日本最大級のショッピングセンター「ららぽーとTOKYO-BAY」
「ららぽーと2」建替え・リニューアル計画決定
平成19年1月25日 三井不動産株式会社
三井不動産株式会社は、「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)において、昭和63年(1988年)開業の「ららぽーと2」の建替え・リニューアルを推進し、平成20年春にスケールアップオープンいたします。
当施設は、昭和56年(1981年)の開業以来、常にお客様のニーズや時代の変化に合わせて増床・リニューアルを継続的に実施しております。今般の建替え・リニューアルもこの一環であり、今後も新しい付加価値やサービスを提供・発信しながら、変化し続けてまいります。
当計画では、「ららぽーと2」の一部を建替え、店舗フロアを2階から3階に増床するとともに、4階以上の上層階に駐車場を新設いたします。また、既存の1階駐車場については店舗に改装し、建替え部分も含め「ららぽーと3」やJR南船橋駅からの回遊性を高めてまいります。この計画により、店舗面積は約5,000m2増え約115,000m2に、駐車場は約200台増え約8,200台となります。
【建替え・リニューアル後平面図】
今回の建替え・リニューアルのポイント
- 「ららぽーと2」3階の増床による「ららぽーと3」3階との接続。
- 「ららぽーと2」駐車場新設(4階から屋上階)による「ららぽーと3」駐車場との接続。および、駐車台数の増加。
- 「ららぽーと2」既存1階駐車場を店舗に転用することによるJR南船橋駅からの回遊性の向上。
当計画では、従来のファミリー向け郊外型商業施設の枠組みから本格的に進化するべく、ヤング・キャリア層を中心に幅広い年代に訴求力を持つ質感のある「ファッション」、ライフスタイルの新たなスパイスとなる個性豊かな「カフェ・レストラン」、トレンド発信できる「ライフスタイルグッズ」などの百貨店・ファッションビル系店舗を誘致し、新しいライフスタイルを提案してまいります。
当社は「ライフ・ソリューション・コミュニティ」をコンセプトに、単に「モノ」を手に入れる場にとどまらず、豊かなコミュニケーションや、各々のライフスタイルの実現などを含めた、幅広いニーズやウォンツを満たす機能を兼ね備えた商業施設の開発・運営を目指しています。当施設においてもその一環として、コミュニティサイト「LaLaPAL(ララパル)」(*)を立ち上げ、お客様とのコミュニケーション方法を多様化させるとともに、そこから得られた情報を販売計画や販促施策に連動させてまいります。
完成予想パース
*「LaLaPAL(※PALとは“仲間・相棒”という意味)」とは、ららぽーとTOKYO−BAYウェブサイト上で展開しているコミュニティサイトです。毎月いろいろなテーマで、お客様からの情報を募集し、結果を順次UPしていきます。毎日を楽しく暮らすアイデアや、ららぽーとの上手な活用方法などをお客様同士で情報交換・共有していただきながら、施設への意見・想いを集め、テナントの販売施策やイベントの企画に活かしています。
以上
<添付資料>
【位置図】
【建替え・リニューアル計画概要】
プロジェクト名 | ららぽーとTOKYO−BAYリノベーション計画 | |||
---|---|---|---|---|
所在地 | 千葉県船橋市浜町二丁目1−1 | |||
事業者 | 三井不動産株式会社 | 敷地面積 | 約171,000m2 | |
建物概要 | 地上7階建(ららぽーと2建替え部分) (店舗1階から3階 駐車場4階から7階および屋上) |
|||
現状 | リノベーション後 | 増加 | ||
延床面積 | 約255,000m2 | 約282,000m2 | 約27,000m2 | |
店舗面積 | 約110,000m2 | 約115,000m2 | 約5,000m2 | |
駐車台数 | 約8,200台(リノベーションにより約200台増加) | |||
デザイン監修等 | RTKLインターナショナル | |||
設計・施工 | 三井住友建設株式会社 | |||
スケジュール | 平成19年2月着工、平成20年春グランドオープン予定 | |||
総事業費 | 約62億円 |
【ららぽーと2 断面図】
建替え・リニューアル前
建替え・リニューアル後
【「ららぽーとTOKYO-BAY」増床・リニューアル・リノベーションの経緯】
- 1981年「ららぽーと1」オープン
ダイエー・そごうと2核1モールでオープン - 1988年「ららぽーと2」増床
他施設に先駆けてシネマコンプレックス等を導入し、エンターテイメント機能の強化を図った。 - 1998年「ハーバーグリル」オープン
飲食店舗を質・量あわせて拡充。(老朽化した飲食棟の建替) - 1999年「ららぽーと2」リニューアル
顧客ニーズの変化に対応した店舗配置の変更、渋谷109系・カジュアル衣料専門店等、新店舗を導入。 - 2000年「ららぽーと3」増床
団塊ジュニアと平成ニューファミリーをメインターゲットに、ショッピング・エンターテイメント機能、環境アメニティの一層の強化を実現。 - 2001年「ららぽーとウエスト」リニューアル
旧船橋そごうの土地・建物を取得、改装。 - 2003年3月「ららぽーと1」リノベーション
多様化・高度化する顧客ニーズに対応するため、特に食品ゾーンの設置とキッズゾーンの再編を主眼に平日強化を狙った。 - 2004年3月〜9月「ららぽーとウエスト」リニューアル
1,2,4,5階を大規模改装し、インテリア、ペット、家電等の大型専門店を導入。 - 2004年11月〜2005年2月「ららぽーとイースト」リニューアル
旧ダイエー棟を改装し、カテゴリーキラー・フードテーマパーク(東京パン屋ストリート)を導入。 - 2006年5月
「ららぽーと1」を部分リニューアルし、アパレル、雑貨、飲食店等からなる専門店ゾーン「CANDY DRIVE」を導入。