三井不動産が供給した、芝パーク･タワー(東京都港区所在　戸数252戸・店舗4戸)と パーク･コート市谷加賀町二丁目(東京都新宿区所在　戸数51戸)の2物件が、「グッドデザイン賞」<2002年度グッドデザイン賞：建築・環境部門>を受賞いたしました。 これは、2000年度のセンチュリーパークタワー・麻布霞町パークマンション、2001年度のザ・パークタワー東京サウスに引き続き、当社分譲マンションでは3年連続での受賞になります。

　芝パーク･タワーは、JR「田町」駅、都営三田線・浅草線「三田」駅を徒歩圏とする交通至便な都心エリアの地上25階建て超高層タワーマンションで、さる平成14年3月に全体竣工（同年7月「セレスティンホテル」の開業をもって全体稼動）した「芝三丁目東地区再開発計画（面積約2.4ha）」の中に位置します。室内空間の充実と住まう方のライフスタイルに応じた可変性を追求し、施工会社である鹿島建設株式会社の開発した「スーパーＲＣフレーム構法」を採用、室内に柱や梁のない居住空間と高い耐久性、制震性の双方を同時に実現させました。またオープンテラスのある店舗の配置や、白を基調としたシンプルな外観で、周辺の街並みとの調和を図っております。（平成12年3月販売、平成13年7月竣工）
なお、当該再開発計画全体のランドスケープに関連しても、今般同賞を受賞しており、街づくり全体の取り組みもあわせて高い評価をいただきました。（別途リリース参照）

　パーク･コート市谷加賀町二丁目は、新宿副都心に近い利便性をもった立地にあり、かつては加賀屋敷をはじめ多くの旗本屋敷が建ち並んでいた閑静な邸宅街に位置することから、周辺の街並みとの共存を目指しました。建物の中庭を国際花と緑の博覧会・日本政府パビリオンの室内植栽実施計画を手がけた桂川眞氏が、建物意匠とインテリアの総合監修を神戸ハーバーランドモザイク等をはじめ多彩な空間を開発した藤原益男氏が手がけ、両氏のデザインを当社がまとめあげた結果、5階建てのシンプルフォルムのなかにモダンな和の情緒をふんだんに取り入れた今までにないマンションとして建築されました。（平成12年11月販売、平成14年1月竣工）

　当社では現在進めているマンション事業全体のブランド戦略のなかで、マンションの品質を3つのクオリティ(LQ:LatentQuality=後になってわかるクオリティ。
OQ:ObjectQuality=見てわかるクオリティ。EQ:ExperientialQuality=体感できるクオリティ。)として定義づけしておりますが、まさにこのうちのひとつであるEQを高め、お客様が体感できる品質を達成するために、各分野における専門家やデザイナーの起用等を通じてデザイン性に関するクオリティにも鋭意前向きな取り組みをしております。
今般、「色やかたちの造形的な美しさだけでなく、商品や施設、また商品開発の考え方等がどのような社会的価値をもち、人々の生活に貢献できるか」という観点で審査される同賞を、分譲マンションとして3年連続で受賞できたことは、まさにこの2物件のみならず当社の供給するすべてのマンションの物作りがこの分野においても高い評価を得たことにつながるものと認識をしております。

　弊社は、今後もお客様の視点にたった商品の供給（「お客様志向」）を念頭に、マンション事業ブランド戦略をさらに推し進めながら、引き続き高いレベルでの商品供給を目指してまいります。

以上

【物件概要】

芝パーク･タワー

パーク･コート市谷加賀町二丁目

【物件位置図】

＜芝パーク・タワー＞

＜パーク･コート市谷加賀町二丁目＞

【外観写真】

＜芝パーク・タワー＞

＜パーク･コート市谷加賀町二丁目＞