三井不動産BE THE CHANGEBE THE CHANGE

#04REPORTDATE: 24.10.18[FRI]

~スポーツの力を活かした街づくりを目指して~
『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi』
第2部「オールブラックスウィーク開幕セレモニー」レポート

2024年10月18日、COREDO室町テラス 大屋根広場で「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」開催にともなうオープニングイベント第2部「オールブラックスウィーク開幕セレモニー」を行いました。

photo

三井不動産株式会社、アディダス ジャパン株式会社、大正製薬株式会社の3社が共同開催する「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」は、2024年10月26日(土)に「リポビタンDチャレンジカップ2024」にて日本代表と戦うために来日したオールブラックス(ラグビーニュージーランド代表)を歓迎し応援するイベントです。

その幕開けを飾るのが「オールブラックスウィーク開幕セレモニー」。三井不動産が掲げるスポーツを通じた「感動体験」のリアルイベントとなりました。

photo

会場となったCOREDO室町テラス 大屋根広場に500名以上のファンが駆けつけました。大勢のファンが期待に胸を膨らませる中、セレモニーを盛り上げるゲストとしてラグビー愛にあふれるお笑いコンビ「中川家」が登壇。オールブラックスにちなんだ日本伝統の"黒色の半纏(はんてん)"姿に、温かな拍手と歓声が起こります。

そして、いよいよオールブラックスを代表してスコット・バレットキャプテン、タマティ・ウィリアムズ選手、サム・ケイン選手、ダミアン・マッケンジー選手、キャム・ロイガード選手、コーディー・テイラー選手が登場。ひときわ大きな歓声と拍手に包まれました。

中川家も、間近で見る選手の迫力に思わず「スターぞろい。すごいですね。ついこの間まで画面を通して見ていたので、その選手たちが日本橋に来ているのは考えられないくらい興奮しています」と礼二さん。

「皆さんはラーメンを食べに来たの?」と場を和ませる剛さんの声かけには「もちろんです!」と選手たちが笑顔で即答する場面も。訪れたファンからも笑い声が聞こえ、会場は楽しい雰囲気にあふれます。

photo

明るい空気の中、オールブラックスの印象について礼二さんは「オールブラックスといえばやっぱりハカ。かっこいいですよね」と話すと、剛さんも「マイクを通さなくても聞こえますし、感動しますよね。」と隣に立っていたコーディー・テイラー選手の腕にタッチ。コーディー・テイラー選手もにこやかに腕に力を入れてみせたあと、中川家とガッチリと握手をかわしていました。

選手を代表してサム・ケイン選手が「みなさん、こんにちは」と挨拶。「いつも日本に来るのを本当に楽しみにしています。温かい歓迎がうれしいですし、今回もワクワクしています」と言葉を続けます。

次に「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi 」の成功と、今回のセレモニーを祝して「鏡開き」を行います。

タマティ・ウィリアムズ選手とコーディー・テイラー選手、中川家が木槌を持ち「せーの、よいしょ」という掛け声とともに豪快な鏡開き成功。選手たちもうれしそうな様子を見せていました。

photo

続いて「選手トークショー」へ。

中川家から「日本橋の雰囲気」を問われたサム・ケイン選手は「とても素敵な場所です。多くのファンが来てくださる中、ダミアン・マッケンジー選手への応援も目立っていて、いいですね」と笑顔でコメント。

photo

さらに話題は26日(土)に控える日本代表戦について、気をつけるポイントを問われたスコット・バレットキャプテンは「日本代表は素早くスキルを持った選手が多いです。彼らにプレーを早くさせないことがポイントです。」と口にしていました。

そして、試合前のルーティンを問われた選手たち。
「ウォーミングアップもしますが試合前はひげ剃りをします」(キャム・ロイガード選手)
「ナイトゲームが多いので、そのときは昼寝をします。よく眠ることです」(ダミアン・マッケンジー選手)
「ウォーミングアップで運動をします」(コーディー・テイラー選手)
「よく寝て、よく食べて、試合に臨みます」(タマティ・ウィリアムズ選手)
「呼吸法やヨガで整えます」(サム・ケイン選手)
「ラッキーな下着を選ぶようにしています。詳細は秘密です(笑)」(スコット・バレットキャプテン)

様々な回答が飛び出すと、「そうなんだ」とファンからも驚きの声がもれるほど。世界トップクラスの選手たちのルーティンに興味津々な様子を見せていました。

トーク後は、中川家がラグビーにちなんだショートコントを披露。コントの中でスクラムを見せるとダミアン・マッケンジー選手が「スクラムの相手をしましょうか」と一言。これには「見たい!」「いいなぁ」と会場全体が盛り上がります。

「本当にいいんですか!?」とダミアン・マッケンジー選手とスクラムを組んだ剛さん。「えげつなく体が硬い。すごいです」と驚いた様子でした。

充実したトークのあとは、中川家と選手たちがパス交換。「手加減してくれたので何とかなりましたが、軽く投げていても、手元でボールが伸びてきます。受けるのに必死になりました。迫力もありますね」と礼二さん。

photo

選手同士でのデモンストレーションでは「本気のパス」もリクエスト。パスが通るたびに「おお〜!」とどよめきが上がります。間近で見ていた中川家も、鋭く早いパスに思わず「怖い!でもやっぱり、早いしすごい」と口にしていました。

そして、最後に待っていたのは選手たちとファンの交流会です。多くのファンのボルテージが一気に高まる中、サイン入りのミニボールやTシャツが投げ込まれていきます。さらに、選手たちがファンの中に溶け込むようにサインやハイタッチ、写真撮影などに応える時間も設けられていました。

photo

興奮冷めやらぬ中、交流会を終えた選手たちを代表してスコット・バレットキャプテンから「こんなにたくさんのファンの皆さんが集まってくれて、ありがとう。スタジアムでオールブラックスを応援してください」とメッセージが贈られて「オールブラックスウィーク開幕セレモニー」は終了しました。

photo

終始、熱気にあふれ温かな雰囲気の中で行われた「オールブラックスウィーク開幕セレモニー」。日本のファンと交流をしたオールブラックスは、10月26日(土)に日産スタジアムで日本代表との「リポビタンDチャレンジカップ2024」に臨みます。

そして、今後もリージョナルパートナーとしてNZRと手を携え、子どもたちの夢を育み、スポーツ振興や国際化の推進、地域の活性化につながる「感動体験」を創出していく三井不動産。

スポーツを通じたリアル体験の価値を高め、「スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくり」を進めていく中で、今回は「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」を共同開催し、日本橋からオールブラックスの活躍を盛り上げていきます。

TOPへ戻る

#03REPORTDATE: 24.10.18[FRI]

~スポーツの力を活かした街づくりを目指して~
『ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi』
第1部「オールブラックスウェルカムイベント」レポート

2024年10月18日、COREDO室町テラス 大屋根広場で「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」開催にともなうオープニングイベント第1部「オールブラックスウェルカムイベント」を行いました。

photo

主催の三井不動産は、2019年のラグビーワールドカップ日本大会の際にラグビーニュージーランド代表オールブラックスの事前キャンプをサポート。その後も交流を深めながら2024年6月、オールブラックス、マオリ・オールブラックス、オールブラックスXV(フィフティーン)を擁するニュージーランドラグビー協会(以下「NZR」)とパートナーシップ契約を締結しました。

三井不動産は、今年6月、マオリ・オールブラックスが来日した際には柏の葉でのウェルカムセレモニー、ラグビースクールを通してさらに関係を深め、今回は、2024年10月26日(土)に「リポビタンDチャレンジカップ2024」にて日本代表と戦うために来日したオールブラックスを応援する「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」をアディダス ジャパン株式会社、大正製薬株式会社と3社で共同開催。そのオープニングを飾るイベントとして、COREDO室町テラス 大屋根広場にて「オールブラックスウェルカムイベント」を行いました。

会場となった日本橋は、文化・経済・商業など様々な「人・もの・こと」が集まる日本の中心地として、今もなお活気づく場所。三井不動産にとっても、自身のルーツとして大切にそしてきたこの地に、世界トップクラスの実力と人気を誇るオールブラックスを迎えることとなりました。

photo

COREDO室町テラス 大屋根広場には、オールブラックスのユニフォームやキャップなどを身に着けた500名以上のファンが駆けつけました。

開始前から熱気が高まる中、スコット・ロバートソンヘッドコーチ、スコット・バレットキャプテンなど全選手が登場すると、応援ボードやタオル、うちわなど、応援グッズを手にした多くのファンから大歓声が上がります。

選手たちは集まったファンの間を歩きながら、「こんにちは」と挨拶をしたりハイタッチをしたりしながら登壇。「オールブラックスウェルカムイベント」がスタートしました。

photo

まず初めに、主催者を代表して三井不動産株式会社 代表取締役会長 菰田正信が挨拶を行います。

「世界最高峰のチームであるオールブラックスの皆様を我々の本拠地・日本橋にお招きすることができて、大変うれしく、誇りに思っております。このイベントに参加されるすべての皆様が、世界最高峰のチーム・オールブラックスとリアルな空間で接することによって、スポーツ・エンターテインメントの素晴らしさを体感していただきたいと思います」と菰田会長。

挨拶後には歓迎の思いがこもった“黒色”の半纏(はんてん)をオールブラックスに贈呈しました。日本伝統の半纏を受け取ったスコット・ロバートソンHCは、うれしそうな表情ですぐに袖を通す仕草を見せます。

photo

すると、オールブラックスからもサイン入りユニフォームをお返しにプレゼント。会場からは「おお〜!」と、再び大きな歓声と拍手に包まれました。

続いてチームを代表してスコット・ロバートソンHC、スコット・バレットキャプテンが挨拶を行います。
スコット・ロバートソンHCは「おはようございます」とにこやかに挨拶。ファンも「おはようございます!」と大きな声が上がります。

photo

「東京は素晴らしいです。ありがとうございます」という言葉に続き「菰田会長、改めてパートナーシップをありがとうございます。この場を借りて改めて、お礼を申し上げたいと思います。来週26日には素晴らしい試合を行いたいと思います。ぜひ、応援に来てください!」とメッセージを贈りました。

さらに、マイクを手にしたスコット・バレットキャプテンも「おはようございました」と挨拶。するとファンからも「挨拶がかわいい!」「おはようございます」と声援が返ります。

「温かい歓迎を本当にありがとうございます。日本のファンの皆様に歓迎されていると実感しています。日本代表戦はアウェイゲームですが、いつも楽しみにしているカードです。改めて、今日もオールブラックスファンの皆さんの愛をすごく感じます。今回は1週間の滞在ですが、日本の文化も味わいたいと思います」とスコット・バレットキャプテンの挨拶で締めくくられ、「オールブラックスウェルカムイベント」は終了。

選手たちは笑顔を見せながらも名残惜しそうに、ファンからの熱いコールに手を振りながら会場をあとにしていました。

photo

「オールブラックスウェルカムイベント」で日本のファンと束の間の交流をしたオールブラックスは、10月26日(土)に日産スタジアムで行われる「リポビタンDチャレンジカップ2024」に挑みます。世界最高峰のプレーを間近で見られる貴重な一戦。「オールブラックスウェルカムイベント」を皮切りに、三井不動産は日本橋からオールブラックスの活躍を盛り上げていきます。

TOPへ戻る

#02REPORTDATE: 24.07.01[MON]

マオリ・オールブラックス ドリームスクール レポート

2024年7月1日、千葉県柏の葉「Rugby School Japan(以下RSJ)」ラグビー場にて三井不動産株式会社主催の『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』を開催しました。

photo

『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』は、6月29日、7月6日のリポビタンDチャレンジカップ2024 JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)戦を行うために来日しているマオリ・オールブラックスの選手たちがRSJに来訪。地元の子どもたちとともに文化交流とワールドクラスの技術を体験するラグビー教室の2部制で行われました。

開催地は、今回の来日で活動拠点としている柏の葉です。柏の葉は、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの際、ニュージーランド代表「オールブラックス」が事前キャンプなど日本とニュージーランドのラグビーを結ぶ大切な場所のひとつ。

この縁から、その後の交流が深まり2024年6月、三井不動産株式会社とニュージーランドラグビー協会がリージョナルパートナーとしてパートナーシップ契約を締結。日本におけるニュージーランド代表各チームの活動サポートへとつながっています。

photo

そして、この柏の葉で、2023年9月に誕生したのがRSJです。RSJはラグビー発祥の場所とされるイギリスの名門パブリックスクール・ラグビースクールの日本校。

ラグビー発祥の地の学校の日本校とあって、校内には国際規格のラグビー場を設置。マオリ・オールブラックスの選手たちとの交流を通して、少年少女の夢につなげる『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』の開催にピッタリの場所です。

photo

そして、分厚い雲が広がったこの日、『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』は、RSJの生徒および地域の少年少女ラグビーチームや女子ラグビーチームの子どもたち約110名が参加して行われました。

さっそくマオリ・オールブラックスのポウリ・ラケテストーンズ選手、ラグラン・マクファネル選手、テカマカ・ハウデン選手、リヴェズ・ライハナ選手、テイラー・ケーヒル選手、ラメカ・ポイヒピ選手がグラウンドに登場すると、文化交流がスタート。参加した子供たちが「ハカ」のパフォーマンスで、選手たちを出迎えます。

photo

「いっぱい練習をしたのではないかなと思いますが、みなさんのハカは素晴らしかったです」と笑顔を見せる選手たち。ラグビー教室に向けても、「みなさんと会えるのを楽しみにしていました。今日は一緒にプレーすることも楽しみにしています」と挨拶しました。

RSJのトニー・ダービー校長からも「今日は来ていただいてありがとうございます。マオリ・オールブラックスの皆さんをここにお迎えすることができ、また、地元の皆さんともこうして触れ合うことができて非常にうれしく思っています。今日参加される地元チームのみなさん。ぜひマオリ・オールブラックスの選手たちからどんどんスキルを習っていただけたらうれしいです」と言葉が贈られます。

photo

続いて、三井不動産株式会社および柏の葉とニュージーランドラグビー協会の今後の永続的な関係を象徴するものとして、マオリ・オールブラックスの選手たちと共にニュージーランドの象徴である『シダ』と柏市を象徴する『カシワ』の植樹が行われました。

選手たちとともに植樹を行ったのは、三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部長尾實健、太田和美柏市長、RSJ トニー・ダービー校長、柏市ラグビーフットボール協会 髙田貴理事長。そして、地元チームから代表して中学3年生の石原晴太さん、小学校6年生の早瀬悠真さんです。それぞれ4組に別れて、テーブルにセットされた鉢にスコップで土を入れ、ジョウロの水をゆっくりと丁寧に注いでいきます。

photo

『シダ』と『カシワ』が、選手や子どもたちの手によって無事に植樹されると、会場は温かな拍手で包まれました。

植樹をした早瀬さんは「植樹をすると聞いたときはうれしかったです。今日は少し緊張しましたが、うまくできて良かったです」とうれしそうな表情を見せてくれました。

photo

次に、選手たちとのトークセッションへ。
まず、公民学が連携しながらゼロから築いてきた「共創」の街である柏の葉の印象を問われたケーヒル選手は「ここに何日間か滞在することができて本当に良かったです。いいスタッフにも恵まれましたし、非常に楽しませていただきました」と一言。

また、マオリの文化と日本の文化の違いについてマクファネル選手は「日本の文化とマオリの文化は、礼儀正しいところ、歴史が長いところなどが似ているところがあるんじゃないかなと思います」。6月29日に行われたJAPAN XV戦について問われたライハナ選手は、「お互いに国を背負って、しっかりと戦うことができました。素晴らしいゲームになったと思います」と話しました。

photo

続いて、子どもたちからの質問を受ける選手たち。真剣な様子で耳を傾けていた子どもたちのほとんどがJAPAN XV戦を見ていたそうで、「デフェンスラインからブレイクしたときにフォローの人たちがたくさんいた理由を教えてください」と戦術的な質問が飛び出します。

ハウデン選手は優しく微笑みながら「トライしたいからです」と答えます。次に「どうしたら身体が強くなりますか?」と聞かれるとラケテストーンズ選手は、「たくさん食べて、いっぱい運動することです」とアドバイスを送っていました。

photo

そして、いよいよ、選手たちによるラグビー教室が始まります。本格的な練習の前に、RSJのトニー・ダービー校長とポイヒピ選手によるサプライズ・デモンストレーション。ゴールキックを披露します。「やった!」「うれしい」と子どもたち。

ポイヒピ選手は40mほどの距離から素晴らしいキックを見せますが、惜しくも横へ。それでも迫力あるキックを間近に見た子どもたちは大興奮。「惜しい!」「蹴る音がすごい!」と大きな歓声が起こりました。

photo

デモンストレーションのあとは、参加者と選手、サポートコーチがそれぞれグループに別れてウォームアップからスタート。バットキック、ハイニーなどを行って、身体を温めていきます。

子どもたちの様子を見ていた選手たちは、ジェスチャーを交えながら声をかけていきます。徐々に身体もほぐれ、スムーズに動作ができるようになると「いいね!」と選手たち。子どもたちの顔にも笑顔が浮かびます。

photo

ウォームアップ後は、パス&キックの練習です。4人一組でパスを列になってパスにトライ。選手たちはボールを出したり、パスに加わったりと、子どもたちと積極的に触れ合います。

水分補給タイムなどに「ボールを良く見てね。フォロースルーが大事だよ。距離が長いときは、特にスローが大事だよ」と選手からアドバイスがかけられると、すぐに実践をしていく子どもたち。徐々にコツをつかんだ様子で練習に励んでいました。

photo

続いて、ステップの練習です。2on2で行われたステップ練習は、選手が練習に加わったりしていきます。子どもたち一人ひとりに「ナイス!ボールも落としていなかったし、みんなとてもうまいよ」と声をかけていきます。

その中で、子どもたちの輪に入りながら、こそこそとプレーの相談をしていたのはマクファネル選手。オフェンスの列に入り、ステップで交わすための実践方法を伝授していきます。

ボールを蹴ってみたり、選手を飛ばしてパスをしたり。子どもたちも「OK!OK!」とマクファネル選手とともに、アイデア通りのプレーをしていきます。うまくいったときには拍手が起こる中、ステップで交わすための様々なアイデアが子どもたちからも飛び出していました。

photo

練習後には選手を囲んで質問タイムがはじまるグループも。「ボールを遠くに正確に投げる方法」を聞かれたハウデン選手は、実際に投げる様子を見せ、練習方法も伝授。子どもたちもすぐに実践をしていました。ライハナ選手も「プレーをするときは次のモーションを想像しています。次を考えるといいよ」と実践でのアドバイスを贈っていました。

短い時間ながらも充実したものとなったラグビー教室。最後に、ハウデン選手から「今日はありがとうございます。楽しかったですか?」という声を掛けられると、子どもたちもしっかりとうなずき、最後は選手とハイタッチをして『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』は締めくくられました。

参加した子どもたちにとって、マオリ・オールブラックスとの交流は、まさに夢のような時間。“世界”を体験する貴重な時間になりました。

photo

ラグビー歴が10年という石原さんは「選手のうまさや偉大さを学びました。試合の日には起きた瞬間から自分のコンディションを上げていっているという話も聞いて、さすが、代表選手だなと思いました」。

早瀬さんも「普段なら聞けないことを直接選手から聞けましたし、本当にいい経験になりました。具体的なプレーのアドバイスももらえて、これからの試合や練習に生かせると思います。頑張りたいです」と『マオリ・オールブラックス ドリームスクール』を振り返ってくれました。

「マオリ・オールブラックス ウェルカムセレモニー」に続き、「マオリ・オールブラックスドリームスクール」を主催した三井不動産株式会社。

今回、二つの交流会で輝く笑顔がたくさん生まれたように、今後もニュージーランドラグビー協会と手を携えて、子どもたちの夢を育み、スポーツ振興や国際化の推進、地域の活性化につながる「感動体験」の創出へ。リアルな体験の価値を高め、「スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくり」を進めていきます。

TOPへ戻る

#01REPORTDATE: 24.06.26[WED]

マオリ・オールブラックス ウェルカムセレモニー レポート

2024年6月26日、三井ガーデンホテル柏の葉「柏の葉ゲートスクエアプラザ」で同日に来日したマオリ・オールブラックスを歓迎するウェルカムセレモニーが行われました。

photo

柏の葉は、2019年のラグビーワールドカップ日本大会の際にオールブラックスが事前キャンプを実施し、トレーニング施設や宿泊施設の提供などのサポートを通してニュージーランドラグビー協会と交流を深めてきました。その柏の葉で行われたウェルカムセレモニー。ニュージーランドの先住民族マオリの血を継いでいる選手で構成されるマオリ・オールブラックスを歓迎しようと、家族連れや学生などの地元住民のほか、ラグビーファンが約1000名、駆けつけました。

photo

チームバスが到着すると、大歓声と拍手に包まれました。会場の熱気が高まる中、にこやかな様子でセレモニーに向かうロス・フィリッポHCをはじめとするマオリ・オールブラックスのメンバーたち。

photo

チームの到着とともに、いよいよウェルカムセレモニーが始まりました。まずは、主催者を代表して三井不動産株式会社 柏の葉街づくり推進部長 尾實健、来賓代表の太田和美柏市長とともにロス・フィリッポHC、ビリー・ハーモン選手、オリー・ノリス選手、クイン・トゥパエア選手がステージ上へ登壇しました。

photo

まず初めに尾實より、「ようこそ、マオリ・オールブラックスのみなさま。2019年、ニュージーランド代表に来ていただいて、柏市および柏の葉にラグビーや『ハカ』が根づきました。マオリ語で『こんにちは』という『Kia ora(キオラ)』をぜひ覚えてください」と尾實が呼びかけると、会場から「Kia ora」と大きな声が。これには選手たちも笑顔で「Kia ora」と口にしていました。

続いて太田市長も「柏市とニュージーランド代表の関わりは、2019年のラグビーワールドカップで柏市が事前キャンプ地になったことに始まります。今回の訪日をきっかけに、柏の街がラグビーでさらに盛り上がっていくことを期待しています」と挨拶をし、花束を贈呈。チームからは選手のサイン入りユニフォームが贈呈されました。

さらに、小学校6年生の小林樹貴さん、平城颯大さんから、自分たちで折った「千羽鶴」が手渡されます。うれしそうに受け取った選手たちからは、マオリ族伝統の「ポイ」が贈られました。

photo

そして、マオリ・オールブラックスの選手たちへのインタビューが行われました。「今回、日本に来ることができたことを大変うれしく思っています。いつも温かく迎えてくれて、本当に胸がワクワクと踊っています。JAPAN XVとの対戦はタフなゲームになると思いますが非常に楽しみです。また、日本の街並みや文化、食べ物に触れながら、ファンのみなさんをはじめ、多くの人たちとお会いできることも楽しみにしています」とビリー・ハーモン選手。

オリー・ノリス選手からは「今日、ここに来てくれた子どもたちに伝えたいのは、スポーツは楽しむためにやるものです。決して上手くなくとも、やり続けることが大事。ぜひラグビーやスポーツを楽しんで続けていってもらいたいと思います。そして、ぜひ私たちの試合を楽しみにしていてください」と言葉が贈られました。

photo

ロス・フィリッポHCからは集まった多くのファンに向けて「今日は、このような温かい歓迎をしていただき、ありがとうございます。心から感謝を申し上げます。今、とてもワクワクと胸が踊っています。(今回の来日で)JAPAN XVと対戦しますが、日本はスピードが早く、我々と似たスタイルです。そんな両者がぶつかり合うので、みなさんにも楽しんでいただける試合になると思いますし、我々もとても楽しみにしています」と話しました。

最後に、地元の子どもたちが歓迎の意味を込めた「柏ハカ」を披露。選手たちは温かくも真剣な様子で見守ります。パフォーマンスが終わると、マオリ・オールブラックスの選手たちからお礼の歌と「ハカ」が贈られました。

気持ちのこもったパフォーマンスに、多くの人々が足を止めます。会場からは鳴り止まないほどの歓声と大きな拍手が起こり、セレモニーは終了しました。

photo

ハカを披露し千羽鶴を贈った小林さんは「選手が大きくてとても緊張しました。でも『試合をがんばってください』という気持ちを込めてできました」と振り返ります。また、平城さんも「選手たちの『ハカ』はそろっていて迫力があって圧倒されました。僕たちも大きな声でできたので、気持ちを届けられたと思います」と笑顔を見せてくれました。

時間を惜しむように、集まったファンや子どもたちと記念撮影をしたり、サインに応じたりしていた選手たち。日本のファンとの交流を楽しんだセレモニーは、かけがえのない時間となったようです。

photo
photo
photo
photo
TOPへ戻る
Page Top