新潟市万代シテイ ダイエー新潟店
専門店型商業施設としてリニューアル
平成17年11月18日 新潟交通株式会社、株式会社万代開発、三井不動産株式会社
新潟交通株式会社および株式会社万代開発は、新潟市万代所在の建物に関して、現在営業中の「ダイエー新潟店」閉店後の方針について検討してまいりましたが、本日、複数の専門店を中心とした商業施設として当建物をリニューアルし、三井不動産株式会社に一括賃貸するとともに、開業までの総合企画、その後の運営・管理について同社と基本合意しましたのでお知らせいたします。
「ダイエー新潟店」は、昭和48年にオープンし、万代シテイの中核的施設として地域の賑わいに貢献してまいりましたが、11月末で閉店することとなりました。そこで後継店舗を誘致するにあたり、万代シテイの事業主体である新潟交通、万代開発と、商業施設の開発・運営において多数の実績を有する三井不動産との間で、街のトータルコンセプト、開発イメージが合致し、今回の合意に至りました。
今後、当建物を大型小売店や食品スーパーマーケットを中心としたニューファミリー層をターゲットとするライフスタイル提案型の施設にリニューアルし、平成18年度中にオープンする予定です。
新潟交通は、本業のバス交通事業のほか、旅行・観光事業、街づくり事業など総合的な生活サービスを提供しています。昭和48年新潟市のシンボル万代橋東詰の社有地を開発し「万代シテイ」を創設。以来30数年の歳月を費やし、段階的に百貨店、ホテル、映画館など都市に必要なサービス機能の充実を図り、「万代シテイ」は新潟市の新しい商業集積地として発展を遂げてきました。平成16年には会社分割により当地区の不動産資産と事業の一部を株式会社万代開発に集約。効率的運営により「魅力ある万代シテイ」として、街の発展と賑わいの創出を目指してまいります。
三井不動産は、首都圏をはじめ、全国主要都市の都心部における商業施設の開発・運営、既存商業施設の再生を積極的に推進するため、本年4月、商業施設本部内に「アーバン事業部」を新設しました。現在、新規プロジェクトに関しては、東京都中央区銀座、愛知県名古屋市中区などで推進しており、東京都墨田区、三重県四日市市などでは、既存商業施設を再生した実績があります。今後も、様々な商業施設事業で培ったノウハウを提供し、地域の活性化に資するような施設の開発・運営を行ってまいります。
以上
<添付資料>
【位置図】
【既存建物概要】
所在 | 新潟県新潟市万代一丁目5番1 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造 地上6階地下1階 |
延床面積 | 34,644.50m2(10,479.96坪) |
竣工年月 | 昭和48年11月 |
所有者 | 株式会社万代開発 |
【会社概要】
新潟交通株式会社
本社所在地 | 新潟県新潟市万代1丁目6番1号 |
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代表者 | 代表取締役社長 金子 仁 |
設立 | 昭和18年12月 |
資本金 | 42億円(平成17年3月末現在) |
従業員数 | 970名(平成17年3月末現在) |
売上高 | 296億円(連結:平成17年3月期) 108億円(単体:平成17年3月期) |
営業内容 | 旅客自動車運送事業、一般旅行事業、航空代理事業、不動産事業 等 |
三井不動産株式会社
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1 |
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代表者 | 代表取締役社長 岩沙弘道 |
設立 | 昭和16年7月 |
資本金 | 1,344億円(平成17年3月末現在) |
従業員数 | 1,601名(平成17年3月末現在) |
売上高 | 1兆1,113億円(連結:平成17年3月期) 6,044億円(単体:平成17年3月期) |
営業内容 | 不動産賃貸事業、不動産分譲事業、 仲介・販売受託・コンサルティング事業、管理受託事業等 |