三井不動産グループの新しい「グループ・ステートメント」策定
都市に豊かさと潤いを
私たち三井不動産グループは常にベストを提供します
〜新たなグループ経営の基本指針
「三井不動産グループのビジョン・ミッション」を集約して〜
平成11年9月30日 三井不動産株式会社
三井不動産は、来るべき21世紀のグループ経営重視の時代に向けて、グループ経営の基本理念や目指すべき企業像を示した新たなグループ経営の基本指針「三井不動産グループのビジョン・ミッション」を、今年6月既に策定しておりますが、この度、このビジョン・ミッションを集約して表現したグループ・ステートメントを新たに決定しましたのでお知らせします。
<新グループ・ステートメント>
都市に豊かさと潤いを
私たち三井不動産グループは常にベストを提供します
6月に策定した「三井不動産グループのビジョン・ミッション」は、当社の創立50周年にあたる1991年(平成3年)に策定した「21世紀ビジョン」を新たな視点で見直し、発展的に再構築したものであり、激しい時代の変化や不動産に関わるパラダイムの転換を踏まえ、21世紀にさしかかる「これからの10年」の時代認識を明確にした上で、三井不動産グループの目指すべき企業像や社会における果たすべき使命・役割を経営の基本指針としてまとめたものです。
また、今般策定した「グループ・ステートメント」は、その「ビジョン・ミッション」の内容を集約した「常に社会・顧客・市場と向き合い、自ら保有する価値創造力を最大限に発揮して、都市におけるベストの財・情報・サービスを提供し、顧客の満足を実現することによって最大の収益を達成し、グループ企業価値の拡大を目指す」という三井不動産グループの基本姿勢を簡潔に表現したものであり、従来のコーポレート・スローガン「私のすきな生活」に代わるものです。
この「グループ・ステートメント」は、10月以降、当社のTVCFや物件広告の中などで展開していく予定です。また、インターネットのウェブサイトでは三井不動産グループのステートメントの策定に合わせ、10月4日(月)から一部リニューアルを行い、グループ情報の更なる充実とあわせて「三井不動産グループのビジョン・ミッション」および新しい「グループ・ステートメント」を掲載します。(当社ウェブサイトのアドレス [https://www.mitsuifudosan.co.jp/])
当社は、本年をグループ経営元年と位置づけており、2000年度を初年度とする3か年のグループ中期経営計画を策定中です。今般のビジョン・ミッションを踏まえ、今後は、当社のビル、住宅、商業施設、資産マネジメントの4商品事業本部を中心に、グループ会社を含めてそれぞれの事業領域を明確にし、その事業分野ごとに、さらには各会社・各部門ごとにストラテジー(戦略)を構築し、グループ経営の更なる強化を目指しています。
以上
【三井不動産グループのステートメント・ビジョン・ミッション】
1. GROUP STATEMENT
- 都市に豊かさと潤いを
私たち三井不動産グループは常にベストを提供します。
2. GROUP VISION
- 基本理念
三井不動産グループは、「&」マークに象徴される「共生・共存」、「多彩な価値観の連繁」の理念のもと、夢・感動をもたらす仕事を大切にし、社会に貢献しつつ発展を続けます。 - 価値の創造
三井不動産グループは、普遍的価値基準に則り、グループ総体の力を公平にいかんなく発揮することによって、社会・顧客・市場から評価される価値を創造し続けます。 - グループ経営
三井不動産グループは、経営資源配分の最適化を追求し、グループ総体の収益力を高め、グループ企業価値の極大化を目指します。
3. GROUP MISSION
- 社会に対しての価値創造
三井不動産グループは、高品質の財・サービスを提供することによって、都市に豊かさと潤いを創造します。 - 顧客に対しての価値創造
三井不動産グループは、常に顧客志向を貫き、現在から将来にわたり顧客に満足度の高い価値を創造します。 - 株主に対しての価値創造
三井不動産グループは、時代の流れを的確に捉え経営資源を活かすことにより、適性かつ最大の利益の実現を持続的に図り株主価値を創造します。 - 企業文化としての価値創造
三井不動産グループは、伝統・信頼を重んじつつ自由闊達・パイオニア精神といった風土を堅持し、多彩な人材が育ち独創性が芽生える企業文化を創造します。 - 不動産に関する価値創造
三井不動産グループは、たえず市場の構造変化や情報化の進展に注視し、不動産にかかわるパラダイムの転換を図り、不動産の新たな価値を創造します。