三井不動産株式会社は、関西エリアの大型商業施設「ららぽーと甲子園（LaLaport　KOSHIEN）」を平成16年11月25日にグランドオープンいたします。今般、専門店テナント170店舗も決定しましたので併せてお知らせいたします。

　主な店舗としては、「イトーヨーカ堂」のほか、「ＧＡＰ／ＧＡＰ Ｋｉｄｓ」、「スタイルジャム」、「＆ by ピンキー＆ダイアン」等の高感度カジュアルファッション、「フランフラン」、「無印良品」等のインテリア雑貨ショップ、「スーパースポーツゼビオ」、「ディズニーストア」等のホビー・バラエティショップが出店します。飲食関連としては、瀟洒な邸宅の庭での集いをイメージしたフードコート「ガーデンパーティ」、上質な空間で世界各国の料理をテイクアウトできる「サロン・ド・デリ」等があります。

　当施設は、「An　Exciting　Journey　Through　Nature」というコンセプトのもと、計画地周辺の自然をモチーフに、山から海にいたるまでの移り変わる風景をデザインに採り入れました。マウンテン、パーク、オーシャンというテーマの異なる3つの広場（コート）を配したほか、木々や蝶、風車や気球、船の帆などのオブジェを各所に設置し、様々な表情を持った楽しさあふれるショッピング空間を創出しています。また、旧阪神パーク跡地の記憶として、クスノキの大木をシンボルツリーとしてエントランス部分に保存するなど、既存樹木を外構部にふんだんに残しています。

　さらに、子供からお年寄りの方まで安心してご利用いただけるように、通路部分をゆったりと確保したほか、チェアやベンチ、多目的トイレ、赤ちゃん休憩室等を充実させています。なお、当施設は、高齢者などに優しい建築物としての公的な認定制度である、ハートビル法の認定を受ける予定です。

　当計画地は、阪神甲子園球場の隣接地で、鉄道・道路ともアクセス至便な場所に位置し、半径5ｋｍの基本商圏内の商圏人口は約50万人にもおよびます。あらゆる世代の多様なライフスタイルのお客様に、お買い物はもとより、楽しい時間を過ごしていただけるよう、施設づくりや、イベントをはじめとした施設運営を通じて、「地域の皆様が集い・憩える空間を持つエンターテイメント性豊かな商業施設」を目指して参ります。

　当社では現在、日本最大級のショッピングセンター「ＴＯＫＹＯ−ＢＡＹららぽーと」をはじめ、全国40ヶ所以上の商業施設の開発・運営を行なっております。新規大規模商業施設については、本年4月開業の「ステラタウン」（埼玉県さいたま市：敷地面積約40,000m²・店舗面積約54,000m²）を皮切りに、本計画後も「（仮称）川崎駅西口ショッピングセンター計画（神奈川県川崎市：敷地面積約72,000m²・店舗面積約76,000m²）」、「（仮称）ららぽーと横浜（神奈川県横浜市：敷地面積約100,000m²・店舗面積約80,000m²）」、「（仮称）豊洲商業施設計画（東京都江東区：敷地面積約67,000m²・店舗面積約66,000m²）」等の開発計画が並行して複数進行中です。本計画についても、これら新規の大規模商業施設開発・運営への積極的な取り組みの一環です。

以上

【計画概要】

所在	兵庫県西宮市甲子園八番町1番他
建物設置者	三井不動産株式会社 ＊事業用定期借地方式（20年間）にて阪神電気鉄道株式会社より敷地を賃借し、当社が建物を建設し運営する。
敷地面積	86,782m2（駐車場用地含む合計面積約125,000m2）
建物構造	鉄骨造（一部鉄筋コンクリート造）地上2階建て
延床面積	84,883m2
店舗面積	46,298m2（飲食等含む）
駐車場台数	3,013台
設計・施工	株式会社大林組 （デザイン設計：アールティケーエル・インターナショナル・リミテッド）
スケジュール	平成15年12月着工 平成16年11月25日グランドオープン予定

【位置図】

▲クリックすると拡大いたします。

【鳥瞰図】

【イメージ図】

（マウンテンブリーズ）

（パークウォークコート）

【施設名称ロゴ】

LaLaportの「LaLa」という響きをシンプルな図形の組み合わせにより表現し、楽しい、はずむ気持ちとリズム感を表象したブランドマークです。
2本のラインと2つの○は、家族（父・母・子2人）をシンボリックに表しています。
基本色となるツートーンのブルーは、LaLaportの名称の由来であるポート（港）を象徴するとともに、信頼感、さわやかさ、知性（文化）を表現しています。

【テナント一覧】

テナント一覧 [PDF:21KB]