水使用

取組方針

グループ環境方針に基づき、水の有効利用や地下水涵養などの水環境の保全に配慮した建物・街づくりを進めるとともに、共同事業者やテナント企業、出店者様、お客様とともに節水や水資源の有効利用に努め、水環境を保全します。

取組目標

提供する不動産における節水型機器の導入(新築時)・切り替え(リニューアル時)などを進め、上水・工業用水使用原単位(延床面積当たり)を前年度よりも低減するよう努めます。

目標達成の進捗状況

2017年度の上水・工業用水使用原単位(延床面積当たり)は0.785m3/m2・年で、前年度(0.828m3/m2・年)に比べ5.3%減少しました。
(上水・工業用水使用原単位(延床面積当たり)の詳細については、「水使用量」をご参照ください)。

主な取り組み

節水

三井不動産グループは、新築建物に節水型機器を導入するとともに、既存建物についてもリニューアル時などに節水型機器への切り替えを進めています。また、日常の建物の運営管理においても、共同事業者やテナント、出店者様、お客様とともに、節水に努めています。

節水型機器の導入

「東京ミッドタウン」(東京都港区)では、節水型の衛生機器や自動混合水洗式洗面台などを導入し、節水を図っています。例えばトイレでは、洗浄水量8リットルの節水型の大便器をオフィス、商業エリアにて1,031台導入しており、通常型(洗浄水量13リットル)に比べ、約40%の節水となっています。

「三井アウトレットパークジャズドリーム長島」(三重県桑名市)では、2017年度の大規模リニューアルによる増床部においては、従来の節水型(洗浄水量8リットル)よりもさらに節水型の超節水型の大便器(洗浄水量5.5リットル)を49台導入しました。

三井不動産レジデンシャルの2017年度に販売を開始(賃貸については入居開始)した分譲・賃貸マンションや戸建分譲住宅では、節水型トイレと止水ボタン付きの浴室シャワーヘッドを採用しています。

雨水・中水利用

オフィスビルや商業施設、分譲マンションなどでは、雨水や排水を処理した中水の利用など、水資源の有効利用に努めています。

「東京ミッドタウン日比谷」での雨水・中水利用

「東京ミッドタウン日比谷」(東京都千代田区)では、雨水利用槽(貯水量約400m3)に雨水や空調機器のドレン水を貯め、処理したのちトイレ洗浄水などの雑用水として利用する計画です。また、厨房排水や雑排水および冷却塔ブロー水を処理した中水も同様に雑用水として利用する計画となっています。

※ドレン水:空調機の気化式加湿器余剰排水および冷却配管で冷却され凝縮した水分のこと。

雨水の地下還元、雨水流出防止

オフィスビルや商業施設では、外構部や歩道、場内道路、駐車場などに透水性舗装などを採用し、雨水の地下還元に努めています。また、雨水が一気に流出しないよう一時貯留施設や調整池を設置し、地下水涵養や洪水の防止を図っています。

水使用量

三井不動産(集計対象範囲参照)の水使用量(総量)※1は2015年度以降ほぼ横ばい状態にあり、2017年度は5,133千m3/年でした。上水・工業用水使用量※2も4,659千m3/年と前年度と比べほぼ横ばいですが、上水・工業用水使用原単位(延床面積当たり)は0.785m3/m2・年と、前年度比で5.3%減少しました。

なお、中水使用量は474千m3/年と前年度比で3.1%減少しました。

※1水使用量(総量):上水・工業用水使用量と中水使用量の総和。雨水の使用量は含んでいません。
※2上水・工業用水使用量:上水・工業用水使用量には井戸水の使用量を含んでいます。

水使用量の推移

水使用量の推移

上水・工業用水使用量の推移

上水・工業用水使用量の推移

集計対象範囲(水使用量)

部門 区分 年度
2015 2016 2017
全体 対象施設数(施設)135137139
延床面積(m25,345,0695,599,8615,938,901
オフィスビル 対象施設数(施設)737576
延床面積(m22,538,7232,462,6722,648,216
商業施設対象施設数(施設)444343
延床面積(m22,596,7322,851,2012,864,433
ホテル対象施設数(施設)121212
延床面積(m2157,097151,626150,619
ロジスティクス対象施設数(施設)133
延床面積(m241,943124,225265,059
その他対象施設数(施設)545
延床面積(m210,57410,13810,574
注)
1.オフィスビルには「東京ミッドタウン(六本木)」、柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア ショップ&オフィス棟KOIL」を含みます。
2.ホテルの対象範囲にはリゾートホテルを含みます。
3.その他には総務部所管施設、各支店などを含みます。
4.自用床での水使用を含んでいます。

水のリサイクル率

三井不動産(集計対象範囲は「水使用量」と同様)の水のリサイクル率(中水使用率)は、2015年度以降概ね9%程度で推移しています。2017年度は9.2%でした。

水のリサイクル率(中水使用率)の推移

中水使用率の推移
注)
1.中水使用率=中水使用量/水使用量×100
2.集計対象範囲は、「水使用量」と同様。