三井不動産グループは、木造建築ブランド「&forest」や、三井ホームが誇る木造化技術ブランド「MOCX」、その他各施設における取り組みを含め木材活用を行っています。その他にも北海道にある5,000㎡を超える保有林では「”終わらない森”創り」に取り組み、未来につづく持続可能な街づくりに貢献していきます。
「&forest」は三井不動産グループの木造建築ブランドです。
「&forest」には、三井不動産グループの「&マーク」における「共生・共存・共創」の理念のもと、三井不動産グループの保有林、「“終わらない森”創り」に取り組むとともに、木造化による木材活用を推進し、自然資源を循環させ、未来につないでいく街づくりに取り組んでいくという想いが込められています。
本ブランドの第一号物件となる国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル「日本橋本町三井ビルディング &forest」、三井不動産として2棟目となる木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目5番街区計画」、国内初・一部木造構造を採用した複数テナント型物流用途を含む施設「MFIP海老名 &forest」に取り組み、循環資源である木材の活用を通じたさらなる価値創造に挑戦してまいります。
「MOCX」は三井ホームの木造技術の総称であり、木造化技術ブランドです。街の様々な建物を木造化させる意味を込めた木造(モク)とトランスフォーメーション(X)を合わています。この MOC には木造という意味の他に、Mitsui home の「M」、Original の「O」、Construction method の「C」の頭文字を取っており「三井ホームの木造建築技術」という意味も込められています。
様々な技術を「MOCX」という技術ブランドに集約させ、木造マンション「MOCXION」のみならず MOCX 技術を用いた事業である低層賃貸住宅「MOCXSTYLE」、医療・施設・木材建材等非住宅用途の事業「MOCX Green Buildings」など幅広い事業領域を体系化。木造ならではの環境や人にやさしいすまいとくらしを提供しています。
「MOCX」を活用した木造マンション「MOCXION」の他、「ツーバイフォー工法」と呼ばれる工法でつくられる「ファインコートシリーズ」も木造となっており、三井不動産グループの住宅にも木材が活用されています。
三井不動産グループは、北海道で約 5,000haの森を育てており、苗木を「植える」、適切に「育てる」、森で採れた木を「使う」、この サイクルを通して未来につづく持続可能な森創りに取り組んでいます。
その一環の「使う」では伐採適齢期を迎えて伐採した木材、森のメンテナンスのために間伐した木材を、名刺や、建築資材・オフィス家具・遊具で使うなど、グループ企業で積極的に活用しています。