三井不動産は、「ワーカーズファースト〜働く人にいちばんの場所であること〜」という理念の下、オフィスビル賃貸事業を展開しており、効率的で快適なオフィス環境を提供するため様々な施策を実施しております。その一環として「オフィスワーカー」と「文化・芸術」の交流に努めているオフィスビル「ワールドビジネスガーデン」（千葉県千葉市、1991年竣工）では、今般、エントランスホールの壁面に日本絵画「刻(とき)−時空の流転」を展示することになりましたのでご案内いたします。また、絵画展示にあわせて「柳沢正人日本画展」も開催いたします。

※この作品は、展示作品（幅75m）の一部です。

　この「刻(とき)−時空の流転」は新進の日本画家・柳沢正人氏の作品で、横75m縦1.8mの大きさを持つスペクタクル絵画です。ドーム型の施設に絵画を展示して、その絵の中に自分を浸らせながら鑑賞するという構想の下に、時空（時間の流れと空間の広がり）を地球の一生という形で表現した作品です。

　この他、当ビルでは、竣工以来アトリウムコンサート（無料）を開催しており、回数は既に150回を越えています。来たる12月14日には「クリスマス夜間特別コンサート」を開催する予定です。さらに「クリスマスイルミネーション」も実施しており、オフィスワーカーのみならず、当地区の居住者、幕張メッセ（国際的展示場）やガーデンウォ〜ク幕張（アウトレットモール）などに足を運んだ方々に、クオリティの高い「芸術」を体感していただければと考えております。

以上

【企画概要】

＜「刻(とき)−時空の流転」展示＞

展示開始日	12月13日（月）より常設展示　＊ビルの開放時間は常時鑑賞できます
場所	ワールドビジネスガーデン（千葉市美浜区中瀬2-6）エントランスホール
画家	柳沢正人（やなぎさわまさと）氏
作品名	「刻(とき)−時空の流転」日本画　　大きさ75m×1.8m
作品概要	（モチーフ） 時空（時間の流れと空間の広がり）を一生という形で表現。 （作画経緯） ローマ、ギリシャ、エジプト芸術、そして洞窟壁画へと芸術の歴史を振り返ると「人間の心は昔も今も不変である」ことを思い、悠久に流れる時間と空間を地球の46億年を遡って表現。構想に10年、作画に3年を要し、2002年フィレンツェのプエルトリオ宮殿にて発表し、2003年1月には日本橋高島屋にて帰朝展を開催（絵画の長さ50m）。今回のワールドビジネスガーデンの展示に至り75mにスケールアップして完成版として展示。
料金	無料

＜柳沢正人日本画展＞

期間	12月12日（日）〜12月26日（日）
時間	11：00〜16：00（12月12日のみ13：00〜16：00）
場所	ワールドビジネスガーデン　マリブイースト棟1階
展示作品	柳沢氏の作品を30点程度
料金	無料

＜クリスマス夜間特別コンサート＞

日時	12月14日（火）18：30〜19：45
タイトル	珠玉のヴァイオリン・チェロ名曲集
場所	ワールドビジネスガーデン　1階アトリウム
出演者	荒井英治/東京フィル　ソロ・コンサートマスター 金木博幸/東京フィル　首席チェリスト 松本望/ピアノ 松本さやか/ピアノ
料金	無料

＜クリスマスイルミネーション＞

期間	11月24日（水）〜12月25日（土）
時間	日没〜24：00
場所	ワールドビジネスガーデン マリブイースト棟、ウエスト棟共用部（1,2階）およびダイニング棟

【柳沢正人氏のプロフィール】

1955年	長野県佐久市岩村田に生まれる
1981年	東京藝術大学大学院　日本画科終了
1983年	文化庁国内研修員
1991年	五島記念文化賞・美術新人賞受賞
1992年	五島記念文化賞によりフィレンツェにて海外研修
1993年	第2回　管楯彦大賞展・大賞受賞
1997年	1997年 フィレンツェ　メディカルディー宮殿にて作品収蔵「フィレンツェの燈」（日本人初）
1999年	NHK総合「土曜美の朝」放映
2002年	イタリア　プレトリオ宮殿にて「刻(とき)−時空の流転」発表
2003年	日本橋高島屋本店にて「刻(とき)−時空の流転」帰朝展開催 根成川美術館にて個展（3ヶ月間）開催
2004年	イタリアの美術評論家が選んだ「世界の作家達12人」の展覧会に日本から唯一選抜。群馬県甘楽町—イタリア　チェルタルド市　姉妹都市締結20周年記念事業にて、イタリア人作家ファビオ・カルベッティーと二人展開催

【位置図】