• 住まい

建築専門紙「新建築社」と共催
「第2回住空間デザインコンペ」最優秀賞作品
7月3日(土)モデルルームオープン
題材プランは「パークタワー品川ベイワード」

平成16年7月1日 三井不動産株式会社

 三井不動産株式会社は、「第2回住空間デザインコンペ」の最優秀賞作品<石川博将氏と大平佳規氏(ともにフリーランス)による共同作品>を、今般、7月3日(土)より「WANGANLIFE ミュージアム(東京都江東区有明3−1−7所在)」において、モデルルームとして一般公開いたします。

 住空間デザインコンペは、「デベロッパーと建築家・デザイナーとの新しい関係」を探る機会として、株式会社新建築社と共催で一昨年より実施しており(第1回住空間デザインコンペは、パークマンション千鳥ヶ淵にて実施)、第2回目となる今回は、昨年夏に募集を行い、第1回コンペを上回る応募(応募作品438点)をいただきました。

 今回題材としたプランは、東京都港区に建設中の「パークタワー品川ベイワード(地上32階建て・総戸数325戸)」のファミリータイプ住戸(専有面積106.94m2の角住戸)で、審査のポイントは、当該物件が誕生する“湾岸”というロケーションを生かしたうえで、都心部における家族の暮らし方についての新しい提案がいかに盛り込まれているかという点でした。

 「テラスハウス」と名付けられた最優秀賞作品は、フローリング貼りのリビング・ダイニングとつながり合うように、L型のバルコニーにウッドデッキが敷き詰められています。大きなガラス窓を開放すると、視覚的にも心理的にも広がりを持った空間が創出され、都心の眺望を満喫できる、空に浮かぶテラスのような開放感あふれる住まいとなっています。

 また、同作品は、リビング・ダイニングとキッチンのスペースをワンルーム形式にしており、住戸内のどこにいても空や光や風が意識できるつくりになっています。さらに、キッチン・バスルーム・トイレといった水回りスペースなどを住戸の中央に集めることで、家族という小さな共同体の様々なアクティビティーに対応する、回遊性の高い住空間に仕上がっています。

 当社では、耐震性や耐久性などの基本性能とともに、快適で美しい空間デザインもマンションの品質の重要な要素のひとつであるという考えのもと、今後も、独自の発想を持った多くの若手建築家・デザイナーからの提案の場として、当コンペを引き続き実施する予定にしております。

 なお、「パークタワー品川ベイワード」は、大変多くのお客様にご来場いただき、第1期(208戸)は即日完売しております。第2期については、7月10日(土)より販売開始いたします。(ウェブサイトアドレス:http://www.wangan-life.com)

以上

【第2回住空間デザインコンペ概要】

題材 パークタワー品川ベイワード 110Aタイプ(専有面積106.94m2
応募期間 平成15年6月1日〜平成15年8月18日
応募資格 日本国内において設計・デザイン活動を行っている者。
今回の対象物件の実施設計能力があることが前提。
グループ・個人を問わない。資格不問。
審査員 青木淳(建築家/青木淳建築計画事務所代表)
妹島和世(建築家/妹島和世建築設計事務所代表、慶応義塾大学教授)
光井純(建築家/シーザー・ペリ アンド アソシエーツジャパン代表)
磯辺真幸(三井不動産株式会社 執行役員 住宅事業本部都市開発第一事業部長)
応募数 応募作品438点
入賞作品 最優秀賞(1点)・優秀賞(2点)・佳作(5点)
共催協賛 共催 三井不動産株式会社・株式会社新建築社
協賛 株式会社INAX・エスアンドエイチジャパン株式会社・鹿島建設株式会社・キッチンハウス株式会社・三和シャッター工業株式会社・清水建設株式会社・セントラル硝子株式会社・株式会社創芸・東京ガス株式会社・東芝エレベータ株式会社・東芝キヤリア株式会社・フジテック株式会社・松下電器産業株式会社・三谷産業株式会社・三井住友建設株式会社・株式会社読売広告社・「住宅情報STYLE」編集部・「都心に住む」編集部

【最優秀賞作品図面・モデルルーム写真】

(図面)

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(リビング・ダイニング・キッチン)

(ダイニングよりリビング方向を望む)

(リビング)

(キッチン・ダイニング)

(バルコニーよりダイニングを望む)

(洗面スペースより玄関方向を望む)

(玄関よりリビングおよびダイニング方向を望む)

(主寝室)

(洋室)

【「WANGAN LIFE ミュージアム」案内図】


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