〜東京ミッドタウンプロジェクト〜
六本木防衛庁跡地再開発 日本最大級の屋外ストリートギャラリー企画
平成15年11月19日 【事業者代表】三井不動産株式会社
六本木防衛庁跡地再開発(赤坂9丁目計画)を推進するコンソーシアム6社(全国共済農業協同組合連合会、安田生命保険相互会社、富国生命保険相互会社、積水ハウス株式会社、大同生命保険株式会社、三井不動産株式会社)は、さる10月1日から、本計画地において「既存樹木移植及び整地工事」に着手しておりますが、今般、これにあわせて、本計画地外周の工事用仮囲いを活用した、日本最大級の屋外ストリートギャラリー企画「GAIEN HIGASHI-DORI STREET GALLERY “on the green —緑を継ぐ。”」を実施いたします。
本企画は、高さ約3m、全長430mにわたる本計画敷地外周の工事用仮囲いをギャラリーにして、「on the green−緑を継ぐ。」をテーマに、総数約100点にのぼる世界中の美しい自然(主に樹木)の写真を展示するものです。(現在、外苑東通りに面する約196mが完成済。全体完成はH16年1月末を予定。)なお、本企画は、(株)アマナの協賛を得て実現したもので、このようなストリートギャラリーの規模としては、日本最大級のものとなります。
さらに工事用ゲート部分2ヶ所については、高さ約3m、長さ10mにわたるグリーンポットによる壁面緑化を施しております。
既存樹木移植及び整地工事」については、「緑を、継ぐ。」をコンセプトに、計画地内の樹高14〜15mを越えるクス、イチョウ、サクラ等の既存樹木約140本の仮移植工事を実施中です。コンソーシアムでは、「緑」を積極的に生かす街づくりを本計画での重要なテーマと考えており、仮移植後の樹木は、今後工事期間中場内で育成され、街の完成時期に合わせて本移植する予定です。なお、都心におけるこのような規模の移植工事の実施は、極めて珍しいものです。
外苑東通りにおいては、現在、“通りづくりから考える東京都心部の都市再生”をテーマに「外苑東通り研究会(事務局=財団法人日本地域開発センター:http://www.jcadr.or.jp/gaien_project/gaien-intro.htm)」が発足するなど、「“通り”づくりから街の文化発信をはかっていこう」という活動が始まっています。本企画は、こうした「通り」の文化性を育んでいく試みのひとつでもあります。
コンソーシアムでは、今後も、2007年度に予定している全体竣工までの工事期間中、引き続き、緑あふれる街づくりの検討と平行し、外苑東通りの景観や賑わいの創造も意識した取り組みを継続して検討・実施していく予定です。
以上
【全体計画概要・ギャラリー企画概要】
所在 | 東京都港区赤坂9丁目地内 | |
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交通(最寄駅) | 大江戸線「六本木駅」、日比谷線「六本木駅」、千代田線「乃木坂駅」 | |
計画敷地面積 | 78,394m2 | |
施設構成 | オフィス | 約292,000m2 |
住宅 | 約73,000m2 | |
商業施設 | 約51,000m2 | |
ホテル | 約38,000m2 |
開催期間 | 平成15年11月〜平成16年4月(予定) |
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ストリートギャラリー企画 | 6社コンソーシアム (全国共済農業協同組合連合会、安田生命保険相互会社、富国生命保険相互会社、積水ハウス株式会社、大同生命保険株式会社、三井不動産株式会社) |
写真企画 | 株式会社 アマナ |
壁面緑化 | 第一園芸 株式会社 |
【既存樹木移植及び整地工事パンフレット】
【外苑東通りストリートギャラリー写真(一部)】
株式会社 アマナ概要(http://amana.jp/)
所在地 | 東京都品川区東品川2−2−43 |
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資本金 | 5億4,974万円 |
代表者 | 代表取締役社長 進藤 博信 |
従業員数 | 228名(国内・海外関係会社含めたアマナグループで328名) ※2002年12月31日現在 |
事業内容 | ビジュアルコンテンツの企画制作 ストックフォトの企画販売 |
年商 | (単体)48億3,800万円 (連結)70億2,500万円 ※2002年度実績 |