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ひとりのママ社員が育休中に、小さくて大きな革命をはじめちゃいました。
久しぶりの外出だった。
小さな息子をベビーカーにのせて、
気兼ねしなくてすむショッピングモールに行った。
小さなことがストレスだった。
授乳室が妙に暑いとか、
トイレにベビーカーが入らないとか、
オムツがきれて丸ごと買うはめになったとか、
アツアツの麺をフードコートで運べないとか。
それでも街に比べたらずいぶん楽なはずだと気持ちをなだめた。
でもだめだった。なんとかしたいという気持ちが強くなった。
育休中に30枚の企画書をまとめた。

「ママのための優しい三井ショッピングパーク」

プロジェクトはららぽーと和泉から始まった。
社内のママたちが集まった。
採用された100以上のアイデアは、
とてもリアルなものばかりだった。
広い親子トイレ、ポーターサービス、
バラ売りのオムツ、ゆったりした駐車場。
そして、本当にくつろげるフードコートはここの名物だ。
小あがりで赤ちゃんはゆっくり昼寝をしている。
専任スタッフが食事を配膳してくれる。
優しい陽射しのなかで家族が談笑する。
小さなストレスから解消されるとこんなに気持ちは軽くなる。

ららぽーと和泉から始まった、この「ママwith ららぽーと」。
ママ社員たちの経験が、ママたちの笑顔になりはじめている。
いい街には、物語がある。
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2016年7月掲載 雑誌広告