日本貨物鉄道(株)「飯田町地区開発計画 中央街区」
三井不動産(株)プロジェクトマネジメント業務を推進
平成15年春オープン後はオフィスマネジメント業務を受託
平成12年8月28日 三井不動産株式会社
千代田区飯田橋3丁目の旧飯田町貨物駅跡地で、日本貨物鉄道株式会社が建設計画中の業務棟および商業棟が、8月28日に着工することとなりました。
三井不動産株式会社は、同社より同開発地におけるプロジェクトマネジメント業務を受託し、業務を推進してきましたので、当社業務内容についてお知らせいたします。
当開発計画は、北街区・中央街区・南街区の3街区から構成されており、北街区には、昨年5月に日本貨物鉄道株式会社他が所有する本社ビルが竣工しています。中央街区、南街区については、平成10年7月の開発事業コンペにより各事業者および事業方針が決定され、当社は(株)UG都市建築(本社:東京都港区赤坂8丁目10番24号、社長:鈴木崇英)と協力し同コンペに参画した結果、中央街区における日本貨物鉄道株式会社の事業パートナーとして選定され、プロジェクトマネジメント業務を受託しました。
当社が受託した業務は、竣工までの業務・商業棟に関するプロジェクトマネジメント業務で、具体的には、開発コンセプトの立案、建物仕様の企画、テナントリーシング計画・プロパティマネジメント計画の策定、および、これら事業全体の統括業務であり、当社がこれまで総合デベロッパーとして培ってきたノウハウにもとづいてオーナーをサポートするものです。本業務は、東洋不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社と共同で受託していますが、当社は代表受託者として業務遂行にあたっています。
また、竣工後の業務棟に関してはオフィスマネジメント業務を受託いたします。その内容は、プロパティマネジメント(運営管理)業務、リーシング(テナント営業)業務、および、アセットマネジメント(資産価値維持向上)業務であり、当社の持つオフィスビルの管理・運営のノウハウを全面的に活かすことにより、当計画業務棟の商品競争力を維持・向上させていくものとなっています。
当社はこれまで培ってきた複合面開発等における実績や専門的知識の高さ、および、不動産事業全般に関する知識・経験・事業ノウハウなど活用することによって、今後も本件に代表されるプロジェクトマネジメント業務・オフィスマネジメント業務を積極的に推進し、資産保有に依らずに収益をあげる「ノンアセットビジネス」の伸張・強化を図り、今後の事業展開の柱としていく予定です。
以上
【中央街区 建物概要書】
業務棟 | 商業棟 | |
所在地 | 東京都千代田区飯田橋2丁目36番1、3丁目22番1、他 | |
設計・監理 | 株式会社日建設計 | |
施工 | 鹿島・清水・鉄建・大成・熊谷特定建設工事共同企業体 | |
設定敷地面積 | 11,881.61m2 | |
建築面積 | 5,709.93m2 | |
延べ面積 | 93,224.27m2 | |
容積対象面積 | 85,454.68m2 | |
貸付面積 | 約55,700m2 | 約2,400m2 |
基準階面積 | 約1,700m2 | — |
階数 | 地上35階、地下2階 | |
最高高さ | 152.6m | |
構造 | S造、一部SRC造 | |
駐車場台数 | 217台 |