「渋谷三丁目計画」3月8日(金)に着工
平成14年3月7日 住友生命保険相互会社、三井不動産株式会社
住友生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市中央区城見1−4−35、社長:横山 進一)三井不動産(本社:東京都中央区、社長:岩沙 弘道)の2社は、渋谷区渋谷三丁目23番地1他(地番)において共同事業(シェア割合 住友生命:三井不動産=80%:20%)として進めております、オフィスビルの建設計画「(仮称)渋谷三丁目ビル計画」を、2002年3月8日(金)に着工いたします。
本事業は、事業主体である2社が、本計画地に地上14階・地下1階のオフィス棟及び地上1階の店舗棟を建設するもので、JR渋谷駅埼京線南口エリアにおける新しいランドマークとなり、同エリアの活性化に寄与できる施設になることを目指しています。なお、竣工は2003年9月末を予定しています。
オフィス基準階事務室は、天井高2750mm奥行き16mを確保した1フロアー約1100m2の無柱空間を実現し、また事務室床積載荷重500kg/m2(一部重積載荷重ゾーン1000kg/m2)を設けレイアウトの自由度の高い空間を提供しています。電気設備についても、これからのテナントニーズに即したスペックとしてコンセント容量70VA/m2を見込み、屋上にテナント発電機設置スペースを設け、45,000リットルの地下埋設オイルタンクを用意しています。耐震性としては、制振構造を採用し耐震グレードAとした高グレードな構造計画となっています。外装は、品格風格があり先進性の高いデザインを追求し、花崗岩打ち込みプレキャストコンクリート板及び開口部は縦連窓のガラスカーテンウォールを採用しております。省エネルギー対策としても、明るさセンサーによる自動連続調光制御システムを採用し照明による消費電力の削減も計画しております。
なお、当事業においては、プロジェクトマネジメント業務を三井不動産が、設計を株式会社日建設計、施工を株式会社大林組がそれぞれ行います。また、竣工後のオフィスマネジメント業務については三井不動産株式会社が行う予定であります。
【計画概要】
事業名 | (仮称)渋谷三丁目ビル計画 |
---|---|
事業主 | 住友生命保険相互会社、三井不動産株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3丁目23番地1他(地番) |
敷地面積 | 3,690.25m2(一団地認定区域) (敷地A:1,007.57m2、B:2,682.68m2) |
延床面積 | 23,290.78m2(一団地認定区域) 高層棟(オフィス)23,038.51m2 低層棟(店舗) 252.27m2 |
主要用途 | 事務所、店舗 |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 | 高層棟(オフィス) 地上14階、地下1階、塔屋2階 低層棟(店舗) 地上1階 |
建物高さ | 高層棟(オフィス) 約68m(最高高さ) 建築基準法建物高さ 58.9m 低層棟(店舗) 約 7m |
駐車台数 | 高層棟(オフィス)63台(内機械駐車61台) 低層棟(店舗) 2台 |
設計 | 株式会社日建設計 |
施工 | 株式会社大林組 |
工期(予定) | 着工 2002年3月 〜 竣工 2003年9月末 |
【事業主体2社の概要】
住友生命保険相互会社
所在地 | 大阪市中央区城見1−4−35 |
---|---|
設立 | 1926年5月 |
資本金 | 1,700億円(基金償却積立金含む 2001年3月31日現在) |
代表者 | 取締役社長 横山 進一 |
従業員数 | 内勤職員 9,447名 営業職員 48,019名(2001年3月31日現在) |
業務内容 | 個人保険、団体保険など各種生命保険契約の販売と顧客サービス 及び財務貸付、有価証券投資、不動産投資などの資産運用 |
三井不動産株式会社
所在地 | 東京都中央区日本橋室町2−1−1 |
---|---|
設立 | 1941年7月 |
資本金 | 1,344億円(2001年3月31日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 岩沙 弘道 |
従業員数 | 1,304名(2001年3月31日現在) |
業務内容 | ビルディング・ショッピングセンター・ホテル等の賃貸事業 戸建住宅・マンションの分譲事業 |
位置図、外観パース
南西側外観
東側外観