三井不動産グループは、新たなグループ長期経営方針「VISION 2025」を策定いたしましたので、お知らせいたします。
当社グループは、2015年度にグループ中期経営計画「イノベーション2017 ステージⅡ」を公表し、「国内事業競争力の一層の強化」と「海外事業の飛躍的な成長」に取り組んでまいりました。 2017年度については、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも4期連続で最高益を更新するなど、順調に計画を進捗させ、所期の目標を達成することができました。
一方、計画策定から3年が経過し、外部環境は大きく変化しています。人口減少・少子化・高齢化の本格的な進行に加え、テクノロジーの加速度的な進化や人々の価値観の多様化・分散化は、これまでの産業構造やビジネスモデルを大きく変えていく可能性があります。さらに、環境への配慮や社会課題の解決等、「持続性」に対する社会の関心は高まっており、こうした変化についても従来以上に意識して事業を展開していくことが求められています。
このような環境認識のもと、2020年代中盤以降も持続的に成長していくには、不動産業そのもののイノベーションとさらなるグローバリゼーションに取り組んでいくことが重要と考え、長期的な視点に立った戦略を実行していくため、長期経営方針「VISION 2025」を策定いたしました。
今回の長期経営方針で目指す方向性について、当社グループが掲げてきた 「STATEMENT / VISION / MISSION」をベースに「2025 VISION」として策定しました。
「顧客志向の経営」「ビジネスイノベーション」「グループ経営の進化」からなる基本ストラテジーを実践し、成長性と収益性に富んだ三井不動産グループであり続けるとともに、持続可能な社会の構築に貢献します。
以下の3点を主要な取り組み方針とします。
あわせて、上記の取り組みを支えるインフラ整備も着実に遂行してまいります。
連結営業利益 | 3,500億円程度 |
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うち海外事業利益 | 30%程度 |
ROA | 5%程度 |
※2022年5月改訂
長期経営方針「VISION 2025」については下記PDFにてより詳しくご覧いただけます。
三井不動産グループ長期経営方針 説明資料