三井不動産株式会社、三井不動産販売株式会社、三井不動産住宅サービス株式会社の3社は、グループにおける総合的なマンションの研修施設となる「三井不動産グループマンションアカデミー」を今般開設し、将来的な利用対象社の拡大を視野に入れつつ、まず上記3社で本年5月から本格的に運用を開始いたします。

　三井不動産はそれぞれの事業領域において、グループ全体でシナジー効果を生み出す最適なバリューチェーンの構築をかねてから目指しており、マンション事業においても「お客様志向」「ＣＳ向上」を根幹におきながら、グループトータルでのマンションブランドの確立を鋭意進めてきております。当該施設はまさにこのブランド戦略の一翼を担うもので、グループ各社がそれぞれの立場において一層のレベルアップを図りながら、より高い満足をお客様にトータルで提供していこうというものです。

　当該施設の特徴は、グループ各社間の知識・情報の共有ならびに相互交流を促しながら、開発・販売・管理までを一貫して研修できる施設として、デベロッパーである三井不動産がイニシアティブをとりながら設置した点にあるといえます。

　具体的施設構成は、一般的なマンションの共用部分と専有部分を再現（通常のモデルルームや現場でなかなか確認できない設備・仕様の内部はカットモデル等でわかりやすく表現）し、これまで三井不動産が進めてきた各種品質関連施策（「エコ仕様標準化」等）を含む「三井不動産のマンションクオリティ」をトータルで体感できるようにしたスペースを核に、その他、各種の実務研修にあわせた実習スペースや講義スペースを設置しております。さらに24時間365日実際に稼動している三井不動産住宅サービスの「緊急センター（管理マンションの機械監視・夜間休日等を中心としたお客様からの問い合わせ対応業務を実施）」も併設するなど、販売業務や管理業務など個別の知識習得やスキルアップに特化した研修以外に、まさに「三井不動産のマンション」の総合的知識の修得を可能にする施設となっています。

　今後、当社グループは、当該施設をグループのマンション事業の研修拠点として有効に活用しながら、お客様満足のためのより一層のスキル向上を図ってまいります。

以上

【ハーフモデルゾーン　写真】

【建築・設備コーナー　写真】

【緊急センター　写真】

【ロビー　写真】