスの大学など470で、欧州のライフサイエンス団体としては最大規模を誇ります。詳細はWEBサイトをご覧ください。http://www.onenucleus.com/

■一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について

LINK-Jは、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域のプラットフォームとして、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。会員数は、募集開始後1年半で、法人・個人含めて180を超えました。詳細はWEBサイトをご覧ください。http://www.link-j.org/