三井不動産、「日本橋一丁目ビルディング」における東京急行電鉄の持分
ならびに事業実施に関わる地位の取得を決定
平成16年2月27日 三井不動産株式会社
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 岩沙弘道)、東京急行電鉄株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 上條清文)、東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 植木正威)は、東京都中央区日本橋一丁目の東急百貨店日本橋店跡地において「日本橋一丁目ビルディング」を建設いたしましたが、今般、三井不動産が東京急行電鉄から当ビルの同社持分ならびに事業実施に関わる同社の地位を取得することとなりましたので、お知らせいたします。
当ビルは、オフィス・商業等の複合ビルであり平成16年1月末に竣工しました。
また、当ビル内の商業施設「COREDO日本橋」は、日本橋の商業の伝統を活かしつつ、これを現代的スタイルに解釈して提案する施設であり、平成16年 3月30日、衣・食・住・遊の生活シーン全般をカバーする33の店舗でオープンいたします。
弊社のオフィスビル事業は、日本橋、日比谷、霞が関・虎ノ門、新宿の4大拠点を中心としたマルチコア戦略によって展開しております。そのうち中央通りを軸とした日本橋エリアに関しては、三井グループ発祥の地であり、現在も(仮称)室町三井新館計画や東京駅八重洲開発計画を推進するなど、まさにその中心となるエリアです。
今般、そのようなエリアに立地する最新鋭の優良な当ビルに関して、資産の入れ替えを図る弊社が取得を申し入れ、東京急行電鉄との意向が合致した結果、売買について合意に至りました。
日本橋エリアは、上記開発の他にも「三越日本橋本店新館」「三越前駅地下コンコース拡幅による中央通りの道路整備事業」などの計画が進む一方、地元による当エリアの活性化を図るための様々な取り組みが行なわれており、官・民ならびに地元が一体となって都市再生にむけた活動が活発に進んでいます。
日本橋を拠点とする弊社は、今後「COREDO日本橋」を含む当ビル全館の運営を行っていくとともに、当エリアの活性化を進める地元の活動にも積極的に参加してまいります。
以上
【物件概要】
建物名 | 日本橋一丁目ビルディング |
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所在地 | 東京都中央区日本橋一丁目4番1号(A街区)、6番1号(B街区) |
敷地面積 | 8,185.23m2(A街区5,611.21m2、B街区2,574.02m2) |
延床面積 | 約98,100m2(うち駐車場 約10,900m2含む) |
主要用途 | 事務所、店舗、駐車場 |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
階数 | B街区建物 地上20階、地下4階、塔屋1階 B街区建物 地上2階、地下2階 |
建物高さ | 約120m(最高高さ) |
駐車台数 | 約250台 |
設計 | Kohn Pedersen Fox Associates PC(コーン ぺダーセン フォックス アソシエイツ)、日本設計・東急設計コンサルタント 設計共同企業体 |
施工 | 清水・三井住友・東急 建設共同企業体 |
(上記のうち商業施設部分)
施設名称 | 『COREDO日本橋(コレド日本橋)』 |
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規模 | A街区 建物地下1階〜地上4階 B街区 建物地上1階〜地上2階 (商業施設部分の延床面積合計 約10,000m2) |
店舗数 | 33 |
【取得概要】
対象不動産等 | 日本橋一丁目ビルディングにおける東京急行電鉄の持分(30%)ならびに事業実施に関わる同社の地位 |
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取得金額 | 4,738百万円 |
契約締結日 | 平成16年2月27日 |
取得日 | 平成16年2月27日 |