4月1日、新生「三井不動産住宅リース」がスタート
「三井の賃貸」ブランド展開を始動
コンセプトワードは「レジデントファースト〜いちばんに、住む人のこと。」
平成15年4月4日 三井不動産株式会社、三井不動産住宅リース株式会社
平成14年11月8日公表のとおり、三井不動産グループのノンアセットビジネス関連事業およびその推進会社の統合・再編の一環として、賃貸住宅事業およびその運営管理子会社の強化を目的に行なった、三井不動産販売株式会社の「リースマンション事業(賃貸住宅運営管理事業)」と三井不動産住宅リース株式会社との事業統合に伴い、4月1日、新生「三井不動産住宅リース」が予定どおりスタートをいたしました。
当該スタートに際し、三井不動産グループの賃貸住宅事業を、わかりやすく、かつ積極的にお客様に伝えていくため、今般、新しいブランドである「三井の賃貸」を立ち上げることといたしました。今後、新聞・雑誌等のマスメディアを中心に順次広告展開を実施しながら、具体的サービス提供や実践を通じ、早期のブランド確立を目指してまいります。
ブランドの立ち上げにあたっては、当該事業を、建物(ハード)だけを提供する従来からの「不動産業」ではなく、一定水準以上の性能を有するハードを前提に成立する、高品質な「運営管理サービス業」として定義付けました。これは立地・間取り・賃料といったハード的条件だけでなく、運営管理サービスといったソフト面が、お客様の賃貸選択の重要な要素としてもっと取り入れられるようにしていこうということであり、「物件を選んだら三井の賃貸だった。」ではなく、「三井の賃貸だからこの物件を選んだ。」と言っていただくことを目指すものです。
ブランドコンセプトキーワードは「レジデントファースト〜いちばんに、住む人のこと。」です。これは、まず利用者(テナント)であるお客様のことを考え、満足していただくことが、最終的に所有者(オーナー)の資産価値向上にもつながり、どちらもお客様である利用者(テナント)と所有者(オーナー)それぞれに対する価値を最大限高めることにつながるという考え方に基づいています。
ビジュアルについては、従来の物件中心の広告とは一線を画し、賃貸は「おしゃれで先進的な住まい方」であるというイメージを想起させるため、そのイメージにあったイラストを手掛けたイラストレーターを起用しました。また、ロゴマークについては比較的ブルー、グリーン系が多い同業他社との差別化はかるため、窓をモチーフに、住まいの温もり、暖かさをイメージしたオレンジ色を採用しています。
三井不動産は個人の価値観やライフスタイル、家族構成の多様化をはじめとした社会情勢の変化を踏まえ、賃貸住宅事業をもうひとつの住宅事業の柱とすべく、かねてより多面的アプローチを鋭意実施してまいりました。今般のグループ総体での賃貸住宅事業再編・強化を踏まえ、「レジデントファースト」の理念のもと、「三井の賃貸」として新たなブランドを積極的に具現化してまいります。
以上
<添付資料>
【1.三井不動産住宅リース株式会社 会社概要】
所在 | 東京都新宿区西新宿2−1−1新宿三井ビル5階 |
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資本金 | 1億円(2002年4月現在)*三井不動産100% |
設立 | 1986年4月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 本庄誠 |
売上高 | 358億円(2002年3月期)※ |
取扱戸数 | 30,913戸<うち賃貸借業務受託21,844戸>(2003年1月)※ |
社員数 | 289名 ※ |
※三井不動産販売のリースマンション事業部門との統合を前提とした両社の当該時点における合算数字です。
【2.イラストレータープロフィール】
上杉忠弘(UESUGI, TADAHIRO) イラストレーター
1966年生まれ。セツ・モードセミナー卒業、以後フリー。1988年、渋谷のイネド・カフェにて初の個展。各種企業の広告をはじめ、書籍・雑誌の表紙や挿絵、CDジャケットなど幅広い媒体で作品を発表。独自のタッチで上杉ワールドをグラフィックデザイン界に定着させた。最近ではフランスのエージェント「TIPHAINE」と契約。海外にもフィールドを広げ、英国ペンギンブックスの表紙を飾るなどその活動に厚みを加えている。
作品例)
- 「フランドル/イネド・オム」ポスター
- 「NTTドコモ」雑誌広告
- 「UCC珈琲」2001年度カレンダー
- マガジンハウス「anan」挿絵
- アシェット「メンズクラブ」挿絵
- 光文社「JJ」挿絵
- 日経BP社「東京デザイナーズレストラン」表紙
- 英国ペンギンブックス「small town girl」表紙
- 徳間ジャパン「ジミー・スコット/Jの肖像」CDジャケット
- 徳間ジャパン「渋谷毅&森山威男/しーそー」CDジャケット ほか