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三井不動産 ECO NEWS<住宅編>
「ファインコート」シリーズ初、全区画「次世代省エネ」基準を
クリアする「高気密・高断熱仕様」住宅
『ファインコート武蔵小金井』を2月上旬販売開始
〜戸建住宅事業における「環境との共生」を推進〜

平成13年1月30日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、経営の基本姿勢として「環境との共生」を掲げており、住宅事業においてもこれを踏まえた積極的取り組みを行っております。戸建住宅事業においては、この「環境との共生」を基本戦略と位置付け、物件ごとにそれぞれ具体化していくこととしておりますが、今般、都市型戸建「ファインコート」シリーズでは初めて、全区画で住宅金融公庫の「省エネルギー住宅工事(次世代型)基準」をクリアする「高気密・高断熱仕様」を採用した「ファインコート武蔵小金井」<総区画数17>を、2月上旬から販売することとなりましたのでお知らせいたします。

 「高気密・高断熱仕様」住宅については、平成12年9月に「ファインコート光が丘」<総区画数20>の2区画(戸)で試験的に採用しましたが、販売の結果、顧客からも大変高い評価を得られたため、今回全区画(戸)で採用することといたしました。

 住宅金融公庫の「省エネルギー住宅工事(次世代型)基準」をクリアする「高気密・高断熱仕様」住宅の採用はそもそも、当社の住宅モニター組織「MOC」などを通じ、顧客の環境意識が高まっているとの認識のもと、その声を「環境にやさしい住宅」として当社の商品戦略に反映させたものです。 当該物件での具体的な仕様・内容は次のとおりです。

  1. 断熱材の増量 天井裏、壁、床下の断熱材を増量。
    ※住宅金融公庫「標準基準」に定める断熱材量の約3倍
  2. 気密フィルムの敷設 天井裏と壁の断熱材(室内側)の上に気密フィルムを敷設し高い気密性能を確保。
  3. 遮熱複層ガラスの採用 通常のガラスより熱を遮断する機能を高めた特殊な「遮熱ガラス」を全層に使ったペアガラスを採用。
    ※「(次世代型)基準」は通常のペアガラスでも可
  4. 「屋根・外壁通気工法」の採用 構造用の合板を二重に施工、屋根・外壁の間に空気層を設け、壁体内通気ができるようにした。壁体内の湿気を逃すことで「躯体内結露」を防ぎ、建物寿命を延ばし、建築資源の有効利用(省資源)にも繋げる。
    ※この工法は「(次世代型)基準」の必須条件ではない。
この結果、住宅金融公庫の割増融資(250万円/戸)の対象となるとともに、年間の冷暖房費が通常工法の住宅にくらべて低減されます。

 「ファインコート」シリーズは、「環境との共生」を具体化するうえで「省エネ」「省資源」「健康」「快適」を重要なテーマと捉えておりますが、当該物件においても以上の点を意識し、他にも待機電力の削減(省エネ)につながる「るすいっち」や、低ホルムアルデヒド対策での健康素材の採用など、トータルで環境にやさしい住宅作りを行っております。

 「ファインコート武蔵小金井」はJR中央線「武蔵小金井」駅から徒歩8分の環境ならびに利便性に恵まれた好立地に位置する物件で、一般には2月3日(土)から現地にてモデルハウスをオープンし販売を開始いたします。

 三井不動産は戸建事業に限らず、マンション事業における「エコ仕様」の標準化などをはじめとし、今後も様々な取り組みの中で「環境との共生」を推進してまいります。

以上

【「ファインコート武蔵小金井」物件概要(第一期販売分)】

所在地 東京都小金井市本町5丁目1728番42他(地番)
交通 JR中央線「武蔵小金井」駅下車徒歩8分
販売戸数 第一期販売6戸
総戸数 17戸
地域・地区 第一種低層住居専用地域・第一種高度地区
建ペイ・容積率 50%(角地緩和60%)・80%
販売土地面積 117.77m(1戸)〜127.03m(1戸)
販売建物面積 94.12m(1戸)〜119.00m(ビルトインカーポート面積17.39m含む:1戸)
販売価格 7,280万円(1戸)〜8,980万円(1戸)
建物構造 木造2階建(2×4工法)
モデルハウスオープン 平成13年2月3日
設計・施工 三井ホーム(株)、西武建設(株)

【「ファインコート武蔵小金井」案内図】

<案内図>

【「ファインコート武蔵小金井」外観パース】

「ファインコート武蔵小金井」外観パース

【「ファインコート武蔵小金井」高気密・高断熱住宅説明資料】

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