次世代の住まいを開発・提案する新モニターシステム
「MOC2001」(モックニセンイチ)の第1号物件
総戸数224戸の大規模マンションプロジェクト
『パークシティ弦巻(つるまき)』を9月より販売開始
平成11年8月18日 三井不動産株式会社
三井不動産は、顧客ニーズを商品企画に反映するモニターシステム「MOC(Mitsui One-hundred Club)」を他社に先駆けて導入し、これまでも質の高い住宅の供給に取り組んでまいりましたが、本年3月以降、そうした取り組みを更に発展させ、次世代の人々の暮らしにあった住まいを開発することを目的とした新たなモニターシステム「MOC2001」をスタートさせています。
「MOC2001」は、日本の構造変化や価値観の多様化といった社会全体の変化を背景に、急速に進みつつある少子化・高齢化・晩婚化といったライフスタイルの変化に対応することを目的とし、子育てを終えた世代のための「ユニバーサル・プロジェクト」、若いシングルライフのための「ジュニア・プロジェクト」、多様なライフスタイルと価値観に応える「プランニング・プロジェクト」の3つから構成されています。今回販売を開始する『パークシティ弦巻』は、その中の一つ「ユニバーサル・プロジェクト」の成果を反映したものです。
「MOC2001」ユニバーサル・プロジェクトでは、熟年層の方々のこれからの暮らしにスポットを当てて、価値観やライフスタイルの変化、介護等を含めた医療問題、情報化社会に対応するサービスなど、成熟社会を迎えた住生活のあり方を、様々な視点から検討し、そして熟年層の方々の理想となる住宅とは何かを提言・実現していくことを目的としており、具体的には、首都圏在住の45歳以上の210名のモニター会員を組織し、アンケート,モニター会議,モニターインタビュー等を通じた活動を実施しています。
『パークシティ弦巻』では、これまでの「MOC2001」ユニバーサル・プロジェクトの活動の成果を反映し、「従来の家族だけでなく、夫婦という視点からみつめた理想のプラン」、「将来にわたって安心して暮らすことのできる設備やサービスを備えた住まい」という2つの発想を取り入れた、永住性の極めて高いプランを実現しました。
『パークシティ弦巻』における夫婦2人の生活を想定したプランの特徴は、生活時間が長く、夫婦2人やそれぞれの友人をまねいてくつろぐセミパブリック空間となるLDの充実と、夫婦それぞれの時間と空間を愉しむことのできる充分な広さを備えた2つの居室を用意したことであり、同物件では、平均住戸専有面積85m2を確保した上で、2LDKや1LDK+DEN(書斎)といったプランを積極的に採用しています。
また、将来にわたって安心して暮らすことのできる工夫として、まず共用部分ではエントランスから各住戸まで段差をなくしたバリアフリーでの住戸アクセス。エントランスはキーをかざすだけで開錠するキーレスエントリーを備えたオートロックを採用。専有部分では一つの動作で簡単に玄関扉を開けることが出来るプッシュプル錠の採用、誰にでも使いやすい大型ワイドスイッチプレート、車椅子が通れる廊下幅の確保(900〜1,040mm)、手摺設置用下地を玄関、廊下、トイレ、ユニットバスに設置するとともに、気分が悪くなった際に、家族に通報が可能な緊急コールができるトイレコール・バスコールも設置しています。加えて当社の介護支援事業の情報拠点「ケアデザインプラザ」と提携し介護に関する相談サービスも提供します。
『パークシティ弦巻』は、東京都世田谷区の第1種低層住居専用地域という恵まれた住環境において、総合設計制度を採用した大規模面開発事業であり、空地率65%を活かし周辺環境と調和を目指した外構植栽(高中低木をあわせて12,000本の植栽を実施)や、大規模の特性を活かした共用施設(24時間有人管理、集会室、ライブラリー、防災備蓄倉庫、地下屋内駐輪場等)の充実。更には、98のタイプバリエーションのルームプラン、間取りや色調等を自由に選択できるメニュープランやインテリアセレクト等、当社のマンション開発のノウハウを凝縮した計画となっており、まさしく当社が提案する次世代の住宅のひとつのかたちを具現化したものとなっています。
以上
【「MOC2001」ユニバーサル・プロジェクト概要】
目的
21世紀を間近に控えた現在、日本はこれまでになかった成熟化社会を迎えつつあり、少子高齢化・晩婚化といった社会構造の変化やライフスタイルの多様化などから住まいに対する価値観も大きく変化しつつあります。そうした変化に応えることのできる住宅の姿を模索し実現させていくために、三井不動産では本年「MOC2001」プロジェクトを発足させました。
ユニバーサル・プロジェクトはその「MOC2001」プロジェクトの1つとして位置づけられています。
ユニバーサル・プロジェクトは、熟年層の方々のこれからの暮らしにスポットを当てて、価値観やライフスタイルの変化、介護等を含めた医療問題、情報化社会に対応するサービスなど、成熟社会を迎えた住生活のあり方を、様々な視点から検討し、そして熟年層の方々の理想となる住宅とは何かを提言・実現していくことを目的としています。
結成時期
平成11年3月
会員概要
首都圏在住の210名。
45歳〜/50歳〜/55歳〜各々の年齢層別に70名ずつ(うち男性25名、女性45名)を選定。
主な活動実績(平成11年3月〜7月)
- 平成11年3月:第1回アンケート実施
- 「将来どこで、誰と、どう、暮らすか」について意識調査
- 平成11年4月8日:第1回モニター会議(於:新宿三井ビル)
- 第1回アンケートの質問内容について、会員の中から20名のモニターを選定し、具体的な意見のヒアリングを実施。
- 平成11年4月:第2回アンケート実施
- 対象世代が考える将来、その元となる現在、過去を明らかにする意識調査。このアンケートにより考え方の類型化をおこなう。
- 平成11年4月28日:コーディネーター桐島洋子氏講演会(於:恵比寿ガーデンプレイス)
- タイトルは「林住期を愉しむ」。
- 子育後の人生を積極的に謳歌する暮らし方について。
- 平成11年5月12日:第2回モニター会議(於:新宿三井ビル)
- 都心に二人で住む場合の希望間取りおよび重視するポイントについて、パークシティ弦巻のプランを題材に、モニターから意見をヒアリング。
- 中野坂上パーク・ホームズ/ユニバーサルプランについて説明。感想をヒアリング。
- 平成11年6月〜7月:モニターインタビュー
- 会員の中から選定された20名のモニターのご自宅を宅訪し、現在の暮らし、これからの住まい方等についてインタビュー形式のヒアリングを実施
以上
【「パークシティ弦巻」物件概要】
物件名(正式名称) | パークシティ弦巻 |
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所在地 | 東京都世田谷区弦巻2丁目121番地他(地番) |
交通 | 東急新玉川線「桜新町」駅 徒歩10分 |
用途地域等 | 第1種低層住居専用地域 |
建ペイ率・容積率 | 70%・150% |
戸数 | 総戸数 224戸 |
敷地面積 | 15,919.23m2 (4,815.56坪) |
延床面積 | 26,591.76m2 (8,044.00坪)※3棟合計 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造・地上5階、地下1階 |
着工・竣工 |
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設計・施工 | 三井建設(株)東京建築支店 |
販売計画(第1期) |
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売主・事業主 | 三井不動産株式会社,三鋼都市開発株式会社(三井不動産100%子会社) |
その他 | 総合設計制度採用(第1種低層住居専用地域での採用は当社初) |
以上
【販売センター連絡先】
「パークシティ弦巻」パビリオン
住所 | 世田谷区駒沢3丁目6−15 (東急新玉川線「駒沢大学」駅徒歩9分) |
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TEL | 0120−787−321/03−3412−1961 |
【「パークシティ弦巻」全体完成予想図】
エントランス・コート完成予想図 | 「パークシティ弦巻」専有部 (モデルルームにて撮影) |