SUSTAINABILITY / ESG

Vol.15

2023.11.21

健やかに、自分らしく活躍できる街へ
三井不動産がつくる「Well-beingな街」のしかけ

三井不動産グループでは、ロゴマークの「&」に象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「&EARTH」を掲げています。街づくりを通して、人と地球がともに豊かになる社会に向けた取り組みをお届けしてまいります。

今回のテーマは「健康経営」。三井不動産は街づくりやオフィスビルなどのハード開発だけでなく、街で過ごす人や、テナント企業およびそこを活用する人々にとっても嬉しいサービスを提供しています。プロジェクトに携わる人々へのインタビューも交え、テナント企業と協力しながら、街に訪れる人も健康になるために、「Well-beingな街づくり」への取り組みをご紹介します。

多様化の時代だからこそ求められるWell-beingな街

パンデミックによって働き方が多様化し、企業の人的資本経営がますます重要視される時代が到来しました。そんな中、企業と従業員の双方において健康意識の高まりおよびニーズの変化が生じています。

三井不動産は、街づくりをハード・ソフトの両面から考えています。建物の開発だけでなく、街で過ごす人やテナント企業、施設を活用する人々にとって嬉しいサービスとは何かを常に追求し、提供してまいりました。

「Well-beingな街づくり」も、そのような取り組みの一環です。ここでは、ソフト面における取り組みの一例として、企業の健康経営および働く人のウェルビーイング支援をいっそう強化・拡充するサービス「&well」をご紹介します。

組織にも、働く人にも役立つ健康経営支援サービス「&well」

「&well」は、企業・従業員の双方に向けた多角的なアプローチを通じて、包括的に健康経営を支援するプラットフォームです。企業人事や健康経営の推進担当者に向けて、レポート及びコンサルティングを通じて健康経営の課題発見や施策実行に関わる支援をする「for HR」サービスと、従業員に向けた健康増進施策をアプリ・イベントを通じて提供する「for Worker」サービスの2軸で健康経営の推進をワンストップでサポートしており、『三井のオフィス』のテナント企業を中心に、オフィスライフの付加価値サービスとして提供しています。

&well for HR|ワンストップで健康経営の課題を解決

企業の人事・健康経営の担当者向けに提供する「&well for HR」では、レポートとコンサルティングサービスで健康経営の推進をサポートします。

従業員の健康診断結果やアプリの利用状況を分析した「&wellレポート」の提供により、組織全体の健康状況や意識・行動変容の状況を可視化します。加えて、目標達成に向けた計画策定から健診データの電子化支援、社内セミナー開催まで、企業ごとのニーズに合わせたコンサルティングサービスも提供。現状を把握し、特定された課題を解決へとつなげます。

&well for Worker|リアル×デジタルで健康のきっかけづくり

従業員に向けて「&well for Worker」では、アプリを通じて健康無関心層でも楽しめるコンテンツやイベントなどを発信。中でもアプリ内で行っている企業対抗のウォーキングイベントは回を増すごとにその参加者は増え続け、従業員の健康意識の醸成やコミュニケーション促進の観点で多くの企業にご活用頂いております。

導入企業の1社である旭化成では、2021年に「&well」を導入したことを皮切りに、主な拠点での利用も広がっており、東京・大阪エリアで年間100以上のチームが対抗戦に参加するなど、従業員の健康意識の向上や運動習慣の定着に役立っていると語っています。

2019年より運営してきたこのサービスを通じて、支援企業における健康経営銘柄やホワイト500を認定する「健康経営度調査」の評価改善に貢献しています。「&well」導入企業のうち、2023年には健康経営優良法人認定制度への応募企業全社が認定を取得しました。そのうち3割は初選定企業、5割は認定評価上昇の効果が見られました。また4割の企業がホワイト500に選定されるなど、評価の大幅改善が見られました。

&wellサービスの仕組みとアプリのUI例
「&well for Worker」アプリで提供される豊富なコンテンツの数々

&well FESTA|街なかで提供する健康イベントや測定会

街づくりを進める三井不動産ならではの取組として、気軽に楽しみながら健康に触れるきっかけを作るイベント「&well FESTA」を実施しています。アプリだけの施策にはとどまらずに、三井不動産保有ビルやその足元にある共用スペースを活用し、実際に体験をしてもらうことで健康意識を高めるような施策を街やオフィスに取り入れることで、ウェルビーイングな街づくりに貢献しています。

PROJECT STORY
プロジェクトストーリー

現場の課題を拾い上げ、チームで広げる健康経営の輪

左:法人営業統括一部 法人営業推進グループ 志野 由梨可
中央:法人営業統括一部 法人営業推進グループ 髙村 啓太
右:法人営業統括一部 法人営業推進グループ 松本 佳奈

これからの時代、いっそう重視される「働く人々の健康」。健康経営支援サービス「&well」の運営を通してその実現に取り組む法人営業統括一部 法人営業推進グループの髙村啓太、松本 佳奈、志野 由梨可の3名に、日々の活動や今後のチャレンジについて聞きました。

皆様の所属する部署は、普段どのような業務を担当していますか?

髙村啓太(以下、髙村):オフィスビル事業を担当する部署の一つで、「営業グループ」と「営業推進グループ」の2チームで協力しながら、テナントリレーションの強化に取り組んでいます。世の中の課題をキャッチしてソリューションを組み立て、テナントと日々向き合う営業グループの提案力の高度化に繋げるための動きを営業推進グループが担っていると思っています。

三井不動産のオフィスでは、ソフト面でのサービス提供にも力を入れています。ハードとソフトの両面で、オフィスで働く人たちに快適な環境を提供できるよう、チーム一体となって取り組んでいます。

「&well」も、課題解決の「武器」の一つというわけですね。皆様は「&well」の運営においてどういった役割を担っているのでしょうか。

髙村:企画チームのリーダーとして、全体の戦略立案から開発プロジェクトのマネジメントまでを担当しています。導入企業内でのサービス浸透促進を目指して、ときにはパートナー企業と協業・連携しながら、新規機能の追加などのUX改善に取り組んでいます。

松本:私は「&well」アプリ内で提供している動画やコラムといったコンテンツ全般を担当しています。健康と一口に言っても、「運動」「食事」「睡眠」などさまざまなカテゴリーがあり、個人によって興味のある分野も異なります。今、どんな人にどういうコンテンツを配信すれば響くのかを考えながら、協業している企業の方々と一緒に、日々連携を取って運営に取り組んでいます。

志野:私は全体の業務サポートを担当しています。「&well」に関する情報発信も担当業務の一つで、イベント等について各種媒体で発信したり直接部署を回ってお知らせしたりと、社内外への施策の浸透をサポートしています。また「&well」に直接関係する発信だけでなく、健康経営に関するほかの施策を「&well」の担当として発信することもあります。

「&well」サービスの構想は、いつ頃からどのような経緯で始まったのでしょうか。

髙村:構想は2015年頃からあったそうです。2015年というのは、経済産業省が健康経営に関する認定制度を立ち上げた年です。諸外国の動向も見据えると、従業員の健康を守ることが今後の企業経営において重要な課題になるだろうと推測されました。

またその頃、今私たちがいる日本橋室町三井タワーの計画も進んでいましたが、ビルのテーマのひとつとして「健康」を掲げ、新しいチャレンジをすることになりました。そうした流れで生まれたのが「&well」です。ビル竣工に合わせて2019年にローンチされています。

三井不動産として肝煎りの企画なのでしょうか?

髙村:そうですね。オフィス戦略において、今後「&well」のようなソフトサービスが三井不動産の差別化戦略の一つとして重要な立ち位置を担っていくと考えると、社内的な注目度は高いと思います。

実際、テナント企業の方からもソフトサービスへのニーズを感じますか?

髙村:「従業員の健康や社内コミュニケーション促進のための施策を実行したいが、なかなか自前では賄えない」というお悩みを伺うことが多いですね。従業員を巻き込みながら健康経営の施策を実践したいと考えても、企画から運営までを実行していくのはなかなか負担が大きいです。

そこに私たちが皆様のニーズを汲み取ったサービスを提供出来ればと思います。三井不動産ならではの取組として、リアルイベントによる意識変容のきっかけづくりやデジタル活用による全国一律の対応をしたいというニーズがあり、両面からサポート出来るような環境を整えています。

数あるテーマの中でも「健康」にフォーカスしたサービスに取り組んでいるのはなぜですか?

髙村:人的資本経営の重要性が強く言われている中で、企業が従業員の健康を守る動きは多面的に求められていると思います。その中でも「健康経営」というのは企業にとって重要な経営課題として浮かび上がってきたからこそこういったサービスに取り組んでいます。

採用や従業員エンゲージメントの面でも健康への眼差しは非常に大切ですし、「ホワイト500」や「健康経営銘柄」などの認定制度の広まりからも、「健康に取り組んでいる企業であること」の企業価値に占める意味が増しているのかなと思います。

世代や性別、役職関係なくみんなそれぞれ抱えている課題、人的資本投資が重要視されてきて、認証制度対応に取り組むことが採用や株価などへの結果に結びつきやすい側面もあります。

そういったテナント企業の経営課題を、どのように拾ってサービスの企画や運営に反映しているのでしょうか。

髙村:マクロとミクロの2通りあると思っています。1つは、企業経営における時代の流れから汲み取るルートです。最近「人的資本経営」が大きな潮流となっている中で、健康経営がその課題解決策の一つです。そういった大きな文脈の中で、営業担当者が日々現場でお客様と話す中で拾ってくる細かなニーズや課題感を宿題としていただき、サービスに反映しています。

「&well」の取り組みについて、テナント企業からの反響はいかがですか?

髙村:特にチーム対抗戦の形で実施するウォーキングイベントには、ご好評をいただくことが多いですね。チームを組んで一定期間の平均歩数を競い合うイベントで、最近だと50社・8,000人以上に参加して頂きました。私自身も初めて参加したときから、日々の平均歩数が気になるようになりましたし、会社の中でのコミュニケーションの機会にもなると感じました。同じようなイベントを自社だけでやりたい、というご要望をいただくこともあり、直近だと、企業の周年イベントの一つとして取り入れてくださったケースもございます。

また、アプリ側の施策として健診データを入力することによる生活習慣病の疾病リスク予測や、その結果に基づくコンテンツレコメンドなど、一人ひとりに合わせた情報・体験を提供しています。配信コンテンツは年間600以上にのぼり、運動・食事・睡眠など取り扱うカテゴリも様々ですが、アンケートではユーザーの90%以上が「健康への意識・行動変容を感じた」と回答してくれました。

松本:健康は従業員共通のテーマなので、世代を超えたチームビルディングにもつながりますよね。

髙村:それから、測定会へのニーズも高いです。社内イベントとして測定会を開催したいという声も多いですね。普段の健康診断ではわからないデータが取れるところが純粋に面白いと皆様おっしゃいます。

志野:例えばアシックスさんが提供されている「歩行測定」というものがあって、センサーに向かって歩くだけですぐに歩行の様子が分析されて、「歩行年齢何歳です」っていうデータが出るんです。ほかにも、カゴメさんの「ベジチェック」は、約30秒で皮膚のカロテノイド量を測定して「野菜が足りているかどうか」を数字で出してくれます。健康診断とはまた違う楽しい要素を盛り込むことで、健康無関心の方でも体験したいと思っていただく、その結果として健康への意識が上がってほしいなと思います。

今後チャレンジしたいことについて教えてください。

松本:実は私は、10月にこのチームに入ったばかりなんです。これまでは海外事業本部という部署で、主にアメリカやイギリスの不動産の取得・開発・売却に至るまでの一連のプロセスを、東京本社側からサポートしていました。全く畑違いですよね(笑)
前の部署で、海外の賃貸住宅で入居者専用アプリを導入してイベントを開催しているという話を聞いたことがあるのですが、「&well」でもそういった事例を参考に新たな企画を展開できたらと思います。

&wellチームになってから日が経っていないこともあり、自分は1ユーザーの目線に最も近く、新しい風を吹かせられるポジションにいるんじゃないかなと思っています。実際にアプリを使ったりイベントに参加してみて、自分自身がどう思うかを今後のサービス改善に活かし、健康経営やチームビルディングをサポートする仕掛け、軸となるようなものを作っていきたいですね。

志野:「&well」を使ってくださっている方と話すと、「このアプリを使って本当に健康診断の結果が良くなった」「糖尿病って注意されて、このアプリを使ってみたら数値が改善されている」などおっしゃる方がいて、本当に嬉しいんです。「&well」のサービスを使って、イベントにも参加して、「楽しいな」と思ってもらいながら、一人ひとりが元気に、健康になってほしいですね。その輪が大きく広がっていったらいいなと思います。

髙村: 三井不動産がこういうサービスをやっていると珍しがられるのですが、三井不動産だからこそできることを実践しながら、こんなものづくりも出来るのかと驚いていただける、そんなサービスを目指して今後も取り組んでいきたいですね。「いっしょだから楽しい、楽しいから続けられる」というコンセプトをより体現する方向で、プラットフォームを大きくし、ユーザーにサービスの価値を感じてもらう。そのものづくりにおいて多くのテナントさんやサービス提供者を巻き込んでいきたいです。

三井のオフィスビルを活用した健康イベント
WELLNESS WEEK in 日本橋

2023年10月6日(金)から10月13日(金)までの一週間、日本橋に位置する三井不動産のオフィスビル周辺を会場に、「WELLNESS WEEK in 日本橋」が開催されました。気軽に立ち寄れるマルシェから本格的なスポーツ大会、身近なトピックについてのセミナーや健康診断まで、幅広い体験型コンテンツを街なかで気軽に楽しめるイベントです。

オフィス入居テナントのワーカーの皆様はもちろん、街に訪れた人々も含めて多くの方にご参加いただき、オンラインセミナーも好評を博しました。会場で展開された様々な企画の中からいくつかを選び、その様子をご紹介します。

企業対抗バスケ大会 三井不動産 3x3CUP

公益財団法人日本バスケットボール協会の協力のもと、「コレド室町テラス」の大屋根広場に特設会場を設置し、テナント企業参加型の本格バスケットボールゲームを開催しました。

25の応募から選ばれた9チーム、総勢54名が勝利を競い、会場はリアルの場ならではの熱気に包まれました。職場の仲間への声援、対戦チーム同士で健闘を称え合う姿など、企業内・企業間の温かいコミュニケーションが各所で見られ、健康づくりとともに交流促進によるエンゲージメント向上にもつながる企画となりました。

&well FESTA 2023

楽しみながら健康づくりに取り組める「健康縁日」、無理のない健康習慣を身につけられる「ちりつもオフィス習慣体験」、夕方や就業後に参加できる「フィットネスレッスン」や「健康ビアガーデン」など、様々な企画が催されました。次にご紹介する通り、健康づくりの第一歩として自分のからだを知る「自分スキャン」も好評でした。

カゴメ:ベジチェック(野菜摂取レベル、推定野菜摂取量を表示)
カゴメ提供の「ベジチェック」は、野菜摂取レベル、推定野菜摂取量を簡単に確認できるツールです。忙しい日々の中、自分では意識しづらい普段の食生活に、前向きで具体的なヒントをもらえます。
アシックス:歩行測定多くの人が毎日行う運動ともいえる「歩行」。
アシックスの「歩行測定」では自身の歩き方を可視化できるだけでなく、歩き方に応じたおすすめのエクササイズも知ることができます。

イベント参加者の様子とインタビュー

20代男性

WELLNESS WEEK in 日本橋は、青空の下で自分の身体とフレッシュに向き合う大変よい機会となりました。特に自分スキャンの「歩行測定」では、日常生活で意識できていなかった姿勢の崩れや重心の傾きなどが可視化され、同時に体の年齢も知ることができて、自分の結果に苦笑いしながら「しっかりと日々行動を改善していこう」という気持ちを抱くことができました。 また、どのスタッフさんもイベントの雰囲気に合った爽やかな応対で案内をしてくださり、体験後は清々しい気持ちで仕事に戻ることができました。

40代女性

普段からそれなりに食生活や健康に気を付けているつもりですが、自分の健康状態をきちんと確認する機会はありませんでした。会社帰りに気軽に参加できるイベントで自分の健康を振り返る体験ができて、面白かったです。特に「ベジチェック」と「姿勢分析」は結果が数字で見えるので、改善ポイントがよく分かりました。 また、ノンアルコール飲料や完全メシのサンプリングもあって、コンパクトな会場内で測定したり食事をしたりと、短時間でさまざまな体験を楽しめたのがよかったです。

セミナー①「乳がんとの向き合い方~家族や職場の理解と共感~」by NECネッツエスアイ株式会社

がんの治療と仕事の両立について、がん患者らの支援施設「マギーズ東京」共同代表理事で乳がん当事者でもある鈴木美穂氏を招き、人事部 山﨑桜氏と対談形式でトークセッションを開催しました。当事者ならではの視点で語られる鈴木氏の体験談から、職場での適切なコミュニケーションや人事制度にも目を向け、がん患者として/がん患者と共にいきいき働ける社会構築を目指すための貴重なディスカッションの場となりました。

セミナー②「アルコールに対する正しい自分の体質がわかる!ドリンクスマートセミナー」 by SUNTORY

お酒との正しい付き合い方を改めて考えられるセミナーを開催。酔いのメカニズムや遺伝による体質の違いなど、お酒に関する基礎知識を改めて学べる機会となりました。近年人気が高まるノンアルコール飲料の楽しみ方にも触れ、組織における「飲みニケーション」のアップデートにもつながる内容でした。

乳がん検診体験

マンモグラフィー検診を無料で体験できる機会を提供しました。仕事帰りに気軽に立ち寄れる場所で実際の流れを体験してもらうことで、検診をより身近に感じてもらい、今後の習慣づくりへとつなげました。

アプリユーザーの声 ①

「&well」を使い始めたきっかけは、血糖値改善のためにかかりつけ医から定期的な運動を勧められたことです。使い始めてからは、血糖値が改善。さらに、体重も3~4㎏減らすことができました!スキマ時間を活用して、よく健康に関するコラムを読みますが、意外と知らないことも多くて勉強になっています。使い続けると貯まるポイントもささやかな楽しみです。

アプリユーザーの声 ②

部でウォーキング対抗戦に出場した際に使い始めました。今の目標は、対抗戦で優勝すること。毎回入念に準備した上で参加していますが、上司にはことごとく負けています(笑)。年齢や役割を問わず交流できるところが楽しいイベントですね。簡単に体重管理ができるので、趣味の筋トレにも役立てています!

&BIZ fitness|オフィスビルにフィットネスを整備

&BIZ fitnessでは、『三井のオフィス』テナント限定の会員制フィットネスを提供しており、東京ミッドタウン八重洲、日本橋室町三井タワー、日本橋髙島屋三井ビルディング、東京ミッドタウン日比谷に施設があります。

各施設には、マシンエリア、シャワーブース、ロッカールームなどを完備。施設毎に異なるスタジオレッスンやリフレッシュルーム、サウナ、パーソナルトレーニング等のサービスを備えています。フィットネスが、『三井のオフィス』で働く皆さまにとって出社したくなるきっかけになることを目指しております。

三井不動産の健康経営銘柄取得への取り組み

三井不動産は「健康経営銘柄2023」に初選定され、さらに「健康経営優良法人2023(ホワイト500)」としても7年連続での認定を受けました。これは、従業員の健康促進と健康経営の普及に向けた取り組みが高く評価された結果です。

今回の認定において評価された主な取り組みの一つに「&well」があります。「&well」の活用により健康アプリの導入や健康イベントの開催が実現し、社員の健康状態・健康活動が可視化されることで、社員の意識変容・行動変容につながりました。また「&well」のサービスを通じて他社の経営課題や多様な働き方の実現をサポートする取り組みも、今回の認定取得につながりました。

三井不動産は、今後も社員の健康保持・増進や社外のビジネスパートナーへの健康経営の普及・拡大などの各種取り組みを推進し、社会課題の解決に貢献してまいります。

三井不動産グループのSDGsへの貢献について

三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。さらに「重点的に取り組む6つの目標」に取り組むことで「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。

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重点的に取り組む6つの目標

  1. 街づくりを通した超スマート社会の実現
  2. 多様な人材が活躍できる社会の実現
  3. 健やか・安全・安心なくらしの実現
  4. オープンイノベーションによる新産業の創造
  5. 環境負荷の低減とエネルギーの創出
  6. コンプライアンス・ガバナンスの継続的な向上