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霞が関ビルディング 外壁リニューアル工事完了 竣工当時の姿を再現
〜明日12月20日よりミレニアム全面ライトアップも実施〜

平成12年12月19日 三井不動産株式会社

 三井不動産では、21世紀にふさわしい機能的かつ快適な環境をテナントに提供する一環として、「霞が関ビルディング」において、平成元年から平成6年まで電気・空調等の基幹設備や基準階(オフィスフロア)を中心とした大規模リニューアル工事を実施したのに続き、平成11年3月からは1・2階のエントランスホールや外壁等の共用部を中心としたリニューアル工事を実施しておりますが、今般、そのうち外壁部分のリニューアル工事が完了することとなり、工事完了にあわせ12月20日より同ビルの全面ライトアップを行いますので、お知らせいたします。

 外壁リニューアル工事は、竣工後32年を経て塗装の経年劣化が進んだため、新たにフッ素樹脂塗装を行い、性能の保全と外観の美化をはかるもので、外壁の色は竣工当時の色に近いものを再現するため、当時を知る関係者が立会いのもと試験塗装を実施し、色の選択を行いました。施工にあたっては、工期の短縮と高い安全性・品質管理を実現するために、超高層オフィスビルとしては日本で初めてのゴンドラ型の全周仮設足場(はちまき型のゴンドラ)を採用しました。

 工事完了に伴い、竣工当時の外観が32年ぶりに再現されたため、また、ミレニアムの新年を迎えるにあたり、12月20日から年明け1月6日までの18日間において17時から24時まで(12月31日は翌朝6時まで)ビルの全面ライトアップを行います。生まれ変わった「霞が関ビルディング」の姿をご覧いただければ幸いと存じます。

 なお、三井不動産では、「霞が関ビルディング」と並ぶ当社基幹オフィスビルの一つである「三井本館」(重要文化財)においても、日本橋地区のにぎわいの演出に寄与するため、ライトアップを実施いたしております。

 当社は、プロパティマネジメント力を発揮して、次代に残る優良なストックの保全と美観維持を図ることにより、美しい都市景観の向上と都市の魅力作りに資するよう努めています。

以上

【霞が関ビルディング 外観写真 (外壁リニューアル中)】

霞が関ビルディング 外観写真 (外壁リニューアル中)

【霞が関ビルディング 外観写真 (外壁リニューアル後)】

霞が関ビルディング 外観写真 (外壁リニューアル後)

【三井本館ライトアップ写真】

三井本館ライトアップ写真

三井本館ライトアップ写真