11月19日(土)~20日(日)、日本車いすラグビー連盟として初主催となる新たな国際大会「三井不動産 2022車いすラグビー SHIBUYA CUP」が代々木第二体育館にて開催されました。
本大会で、三井不動産がトップパートナーとして応援している車いすラグビー日本代表が、10月に開催された世界選手権大会で優勝した強豪国オーストラリア代表(※日本代表は、世界選手権大会3位)と対戦しました。
白熱したプレーに会場は大いに盛り上がり、日本代表はオーストラリア代表に見事4試合連勝し、パリ2024パラリンピックの出場権1枠を決定するWWR アジア・オセアニア チャンピオンシップ(2023年6月開催予定)に向けて新たな戦力が見えてきた大会となりました。
東京2020パラリンピックの開催を受け、多くの国民がパラスポーツに関心を寄せている中、たくさんの物語を生み出した場所(国立代々木競技場)で、たくさんのファンの皆様に今度は有観客で、車いすラグビーの躍動、リアルな音、その情熱、そして感動を味わって欲しい。そして、応援をして欲しい。そうした想いから、この大会が企画されました。また、本大会では、両国の次世代を担う若手選手が活躍する場とし、このSHIBUYA CUPから世界へ羽ばたいていってもらう起点の大会とすることを目的に若手選手中心のチーム編成で試合を行いました。
大会期間中は、車いすラグビーの第一線で活躍した経験を持つ当社社員の福井正浩による競技用車いすの体験会を実施し、2日間を通じて182名の方にタックルの迫力と衝撃音を体感いただきました。
福井はアテネ2004パラリンピックに日本代表主将として出場するなど、日本の車いすラグビーを黎明期から支えてきました。アシスタントコーチとして参加した東京2020パラリンピックで日本チームは銅メダルを獲得しました。※現在は北海道のクラブチームSilver Backsに所属し活動中。
Most Valuable Player 3.5 橋本勝也選手
Best High Pointer 3.5 BRAYDEN FOXLEY-CONOLLY選手
Best Middle Pointer 2.0 中町俊耶選手
Best Low Pointer 1.0F RUBIE GALLAGHER選手
三井不動産は、選手たちの活動を応援することはもちろん、バリアフリーを大切にした街づくりを通じて「コートの外」からの支援も行っていきます。
スポーツには「する」「観る」「支える」などの活動を通じて、暮らす人々や働く人々、憩う人々の心身を健康にするだけでなく、新しいつながりを生みだし、コミュニティを活性化する力があります。「都市に豊かさと潤いを」をグループステートメントに掲げ、「経年優化」の街づくりを目指す当社は、スポーツを魅力的な街をつくる上で重要な要素と捉え、「スポーツの力」を活用した街づくりを推進していきます。
また、当社は「BE THE CHANGE さぁ、街から世界を変えよう。」というスローガンを掲げ、「発信する」「つなぐ」「受け入れる」というテーマのもと、自らが変化となり、街づくりを起点に、人や地域や社会に良い「CHANGE」を生み出していきます。