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~当社初のマレーシアにおける住宅分譲事業~
「(仮称)ミューズプロジェクト」事業参画決定

平成25年3月21日
三井不動産レジデンシャル株式会社

三井不動産レジデンシャル株式会社は、マレーシアの首都クアラルンプールにおいて、「Eastern & Oriental社(以下「E&O社」)」と共同で「(仮称)ミューズプロジェクト」の住宅分譲事業に参画することを決定し、E&O社と共同事業基本協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。なお、本プロジェクトは分譲住宅256戸の開発で、竣工は2016年11月を予定しています。

本物件は、首都クアラルンプールの中心であるクアラルンプールシティセンター(KLCC)地区に位置し、マレーシアのランドマークである「ペトロナスツインタワー」からも徒歩圏の交通至便なロケーションです。事業推進は、E&O社と当社が共同で出資するプロジェクト推進会社が行い、出資比率はそれぞれE&O社51%、当社49%となります。E&O社は、マレーシアの上場企業で、クアラルンプール都心部において高級マンション開発を多数手掛ける地元の有力デベロッパーです。

本プロジェクトは、マレーシアにおける当社初の住宅分譲事業となります。マレーシアについては、都市のインフラ整備水準が高く、今後人口および富裕層が増加することが予想されています。また、外国人による住宅購入制限が少ないなど、住宅市場規模の拡大が期待できる有望なマーケットであると認識しています。事業推進においては、これまで日本国内で培ってきた住宅事業における開発、販売、運営などのノウハウを最大限に活かしつつ、現地の商慣習に合わせて開発を推進してまいります。


完成予想パース

当社グループのアジアにおける事業については、1972年からシンガポールでホンレオン・グループとの合弁会社(TID社)を通じて40年以上にわたり住宅分譲事業を行っておりますが、4年前から中国における住宅分譲事業をスタートし、現在では上海市、天津市、遼寧省大連市、広東省佛山市などで住宅事業等を展開しております。また、中国の浙江省寧波市でアウトレットモールを2011年に開業しております。

当社グループは、海外事業を成長分野の一つに位置づけ、今後さらに経済成長と都市化の進展により需要が拡大する東南アジアで住宅分譲事業を積極的に展開してまいります。また、商業施設についても、クアラルンプール国際空港においてアウトレットモールを開発・運営してまいります(2014年冬第1期オープン予定)。なお、欧米・アジアにおいて2017年度までに約5,000億円の投資を行うことをイノベーション2017(2012~2017年度グループ中長期経営計画)において策定しております。

以上

計画概要

所在地 マレーシア クアラルンプール ヤップカンセン通り
交通 LRT線「KLCC」駅徒歩約10分
敷地面積 約5,211m2
住宅専有面積 約27,786m2
住宅戸数 256戸
規模 地上38階地下1階建て
スケジュール(予定) 2013年4月    販売開始予定
2013年10月  本体工事着工予定
2016年11月  竣工予定

E&O社について

時価総額約520億円(2013年3月時点)のマレーシアの上場デベロッパーで、ペナン島のEastern & Orientalホテルを買収後リニューアルオープンし、クアラルンプール都心では2007年竣工の「Dua Residency(288戸)」、2012年竣工の「St Mary Residences(655戸)」等の開発を手掛けるなど、クアラルンプール都心の高級マンション開発を得意としている。

位置図


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