• 街づくり(複合施設)
  • オフィスビル
  • ホテル

三井本館街区再開発「(仮称)室町三井新館」計画
マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループ誘致決定

平成13年6月18日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、地権者である株式会社千疋屋總本店と共同で、中央区日本橋室町二丁目の三井本館街区(面積約1.4ha)の再開発を進めておりますが、今般、当該再開発計画の超高層複合ビル「(仮称)室町三井新館」のホテル部分に、マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループの誘致が決定いたしましたのでお知らせします。

 当社ビル事業の拠点エリアの一つである日本橋地区は、古くより歴史・文化・産業の中心地であり、現在官民挙げて都心再生・活性化計画が進行中です。当社が進める本計画および日本橋一丁目計画(東急百貨店跡地再開発)はその活性化の起爆剤としての役割が期待されています。

 本計画は、「重要文化財特別型特定街区制度」の初適用を受け、重要文化財建築物「三井本館」の保存・活用と最先端の超高層複合ビル「(仮称)室町三井新館」(地上41階建:高さ194m)の建設を同時に実現させるものであり、都心再生における「保存と開発の両立」の実現に先鞭をつける事業でもあります。

 マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは「ザ・オリエンタル、バンコック」「マンダリン・オリエンタル、香港」をはじめとして国際的に高い評価を受けるホテルを数多く擁する世界的ラグジュアリーホテルグループです。アジアをはじめとして近年はニューヨークを含む欧米の都市にも積極展開をしています。ハイグレードなサービスとスパに代表される高いホスピタリテイは、世界のホテルランキングでも常に上位の評価を受けています。

 今回の「マンダリン・オリエンタル、東京」はその日本・東京初進出となるものです。ホテルは主に「(仮称)室町三井新館」の地上約150m以上の上層階部分に位置し、東京駅周辺では屈指の高さを誇ります。また、重要文化財である三井本館の一部利用についても予定されており、歴史的建築物である三井本館の良さも引き出した魅力的なホテルが実現されることとなる予定です。

 当ホテルの「(仮称)室町三井新館」への誘致は、当社が、21世紀を代表するフラッグシップビルと位置付け進めている本計画のポテンシャルを更に高めるものになると確信しています。

 日本橋地区は、今回のマンダリン・オリエンタルの進出と、先に発表した日本橋一丁目計画へのメリルリンチ日本本社誘致決定により、国際都市東京を代表する、歴史性、文化性と国際性をあわせ持つ、魅力あるエリアとしての発展が加速するものと期待されます。同エリアに多くのアセットを保有する当社としても両プロジェクトの進捗を通じて日本橋地区の活性化に寄与すべく鋭意努力してまいる所存です。

以上

【物件概要】

所在地 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号他
敷地面積 14,375m2(三井本館街区全体)
建築面積 約5,500m2
階数・高さ 地下4階、地上41階建、約194m
容積対象床面積 約118,350m2
延床面積 約129,980m2
駐車場台数 305台
着工予定 2002年10月
ホテルオープン 2006年(予定)

【位置図】

位置図

【外観パース】

外観パース

マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループからのニュースリリースはこちらから
(PDF: 1,570KB / 6P)