東京パークタワー(西棟)・神保町三井ビルディング(東棟)
7月30日上棟式実施
平成14年7月26日 三井不動産株式会社
神保町一丁目南部地区市街地再開発組合(理事長:川越輝二)は、7月30日に「神保町一丁目南部地区第一種市街地再開発事業—Jcity TOKYO−(施行者、同再開発組合)における超高層マンション“東京パークタワー(西棟)”と賃貸オフィスビル“神保町三井ビルディング(東棟)”の上棟式を行います。(9時30分から現地にて開催)
弊社は同再開発事業に、権利者、および、保留床を取得する参加組合員として、また、組合運営業務を受託する事業協力者として参画しています。
同再開発事業は、神保町の書店・古書店街の南側、白山通りと千代田通りに挟まれた約2.5haを対象地区とした都市再生事業であり、北・西・東の3棟で構成され(北棟「神保町101ビル」については本年1月に竣工済み)、総延床面積約14万m2の事業規模で、平成15年3月にグランドオープンを予定しています。
東京パークタワーは、総戸数が324戸であり、弊社はそのうち251戸を保留床として取得し、都心居住型超高層タワーマンションとして昨年秋から分譲事業を行い、大変好評のうちに即日完売いたしました。
神保町三井ビルディングは、ワンフロアの面積が約710坪、高度なITインフラを必要とする企業に対応するための設備仕様(100mmOAフロア、床荷重500kg/m2、予備配管による光ケーブル引き込み対応、電気容量増量対応等)、ICカード・キーによる高度なセキュリティシステムの導入、制震ダンパーの採用の他、天井高2.8mを確保しオフィスワーカーの快適性も充分考慮したオフィスビルです。また、環境面については、コージェネレーションシステムの導入、光センサーによる専有部調光システムの採用など、エネルギーの効率化を図った建物計画となっています。
弊社は所有床とあわせて、他の権利者の所有床を一括賃借し、オフィスビル賃貸事業を実施する予定です。
弊社は同再開発組合から「プロジェクトマネジメント業務」を受託している他、「プロパティマネジメント業務」を弊社および弊社グループが受託予定であります。これらの受託により、弊社は多彩な開発事業実績、豊富な管理運営経験等を通じて蓄積されたノウハウを提供する「ノンアセットビジネス」を実現してまいります。
以上
【再開発事業概要】
所在地 | 東京都千代田区神田神保町一丁目101番他 |
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施行地区面積 | 約2.5ha |
建築敷地面積 | 約14,020m2 |
地域・地区 | 高度利用地区、商業地域、防火地域、一部第二種文教地区 |
許容建蔽率 | 約60% |
許容容積率 | 約810% |
計画建蔽率 | 57.16% |
計画容積率 | 806.65% |
スケジュール | 平成元年 11月 準備組合を設立 平成7 年10月 本組合設立認可 平成12年 1月 権利変換計画認可 平成12年10月 本体工事着手 平成14年 1月 北街区(神保町101ビル)竣工 平成15年 3月 東・西街区工事完了予定 |
事業主体 | 神保町一丁目南部地区市街地再開発組合 |
総合企画 | 三井不動産株式会社 |
コンサルティング | 株式会社都市ぷろ計画事務所 |
設計監理 | 株式会社山下設計 |
施行 | 西松・大成・鹿島建設共同企業体 |
【東京パークタワー概要】
建築面積 | 3,479.98m2 |
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延床面積 | 48,667.11m2 |
階数 | 地上29階・地下3階・塔屋2階 |
高さ | 97.60m |
構造 | 地上:SRC・RC造 地下:SRC造 |
工期 | 着工 平成12年10月 竣工 平成15年 3月(予定) |
【神保町三井ビルディング概要】
建築面積 | 4,149.60m2 |
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延床面積 | 88,707.68m2 |
基準階面積 | 2,352.63m2 |
階数 | 地上23階・地下3階・塔屋2階 |
高さ | 97.90メートル |
構造 地上:S造 | 地下:SRC造 |
工期 | 着工 平成12年10月 竣工 平成15年 3月(予定) |