汐留地区B街区「(仮称)汐留AMタワー」3月15日着工
〜いよいよ21世紀にむけて汐留地区の街づくりが本格化〜
平成12年3月14日 アルダニー・インベストメンツ・ピーティーイー・リミテッド、
三井不動産株式会社、松下電工株式会社
アルダニー・インベストメンツ・ピーティーイー・リミテッド(シンガポール;以下「アルダニー」という)、三井不動産および松下電工の3社は、平成9年2月にコンソーシアムを形成して落札した「汐留地区B街区」(東京都港区東新橋一丁目5番地、19,708m2)において、アルダニーと三井不動産が手掛ける「(仮称)汐留AMタワー」と3社地下共用部分の工事にいよいよ着手することとなりましたのでお知らせいたします。
* 汐留地区B街区は、
- (仮称)汐留AMタワー(賃貸オフィスビルと賃貸商業ビル)
- 松下電工(仮称)東京本社ビル
- 地下共用部分(駐車場等)
- (仮称)旧新橋復元駅舎で構成されています。
汐留地区B街区は、汐留再開発エリアの中でも最も北側に位置し、JR・営団銀座線・都営浅草線・新交通ゆりかもめ「新橋駅」、都営12号線「汐留駅」に直結。また、銀座、虎ノ門、霞ヶ関、日本橋、丸の内といった商業、業務、行政の中心に近接するなど極めて利便性の高い立地特性を有しています。
今回着手する「(仮称)汐留AMタワー」は、地上43階、地下4階建のオフィスビルと隣接する地上3階建の商業ビルから構成されており、特にオフィス部分については、国際的な金融機関や高度なITインフラを必要とする情報通信関連企業などの先進的な企業のニーズにも応えられる設備仕様を備えるとともに、1フロア約850坪という広さを確保するなど、21世紀を代表するオフィスビルにふさわしいポテンシャルを備えた計画となっています。(添付資料2参照)
また、「(仮称)汐留AMタワー」は、本社ビルが集積する汐留エリアにおいて、数少ない賃貸オフィスビルという特性を持ち、既に、国内外の多くの企業から問い合わせを頂くなど、高い注目を集めています。
なお、「(仮称)汐留AMタワー」と3社地下共用部分の建築工事は、株式会社竹中工務店が施工。明日3月15日に着工し、平成15年1月に完成する予定です。
汐留地区B街区の全体建築計画には今回着手するもののほかに、「松下電工(仮称)東京本社ビル」並びに「(仮称)旧新橋復元駅舎」が含まれます。
以上
【B街区 全体計画概要】
所在地 | 東京都港区東新橋一丁目5番地 |
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交通 | JR、営団銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ「新橋」駅徒歩1〜3分 都営12号線「汐留」駅徒歩2分 |
地積 | 19,708m2 |
建物計画 |
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スケジュール…(仮称)汐留AMタワー、3社地下共用部分 | 着工:平成12年3月15日 竣工:平成15年1月末日(予定) |
【法人概要】
Alderney Investments Pte.Ltd (アルダニー・インベストメンツ・ピーティーイー・リミテッド)
設立 | 平成8年7月18日 |
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本社所在地 | 105 Cecil Street #23-00 The Octagon,069534 The Republic of Singapore シンガポール共和国069534 セシル・ストリート105番ジ・オクタゴン23-00 (日本国内)東京都千代田区霞ヶ関3丁目2番5号 |
代表者 | 日本における代表者 タン ヨン パイ |
事業内容 | 不動産および不動産関連資産の投資、売買および賃貸借 他 |
三井不動産株式会社
設立 | 昭和16年7月15日 |
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本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 岩沙 弘道 |
資本金 | 134,433百万円(平成12年1月31日現在) |
事業内容 | オフィスビル、ショッピングセンター、ホテル等の賃貸事業、建住宅、マンション等の分譲事業 他 |
松下電工株式会社
設立 | 昭和10年12月15日(創業 大正7年3月7日) |
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本社所在地 | 大阪府門真市大字門真1048番地 |
代表者 | 代表取締役社長 西田 一成 |
資本金 | 112,564百万円(平成11年12月31日現在) |
事業内容 | 照明器具等電機製造、住設設備建材製造 他 |
【汐留B街区概要】
所在地 | 東京都港区東新橋一丁目5番地 |
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交通 | 「新橋」駅 JR山手線・営団地下鉄銀座線・都営浅草線・東京臨海新交通(ゆりかもめ) 「汐留」駅 都営 地下鉄12号線(平成12年度開業予定) |
地積 | 19,708m2(5,961坪) |
建ぺい率容積率 | 80%/800% 再開発地区計画により容積率は1,200%に割増 |
(仮称)汐留AMタワー概要
建造・階数 | S造・SRC造・RC造 地上43階地下4階 |
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高さ | 215.75m |
用途 | 事務所・店舗 |
延床面積 | 187,745m2(56,792坪) |
貸付面積 | 事務所 約32,000坪 店舗 約3,800坪 |
基準階面積 | 事務所 約850坪 |
駐車場 | 432台(B街区 全体541台) |
設計 | ケビンローシュ・ジュンディンカルー・アンド・アソシエイツ、(株)日本設計 |
施工 | (株)竹中工務店 |
竣工予定 | 平成15年1月(予定) |
- 立地:
松下電工・電通・日本テレビなどの本社棟が建ち並ぶなか、汐留地区に数少ない賃貸オフィス - デザイン:
ケビンローシュ氏の設計により機能的・先進的なデザインは、銀座・新橋・汐留地区からのランドマークとなる建物 - 基準階床面積:
霞が関ビルの基準階床面積(約800坪)より広い、1フロア約850坪の大空間 - セキュリティー機能
- オフィスと商業施設のゾーニング独立性を確保
- テナント貸室内に4カ所の縦配管設置可能スペース、2カ所の内部階段設置可能スペースを確保し、共有部を通ることなく、人・情報の上下階移動が可能。
- テナント個別のICカード対応可能。
- エレベータ不停止階の設定が可能。
- 地下1階からのVIP専用エレベータを確保。
- 情報通信設備
複数の通信キャリアの大容量ケーブル引き込みを可能とすることにより、多様なテナントニーズに対応。 - 商業施設
様々な目的に使える飲食店や多彩な物販店などが集積。銀座からの連続性をもたせ、人の回遊を図る。 - 非常用発電設備
ビル本体の非常用発電機に加え、テナント専用の非常用発電機の置場スペースも充分に確保。オイルタンクはフル稼働で72時間対応。
【B街区全体外観パース】
右手奥の建物が(仮称)汐留AMタワー、その手前が低層商業棟
左側の建物が松下電工(仮称)東京本社ビル、中央手前が(仮称)旧新橋復元駅舎